きゅんしばさんがつけた評価
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一気読みし、号泣でした。
学校行きたいのに行けない、友達と遊びたい、勉強出来るようになりたいと毎日葛藤している作者さんの気持ちが丁寧に描かれていました。不登校の苦しみがとても伝わってきた。
作者さんにとって得意で好きなことが漫画で、好きな事と出会うこと、学校だけが全てじゃないと読後に感じました。でもそれを認めるのには時間が必要なんだと感じた。
自分自身も勉強が出来なかったし、落ち着きもなく、何も考えておらず、学校が楽しいとあまり感じなかったし、まさに義務で行ってただけ。
学校、社会では特に他人と同じであること(普通という言葉がよく使われる)が求められる。
多様性を認められるようになるには、子供ではなく、大人がまずは変わるべきだと痛感しました。学校の先生方については、まぁ振り幅がスゴイなと作品からも自分の過去の先生方にも感じている。
読む人により捉え方はもちろん違ってくると思いますが、たくさんの方に読んで頂きたいと久しぶりに思った一冊です。(閉じる)
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