1975年秋アニメ おすすめランキングも紹介!
1975年秋アニメ作品一覧
「一休さん」
【声の出演】
藤田淑子 / 桂玲子 / 宮内幸平 / 増山江威子 / 野田圭一 / キートン山田 / 吉田理保子
【あらすじ】
小松天皇の皇子である千菊丸は、母と別れて安国寺の小僧、一休として修行の道に入り、毎朝日の出前に叩き起こされ冷たい水での拭き掃除に泣きべそをかき、暖かいお母さんの懐が恋しくても、夕焼けの空に「お母さん!」と呼んでみる以外にどうすることも出来なかった。そんなある日一休さんは、和尚さんのお供で京の町へ出かけると、町の中へ入る橋のたもとで乞食の少年が役人に京の町の中にいる母親に会いに行きたいと必死に頼んでいた。橋の札には「このはしをわたるべからず」と書いてある。戦乱に家を焼かれ乞食になってしまった者を京の町へ入ることを禁止した札であった。そこで一休さんは、役人が目をそらせた隙にその子と橋を堂々と渡る。「はしを渡ってはいけないというから、はしっこではなく真中を渡ってきました」と。幾度も頭を下げながら人ごみに消えるその子を見送りながら「あの子のお母さんってどんな人かな」と一休さんは思うのであった。野次馬の賞賛の声も聞こえず、一休さんの胸の内は母恋しさでいっぱいであった。
【制作会社】
東映アニメーション
【スタッフ情報】
製作:今田智憲 / 企画:坂梨港、高見義雄、宮崎慎一 / 製作担当:吉岡修、菅原吉郎 / 脚本:辻真先、田代淳二、大川久男 / チーフディレクター:矢吹公郎 / 演出:今沢哲男、古沢日出夫、山本寛 / キャラクターデザイン:我妻宏 / 総作画監督:石黒育 / 美術設定:影山勇 / 音楽:宇野誠一郎
【音楽】
OP:相内恵「トンチンカンチン一休さん」 / ED:相内恵「母上さま・・・」
【書店員・編集者などオススメレビュー】
「UFOロボ グレンダイザー」
【声の出演】
富山敬 / 石丸博也 / 川島千代子 / 富田耕生 / 沢田和猫 / 八奈見乗児 / 吉田理保子 / 緒方賢一 / 銀河万丈
【あらすじ】
かつてのマジンガーZの搭乗者、兜甲児は、不時着した北海道で、宇門大介という青年と出会う。 宇宙科学研究所の所長、宇門源蔵の息子として平和な生活を過ごしていたが、その正体はベガ星人に滅ぼされたフリード星の王子、デュークフリードだった。だが、ベガ星人の魔手は地球にまで伸びてきてしまった。 全宇宙征服を企むベガ星人は密かに月の裏側に基地をつくり上げたベガ星人は、そこから繰出す円盤獣によって、地球の征服を計画しているのだ。円盤獣と戦い、第二の故郷である地球を守るために、デュークフリード・宇門大介は封印していたUFOロボ・グレンダイザーを発進させ、ベガ星人と戦うことを決意する。
【制作会社】
東映アニメーション
【スタッフ情報】
原作:永井豪とダイナミックプロ
企画:春日東、勝田稔男、別所孝治 / 製作担当:佐伯雅久 / 脚本:上原正三、藤川桂介、安藤豊弘 / シリーズディレクター:勝間田具治 / 演出:小湊洋市、山吉康夫、森下孝三 / キャラクターデザイン:小松原一男 / 美術デザイナー:辻忠直、伊藤岩光 / 音楽:菊池俊輔
【音楽】
OP:ささきいさお「とべ! グレンダイザー」 / ED:ささきいさお、こおろぎ’73「宇宙の勇者グレンダイザー」
「元祖天才バカボン」
【声の出演】
バカボン:山本圭子 / バカボンのパパ:雨森雅司 / ママ:増山江威子 / ハジメ:貴家堂子
【あらすじ】
バカ田大学出身のバカボンのパパの辞書には常識という言葉はないらしい。バカボンのパパを中心に、素直だけど天然ボケの息子バカボン、美人のママ、天才のハジメちゃんといったバカボン一家と、近所の人々とが織り成す非常識な日常が繰り広げられる。
【スタッフ情報】
原作:赤塚不二夫
脚本:金子裕、吉田善昭、山崎晴哉 / 演出:御厨恭輔、高屋敷英夫、さきまくら(出崎統)、吉田茂承 / 作画監督:芝山努(前期)、北原健雄(後期) / 美術監督:小林七郎 / 美術設定:男鹿和雄、水谷利春、清水一利、白坂のり子、松平聡 / 撮影監督:若菜章夫(前期)、小林健一(後期) / 編集:東放制作 / 音楽:渡辺岳夫
【音楽】
OP:コロムビアゆりかご会、グリーンピース、雨森雅司「タリラリラーンのコニャニャチワ」 / ED1:コロムビアゆりかご会、こおろぎ'73「パパはやっぱりすばらしい」 / ED2:こおろぎ'73・コロムビアゆりかご会「元祖天才バカボンの春」