ネタバレ・感想あり愛すべき娘たちのレビュー

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はぁー素敵な漫画だった
2025年3月11日
女性にずっと降りかかる呪いのような。いや、容姿に関してだけいえば、現代では少しずつ、男性にものしかかってきているような。わたしは子を世界一可愛いと可愛がって可愛がって育てたいな。おばあさんにも、おばあさんなりの理由があることは理解はするけどね。
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娘という鏡
2025年1月28日
初読の時(おそらく20年くらい前?)はあまり面白くなかった。だって、エッチで軽快でグッドルッキングなフランス革命時代のガイたちの話が好きだったんだもん。なんだこりゃ?って思ったよ。でも、今読み返すとジンジンジワジワ涙腺を刺激してしょうがない。電車では読めない。娘は姿形も頭の中身も自分とは違う。でも娘を通して、あの日の母と自分を見るような気持ちになる時がある。ワガママで甘ったれで自信満々でお肌がぴちぴちで髪がツヤツヤの10代の娘が、まぶしくて腹立たしくて愛しい。きっと母もそうだったんだと懐かしくなった。これからも折に触れ読み返したいと思う作品です。
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娘を一人の女性として育てていくコト。
2025年1月9日
学校の先生は教育のプロだけど、世の母親は皆、教育の素人。それが子を育てようとする時には、我が母を手本、あるいは反面教師にして子供を育てるしかないのだよ。母は犠牲にするものの大きさで、その愛情を測られる哀しい生き物でもありますね。我が身とよく似た分身でありながら、娘を一人の女として育てあげる事の難しさを、よくぞ漫画にしてくれたものよと、感嘆の吐息が漏れました。娘を一人の女性として認めたところで母の子育ては終わり、娘は母が一人の女性なのだと気付くことで自立が始まるのだと思います。
誰もが誰かの娘
2025年1月7日
最初に登場する「雪子」さんを中心とした、周りの人々のオムニバス5編。
最後の最後、雪子がかけた言葉に「麻里」さんが笑みをこぼしたのが何とも言えずよかった!
相田みつを先生の『育てたように子は育つ』という本のタイトルの言葉が、自分自身を顧みても、育てた子供を見ても、改めてその通りだなぁと思わずにはいられません。
母に「手に職」と言われて育った自分と、「一生できる仕事と自身で稼ぐお金の大切さ」を娘へと語った自分。それは確かに伝わっていたのだと思えるのです。
母が亡くなった日、実家に帰る3時間の道中、小さかった子供たちが引くほどずっと泣いていました。突然の別れが受け入れられず、電話をかけても、もう向こう側で受話器に出てくれる人がいないのだと思う喪失感。
本作では様々な家族の繋がりと絆、娘としての思いなど、どの話も明確な答えなど描かれていません。読者がそれぞれに感じ取るからこその余韻があるように思います。
しんみり
2024年12月20日
なんで?と思う話もありますが、最終話でなんか全部そうだね、と納得させられました。うんしみじみします。物語や漫画はなくても生きられるのかもしれないけど、ある事でとても救われたり、心の栄養になるのだよなぁと改めて思わせられました。
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何度も読む
2024年9月16日
何度読み返しても、じんわり沁みてくるストーリーです。こんな深い心の機微を何故この作家さんはわかるのでしょうか。
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百回読み返そう
2024年8月21日
娘と母の短編もの。
刺さる、えぐられる程刺さりすぎる。
子供の頃の誰かの言葉や環境って王子様の魔法のキスでも解けない。親の願いは魔法にもなるし、呪いにも。
かけられた方も、かけた方も自分で気付けない。
かけた方こそ実は解けない呪いにかかっていたことにも。
良かった
2024年5月12日
大奥を読んで、この漫画家さんの他の作品が読んでみたいと思い購入。とても心が温まり
考えさせられるステキな作品でした。
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女性だからこその
ネタバレ
2023年12月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 傑作!きっとそう。女性ならば感じたことのあるなんかモヤっとしたもの。しっくりこないもの。そんなものやことが描かれています。軸になる人物を据えて、その周囲のエピソード。誰もが結婚するのだという当たり前。当たり前から外れさせない様にする何か。結婚ていうのは一要素にすぎませんが。そういったものと自分とのすり合わせは生きる。その積み重ねが今を作り…。女の子であった、女の子だけじゃなくて、若かりし頃の誰かのお話。きっと、誰もが心に響くシーンがあるはずです。
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素晴らしい
2023年11月16日
今まで読んできた、よしながふみ作品で一番好き。
話しは重いけど最後に少し救われる結末がなんとも言えない気持ちになった。
片手間ではなく、じっくりと時間を作って映画を観るように見て欲しい。
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絶品
2023年11月14日
なんか泣ける。色んな人たち、色んなカップル、色んな家族、色んな親子。自分の知らない色んな事情。何気ない日常を淡々と。味わい深かったです。
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昔、母を亡くした頃に読んで泣きました
2023年11月8日
己の母は早世してしまったので、大人対大人でやり取りする娘たちが羨ましく、同時に己の中に生きる母の記憶にいつも助けられ慰められ生きてる。
歳をとる度にしまわれていた記憶がふわっと降りてきて、懐かしくし穏やかな気持ちになります。
娘たちは、誰しも愛すべき存在です。
会社の新人も後輩もみんな娘のように大事に関わると可愛いですね。しんどい時は、ちゃんと助けてって言いなさいって伝えるのがお仕事です。
ある母娘を軸に描く5編のオムニバス
2023年7月15日
笑わされ、泣かされ、納得させられる。読み終われば、一人の女性の人生を旅した様な不思議な感覚を味わえる。205頁の連作集、お薦めです。
毒や苦味や共感が少しずつ混ざって
ネタバレ
2023年6月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者様の最新作がとても良かったので、買ったまま読めていなかった本作を読了。ユッコを中心とした主に女性メインのストーリー。若い役者の男の存在が効いていた。前後編として中盤に収録されていた話が、読みごたえ・満足感ともにお気に入りです。私自身が娘だった頃、学生だった頃、親になった現在…共感もありました。私生活が鬱々としているので、明るく楽しく読むことができました。
全ての女性への優しい視点
2023年3月13日
再読。娘と母親の物語で有ると同時に、全ての女性への応援歌の様な心温まる作品。
私の母は、幼い頃に実母から「不細工」と言われて続けて(←酷いなあ)育った人なので、登場人物が母と重なりました。
祖父の言葉を守って生きる女性の話は、父親の教えを大事にしている私には共感するところが多かったです。
客観的に見たら、愚かだと思われがちな女性も含め 様々な女性達の生きる姿が全て切なく とても愛おしい。女性は皆、愛すべき娘たち なんだろうなあ。作者の優しい視点が胸にしみました。
少しだけ不器用な様々な女性たち・・・感動
2023年1月30日
少しだけ不器用な様々な女性たち・・・悩み、もがき、でもそれぞれが前向きに進んでいく。アンソロジー形式で様々な姿が描かれていますが、ひとり一人に共感を覚えました。一話一話、感動が積み重なり、自分も頑張って生きていこう、と、力づけられました。
やっぱりすごい
2023年1月15日
人間のこころの機微を物語で伝えてくれて絵ももちろん美しくて、漫画であるのに映画ように見せてくれる。こんなにのめり込んで読んでしまう。大人になっても大人ぬなれない、全ての大人にオススメです。
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読みやすい作品
2023年1月12日
大奥や昨日何食べた?を読んで、セリフ、文字数が多く電子で読んでいる身の私は読みづらく途中脱落、よしながふみ作品は紙本や映像むきかな?と思っていましたが、この作品は一般女性のありそうで理解できる感情が描いてあり、文字数はそこまで多くなくすんなり読めました。よしながふみ先生は感情を言葉で表すのが上手いのでしょう、だから認められているのだろうなと、改めて感じました。
電子で買い直し満足
2023年1月3日
紙で買って何度も読んだのですがいつの間にか散逸していたので電子で購入しました。久しぶりに読んだのですがやっぱりすごく良かったです。よしながふみさんが描く「女」の、あけすけで愛しくさわやかなのがとても好きです。
心に突き刺さる
2022年12月28日
オムニバス形式で様々な助成が出てきます。
だいぶ前に紙で読んで衝撃を受けた作品です。
今、読み直すと更に深く心に突き刺さります。
中学時代の友人に父親からの辛い経験をサラリと
告白されたら…。私もキチンと受け止められない
だろうなぁ。大人になって、あれって…もしや…
と思い起こしても聞き直せなくて…となると
思う。それぞれの選択が幸せに繋がりますように。
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刺さって刺さって刺さりまくった
ネタバレ
2022年11月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ とにかく心に刺さって刺さって刺さりまくって泣いた。何がそんなに刺さったのか、うまく説明できない。特に第四話の、登場人物たちが中学生だったころにしている会話は、自分が十代だったころに感じていた矛盾とか違和感をそのまんましゃべってくれてるみたいで、記憶を掘り起こされるみたいな気持になった。
かつて自分が抱いていた夢、想像していた未来と、今の自分の状況を比べたら、その通りにできていたりできていなかったり、後悔とか達成感とかいろいろうずまくけれど、今この年齢になった自分が読むからこそ感じられる何かがある作品。四話目の感想を中心に書いてしまったけれど、一話目から最後まで刺さるセリフ、シーンが多くてほんとうにすばらしい。絵柄もよしながふみ先生のきれいですっきりした絵が本作でも楽しめる。余白と余韻もすばらしく、いろんな人と感想を語り合いたくなる作品。
「恋をするって人を分け隔てることだ」「母という一人の不完全な女」、あ~、誰かと話したい。
心に沁みました!
2022年7月30日
大きな事件があったりするような話ではありませんが、心に沁みました。
人生の、裏にあるものを見せてもらいました。
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読ませる
2022年4月8日
よしながふみ作品はどれも読ませるものですが、こちらも秀作な短編です。人は表裏必ずあるもので、それを重すぎずかけてしまうのは素晴らしいです
自分も
2022年1月7日
本当は愛されてる娘だったのかしら…
私の母との関係は、母が認知症を深く患ったため
答えがでないまま
自分の気持ちのやり場もなくなってしまった事を思い出してしまった

自分も母親なクセに娘との関係にも間に国境がある様な感じだし

子供の頃に憧れ母にも求めた「完璧なお母さん」って誰にも遠い目標なのねと共感出来る人間臭さの素敵なお話でした
娘として母として
2022年1月3日
高校生の娘がいます。娘に向ける眼差しや言葉を温かいものに変えて行こうと思いました。また母のことも思い返しました。そして繋がる想いを再確認させられました。ぶつかり合うこともある母と娘ですが、そういう関係からも学んでいます。よしなが先生の作品大好きです。娘がいる方にも、娘である方にもしみいる作品だと思います。
女であるということ 娘であるということ
ネタバレ
2021年3月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一番最初に読んだよしながふみ作品で一番好きです。かつて一人の娘であった様々な世代の女性を描いたオムニバス作品です。主人公・雪子が大好きだった母・麻里が年の離れた元ホストと再婚したことに違和感を抱くものの最終的に一人の女としての母を受け入れるまでの過程が丁寧に描かれて静かに心を動かされます。雪子の友人でアセクシャルの女性の話も忘れがたいです。
「スゴイ」のひと言です。
2021年2月5日
うまい作家さんだから、スパーッて、クチあたり良く読めちゃうけど、人生が詰まってる、しかも濃いヤツ、たぶん7人分ぐらい。。。これ、しばらくすると自分の中で発酵して、きっと何か来るよ、何が来るか判らんけど。。。金を払っても誰か他人に読ませたい感じ。。。あ、これ商売になる。シーモアさん新メニュー案ですよ、「布教用」、どうでしょう?ww。。。ドラマ化しましょうドラマ化、NHKがいいな、クチ当たり良いけど重く響くの作ってくれそう。
人は表面だけではわからない
2020年9月25日
人間関係ってとても複雑です。
その人が何を考えてその行動に至ったのか、別の側面から考えてみる事が必要だな、と思います。
個人的にお母さんの話に共感するのですが、そういう考えもあるのか~と少し救われました。
じんわりほろり
2020年9月24日
母と子の微妙な関係が繊細に描かれていて、ほろりときます。読んでよかった!
娘たちの歩む道
2020年7月22日
育った環境も価値観もまったく違う女性たち、それぞれが自分の道を選んで歩んでいく様子に、誰が正しくて間違っているなんて評価できないと感じました。主人公とお母さんの話はもちろん、同級生のさや子さんの物語は、共感こそしづらかったですがその生き方がなぜか強く心に残りました。よしなが先生の人間描写、ここに極まれり!
良かったです
ネタバレ
2020年7月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ お見合いの回の結末に意表を突かれましたが、納得いくものでした。
ただ最後の見合い相手も素敵な人だったので、その後良い人に巡り会えたらと思いました。
無意識に
2020年6月24日
母になるからこうじゃないといけないって思っていた部分があったのでモヤモヤしたのがスッキリしました。
泣ける
2020年5月3日
初めてよしながふみさんを知った作品。個人的に重なる部分があり、涙なしでは見れないです。色々な女性が登場しますが、一人一人の感情の奥底をどうしてこんなに掘り下げられるんだろう…と不思議です。
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みんな一人の女
2020年1月29日
母親との確執が自分と重なりうるっときました。
良作だと思います
作者さん買い!
2019年9月3日
自分自身が実母とうまくやっていけてなく、実母から自立出来てなかったんだなあと改めて思いました。
実母も祖母とはいろいろあったかもしれないです。
こういう作品を描ける作者さんの感性が好きです。
表紙に惹かれて買いました
ネタバレ
2019年8月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙の女性、雪子さんがずっと出てきます。中でもシスターになる話が、こんなきっかけでなる人がいるのもいいな、と思いました。修道院でも好かれそうだし、慈善事業を積極的に行うとか、カトリック系の学校にもいてほしいとか、ゆくゆくはカリスマシスターになるとか、想像が膨らみました。
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よしながふみのすごさ。
2019年8月16日
よしながふみさんしか、描けない世界観。
女性からみた、ちょっとダークな感じや、くすりと笑える会話や、ちょっとした笑いや。。。頭のよさを感じます。
じわじわきました
2018年10月31日
まず一話見て、お母さんが娘の背中を蹴る場面があるんですが、DV的な蹴りじゃないにしても、正直もうその時点で、この母親の居る家から離れない娘が理解出来なかった、私は。はよ実家出ろよと。でも、最後まで見て、なんというか…じわじわきました。うまく書けなくてすみません。 星は5つ。
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秀作
ネタバレ
2018年9月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 色々な価値観の女性が出てきます。
穏やかな視点で表現されていて、良品な小説を読む様でした。
ひとつだけ、あの女子大生の視点が無かったのが残念。
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作家買い
2018年5月14日
こちらも素晴らしかったです。
共感できる部分と同じ女性だからこその嫌悪感を良い加減で楽しむ事が出来ました。この手の作品は身につまされ過ぎてイタさしか残らないのも多いのであまり読まないんですけど、よしながふみさんは暖いけど良い意味で冷めた視線というか…御本人もサッパリした性格の方なんじゃないかな?と勝手に想像しています。
綺麗でした
2017年6月5日
とても綺麗で可愛らしい作品だと思います。心が合われるように見ることが出来るかと
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連作短編集
ネタバレ
2017年6月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 人それぞれ残るシーンがあると思うが、わたしはシスターになった女性が言う『恋をするって人を分け隔てることじゃない』というシーンに恐ろしさを感じた。『特別』ではなく『分け隔てる』。こういう言葉で表現できるよしながさんの感性に脱帽。
すべての娘たちへ
2017年6月2日
よしながふみさん2003年の作品です。まるで上質な映画を観せていただいたかのような読後感。私は特に第3話、雪子の中学時代の同級生の話が印象に残りました。現状は不幸ではないけれど、明るい未来が見えるわけでもない主人公の心境がすごくリアルでした。誰しもが知っているこういう気持ちを、的確に表現されてラストシーンには涙が溢れました。オムニバス形式でさまざまな形の人間同士のつながりを見せてくれます。すべての母も祖母も女友達も、みな「娘たち」だったのだなぁ…と思うと、自分の周囲の人たちを見る目が少し優しくなれる気がします。
どうしようもないけどもどかしい
2017年6月1日
母親には母親の人生があり、娘には娘の幸せがある、としみじみ思います
母親も娘だったし、娘も母親になる
和解を求めずに心に傷を持っていてやりすごしながら生きていく
子供には世界一かわいくて愛されているって実感を持たせないと歪みがでるのかな
ヤバイ!w
2017年5月28日
面白いよすごい、さすがよしながふみさん…ヤバイ…読みたい…>< はい、立ち読み分だけなんですがすっごく良かったです!!!
素敵な話
2017年5月20日
どの話も素敵でじんわりする感じでした。また短編集ですけど、他の話にでてきたキャラクター達がでるので一話より一冊丸々楽しめました。
どれも素敵なお話でした。
2017年5月19日
短編集ですがスピンオフみたく繋がっています。絵も綺麗です。物語もしっかりしていて共感できるところや惹かれるところ、もどかしくなるところと、人間臭さと言いましょうか。とてもいい味、いい作品でした。幸せはどこかにありますね。
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胸の奥が「ぎゅっ」 っとする
2017年5月17日
これは短編集です、読み終わってから切ないとかじゃない。甘い恋愛ドラマみたいに「きゅーん」ってしない…だけど胸の奥が「ぎゅっ」ってなる。物凄く「ぎゅっ」って痛かったりしてしまうお話、よしながさんの心理描写には感服&完敗(^_^;)この作家さんはどんな人生を歩んで来たのだろうと考えてもしまいました、説明は要らないかも読んでみて下さい。
心がちくちくする作品
2017年5月15日
登場人物たちがみんな心に何かを抱えていて、それでも生きていく姿に心がちくちくする素敵な連作。シリアスなのにユーモアに溢れていて何度も読み返したくなります。
母と子と友と
2017年2月16日
様々な視点から描かれる、オムニバス形式の短編集です。
どの登場人物も、どこにでも居そうな人達。どのお話も、ちょっとだけボタンを掛け違えた様な関係性。なのにどの話もどの登場人物も暖かく、読後に妙な余韻が残ります。
描くよしなが先生の、人間性がそうさせるのだと思います。男性も女性も、母も娘も、勿論友達も。
身の回りに居る人達が、すべからく愛しく思える作品です。
感動しました
2017年2月2日
読み終わってからぼんやりしてしまうくらいストーリーに重みがありました。世界観が素晴らしい作品です。
いい!
2017年1月18日
親子、友達、女同士の独特の関係性と言うか、そういうのがさらっと描かれていて、ふっと読み返したくなる作品です。
よしながさんのファンです
2017年1月17日
とても良い。母と娘って、色々ありますよね。いろんな家庭があって、いろんな関係がある。少しですが想像力を持てるようになったと思います。
母と娘
2016年1月13日
母に対して、厳しさがなくて辛辣さがなくて、とても視線があたたかくて優しいけれどちゃんと自立している娘たち。 よしながさんの人間性が素晴らしいから、こんな素敵な作品ができたのではないかと感動。 サラッと読めてしまうけれど、様々なシーンごとに深く心に残りました。
名作
2015年12月17日
よしながさんの作品はジャンル問わずほとんど読んでいますが、この作品は名言ばかりの名作。大人の女性にお勧めです。
淡々と控えめに語られる自分の事のような話
2024年3月19日
誰か知り合いの話を聞いているようなリアリティですが、本当に知り合いの話のようで、漫画のような、と言われるドラマチック展開になりそうでならないので、人によっては物足りないかも。
淡々と味わいがあり、演出が印象的ではあるけれど、印象に残る話がない。3人が仲良し中学生だった話は好きでした。
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紙版で読みました
ネタバレ
2022年10月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 個人的には買って良かったという爽快感のある話ではなかったと思うのですが、安くなったら電子でも読みたいです。
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作者買いしました
2020年2月15日
女の人が主人公だとどんな漫画を描かれるのだろう、という興味で購入しました。面白かったです。
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良き
2019年12月31日
女性ならではの良いところも悪いところも上手くキャラに落とし込んでおり面白い。読み終わった後すっきりした気持ちになりました。共感できるとこも出来ないところもありつつでも面白い。
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流石のセンス
2019年9月2日
作者さんの言葉選びのセンスが好きです。
ドキっとしたり感じ入ったり、考えさせられる。
独特の世界観と相まって、心にじんわりと染みました。
色んな人の視点から話が出来ていて、母娘も距離の近しい他人なんだなと感じました。
お見合いの女性の話が好きです。
なかなか
2017年6月6日
初めて読んだけどなかなかおもしろい。
続きがきになる展開なのでこれから楽しみにしてます
完成度的には星5つ
ネタバレ
2025年4月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 娘、母、祖母、3世代の「娘」たちのそれぞれが描かれ、完成度の高さは素晴らしいです。
ただ、リアルすぎて、そのリアルさに気持ちが沈んでしまった。
祖母のしたことが、ひどいと思うんですよね。祖母は、自分のコンプレックスを弱い立場である我が子に押し付けて自分の鬱憤を晴らしていたに過ぎない。これは、個人的に「親としてしてはならないこと」の筆頭にあたると思っています。けれども作中でこの祖母には何の罰も与えられない。孫に軽蔑もされず、人はそれぞれ弱さもあるって感じでただ許されてしまって、なんとなく平和にまとめられちゃうの。
現実はこんなもんではあるんですよ。祖母に不当な扱いを受けた母、その母の娘は祖母に可愛がられて「お母さんは気の毒ではあったかもしれないけど自分に優しかったおばあちゃんは好きだし」ってなるの。自分の立場がこの母に近いから、せめてフィクションでくらいもう少し報われてほしいっていうか娘に味方してほしいっていうか祖母にバチ当たれっていうか……。
この作者さん、他の作品でもそういう傾向があって、ご本人がおおらかで細かいことを気にしないでいられるタイプなんだろうなって推察します。
描写が上手いだけに、そのおおらかさに「過ぎたことをいつまでも引きずるものじゃないよ?」「復讐は何も生み出さないよ?」って責められている気分になってしまって、読後感がとてもつらかったです。
よしなが先生の真髄を見た
2021年7月18日
世界観はすべて同じなのですが毎回主人公の女性が変わります。登場人物1人1人のキャラクターが濃くて意志の強さが魅力的でした。
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リアル…
2017年9月9日
リアル過ぎて読んでて疲れました。
高レビューで選んで購入しましたが、女の悪い感情もガッツリで…
よしながふみさんでも
ちょっと買って損しました。
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作家名: よしながふみ
ジャンル: 少女マンガ 恋愛
出版社: 白泉社