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少女マンガ
愛すべき娘たち 1巻
1巻完結

愛すべき娘たち 1巻

519pt/570円(税込)

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作品内容

「女」という不思議な存在のさまざまな愛のカタチを、静かに深く鮮やかに描いた珠玉の連作集。オトコには解らない、故に愛しい女達の人間模様5篇。

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作品ラインナップ  全1巻完結

  • 愛すべき娘たち 1巻

    519pt/570円(税込)

    「女」という不思議な存在のさまざまな愛のカタチを、静かに深く鮮やかに描いた珠玉の連作集。オトコには解らない、故に愛しい女達の人間模様5篇。

レビュー

愛すべき娘たちのレビュー

平均評価:4.8 64件のレビューをみる

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高評価レビュー

刺さって刺さって刺さりまくった
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ とにかく心に刺さって刺さって刺さりまくって泣いた。何がそんなに刺さったのか、うまく説明できない。特に第四話の、登場人物たちが中学生だったころにしている会話は、自分が十代だったころに感じていた矛盾とか違和感をそのまんましゃべってくれてるみたいで、記憶を掘り起こされるみたいな気持になった。
かつて自分が抱いていた夢、想像していた未来と、今の自分の状況を比べたら、その通りにできていたりできていなかったり、後悔とか達成感とかいろいろうずまくけれど、今この年齢になった自分が読むからこそ感じられる何かがある作品。四話目の感想を中心に書いてしまったけれど、一話目から最後まで刺さるセリフ、シーンが多くてほんとうにすばらしい。絵柄もよしながふみ先生のきれいですっきりした絵が本作でも楽しめる。余白と余韻もすばらしく、いろんな人と感想を語り合いたくなる作品。
「恋をするって人を分け隔てることだ」「母という一人の不完全な女」、あ~、誰かと話したい。
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9件
2022年11月6日
誰もが誰かの娘
最初に登場する「雪子」さんを中心とした、周りの人々のオムニバス5編。
最後の最後、雪子がかけた言葉に「麻里」さんが笑みをこぼしたのが何とも言えずよかった!
相田みつを先生の『育てたように子は育つ』という本のタイトルの言葉が、自分自身を顧みても、育てた子供を見ても、改めてその通りだなぁと思わずにはいられません。
母に「手に職」と言われて育った自分と、「一生できる仕事と自身で稼ぐお金の大切さ」を娘へと語った自分。それは確かに伝わっていたのだと思えるのです。
母が亡くなった日、実家に帰る3時間の道中、小さかった子供たちが引くほどずっと泣いていました。突然の別れが受け入れられず、電話をかけても、もう向こう側で受話器に出てくれる人がいないのだと思う喪失感。
本作では様々な家族の繋がりと絆、娘としての思いなど、どの話も明確な答えなど描かれていません。読者がそれぞれに感じ取るからこその余韻があるように思います。
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2件
2025年1月7日
娘という鏡
初読の時(おそらく20年くらい前?)はあまり面白くなかった。だって、エッチで軽快でグッドルッキングなフランス革命時代のガイたちの話が好きだったんだもん。なんだこりゃ?って思ったよ。でも、今読み返すとジンジンジワジワ涙腺を刺激してしょうがない。電車では読めない。娘は姿形も頭の中身も自分とは違う。でも娘を通して、あの日の母と自分を見るような気持ちになる時がある。ワガママで甘ったれで自信満々でお肌がぴちぴちで髪がツヤツヤの10代の娘が、まぶしくて腹立たしくて愛しい。きっと母もそうだったんだと懐かしくなった。これからも折に触れ読み返したいと思う作品です。
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0件
2025年1月28日
すべての娘たちへ
よしながふみさん2003年の作品です。まるで上質な映画を観せていただいたかのような読後感。私は特に第3話、雪子の中学時代の同級生の話が印象に残りました。現状は不幸ではないけれど、明るい未来が見えるわけでもない主人公の心境がすごくリアルでした。誰しもが知っているこういう気持ちを、的確に表現されてラストシーンには涙が溢れました。オムニバス形式でさまざまな形の人間同士のつながりを見せてくれます。すべての母も祖母も女友達も、みな「娘たち」だったのだなぁ…と思うと、自分の周囲の人たちを見る目が少し優しくなれる気がします。
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2件
2017年6月2日
娘を一人の女性として育てていくコト。
学校の先生は教育のプロだけど、世の母親は皆、教育の素人。それが子を育てようとする時には、我が母を手本、あるいは反面教師にして子供を育てるしかないのだよ。母は犠牲にするものの大きさで、その愛情を測られる哀しい生き物でもありますね。我が身とよく似た分身でありながら、娘を一人の女として育てあげる事の難しさを、よくぞ漫画にしてくれたものよと、感嘆の吐息が漏れました。娘を一人の女性として認めたところで母の子育ては終わり、娘は母が一人の女性なのだと気付くことで自立が始まるのだと思います。
いいね
2件
2025年1月9日

最新のレビュー

完成度的には星5つ
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 娘、母、祖母、3世代の「娘」たちのそれぞれが描かれ、完成度の高さは素晴らしいです。
ただ、リアルすぎて、そのリアルさに気持ちが沈んでしまった。
祖母のしたことが、ひどいと思うんですよね。祖母は、自分のコンプレックスを弱い立場である我が子に押し付けて自分の鬱憤を晴らしていたに過ぎない。これは、個人的に「親としてしてはならないこと」の筆頭にあたると思っています。けれども作中でこの祖母には何の罰も与えられない。孫に軽蔑もされず、人はそれぞれ弱さもあるって感じでただ許されてしまって、なんとなく平和にまとめられちゃうの。
現実はこんなもんではあるんですよ。祖母に不当な扱いを受けた母、その母の娘は祖母に可愛がられて「お母さんは気の毒ではあったかもしれないけど自分に優しかったおばあちゃんは好きだし」ってなるの。自分の立場がこの母に近いから、せめてフィクションでくらいもう少し報われてほしいっていうか娘に味方してほしいっていうか祖母にバチ当たれっていうか……。
この作者さん、他の作品でもそういう傾向があって、ご本人がおおらかで細かいことを気にしないでいられるタイプなんだろうなって推察します。
描写が上手いだけに、そのおおらかさに「過ぎたことをいつまでも引きずるものじゃないよ?」「復讐は何も生み出さないよ?」って責められている気分になってしまって、読後感がとてもつらかったです。
いいね
3件
2025年4月6日

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