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作品内容

黒羽組組長・黒羽斉彬との関係を最愛の姉が気づいていると知り、思っていた以上にショックを受け、打ちのめされてしまった鵙目隆之。そんなところへ黒羽の元恋人という女性が訪ねてきて、足の傷の癒えない黒羽に現夫の病院での治療を勧める。複雑な心境の鵙目を鳩子やマサル、妖しく想いを寄せる前田らがさらに悩ませるが、追い打ちを掛けるように、警察幹部の地位にある鳩子の父親の差し金か、男鹿という謎の刑事までが鵙目の前に現われる…。自分自身から逃げ出したくなった鵙目だが、その身体には原因不明の発疹が…!? おなじみ極道ロマンス第3弾!

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レビュー

黒羽と鵙目のレビュー

平均評価:4.5 19件のレビューをみる

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高評価レビュー

古き良き…いえ、今もなお良きヤク◯BL
9巻を一気に読み終えました。よく「古き良き…」などと言いますけど、言い方によっては「今」を保証するものではないと思うんです。そういう意味では「今も十分に通用するし面白い」作品でした。確かに途中まで(3巻あたり?)10年以上も前の作品なので仕方ないけど、事実として古い情報が多くて時代を感じました。例えば「世界の人口50億」は、興味深くて調べてしまいましたが、2022年11月時点で世界人口は80億を突破したそうです。そういう時代の流れとして仕方ない部分では古さを感じましたけど、他は良い意味で(アンティーク的な)昔っぽさが良かったです。下手に使うとただの親父ギャグになりそうなセリフも、ウィットに富んでいたようにさえ感じました。「あいにく物差しは持参してなかったから、伸びていても測れなかった」というセリフ…ちゃんと定規と物差しの違いを理解して敢えて物差しを使ってるんだよなぁとか。「目線だろうが二車線だろうが三味線だろうが関係ない」とか、上手いこと言うなぁと笑ってしまった場面が何回もありました。ちなみに、親父ギャグ如何の線引きは「子供が笑うか笑わないか」だと思っています。主人公の年齢も35くらいと、今の感覚で言ったらオジサンかもしれませんが、ヤク◯の組長が二十代というのは絵面としては良いでしょうけど説得力や現実感には欠けるような気がします。そういう面まで考えると、よくできた設定だと思います。特に9巻ラストで鵙目が自分で自分の肩を傷つけて言うセリフにはグッときました。あのセリフは生半可な人物や若者からは絶対に出てこないと思います。だからBL(ボーイズラブ)というよりML(メンズラブ)な気がします。登場人物が多岐に渡る上に、それぞれキャラが濃いのに挿絵がないので人物関係の把握が大変ですけど、4・5巻くらいからどんどん面白くなってのめり込んで読んでしまいました。最後はきれいに終わっていて、でも読み足りないです。完結表記はないけど…完結なのかな。凄く残念です。まだまだ世界観に浸っていたい、それぞれのその後を知りたいと思う作品です。皆さんにオススメしたい作品ですけど、人によっては地雷となる設定があるので、不安な方は他のレビューを参考にしてみて下さい。
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2件
2023年2月6日
キャラと世界観にしびれる
以前ノベルズ版を手放し、今回、文庫バージョンを電子版で買い直しました。
ノベルズ版の第1巻の発売は1996年。
ヤクザでフェロモン垂れ流しの色悪の攻め・黒羽と、研ぎ澄まされた日本刀のごとき佇まいだが丁丁発止のやり取りで一歩も引かない受け・鵙目の、心情について多くを語らない唇と、相反する雄弁な眼差し、体。痺れる人物像と世界観で当時大人気を博し、後年似た作品が続々登場したことからも如何に人々の想像力を掻き立てたシリーズであるかが窺えます(主人公達の掛け合いから脇役までプチ黒鵙ワールド?と心踊る「真昼の月」、ノベルズ版第3巻の表紙のtransfer?と胸ときめく「VIP」等々、あわせて読むと楽しい)。
出来事を通じて変化していく互いの関係や、それをどう思うのか本心を探りあわずにいられない心情を、語りすぎない情況描写や行間から読み取り味わうのが好きな方にお薦めしたい!
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11件
2021年5月25日
魔性×男気=鵙目
紙→電子でかなり久しぶりの再読。公衆電話には時代を感じつつ、他は意外と大丈夫でした。鵙目はトラブルの絶えない人生で、不器用。優しいからかも?そこも魅力なのか、魔性で美形でケンカが強くて男気溢れまくり。ついでにシスコン。
「男殺しか……」、「向こうが勝手に死ぬンだろう?それでもおれが殺したことになンのか?」→なります!鵙目は無自覚に老若男女モテモテ人たらしです。
斉彬は強引すぎで鳩子は図々しい。安藤兄弟も中々傍迷惑。皆もっと遠慮したり話し合うべき。そしてBL界では珍しいタイプ?の前田と癖のあるキャラが多数登場。一番まともなのはしずか?男鹿も良いキャラですが、鵙目に落ちたのか気になります。
真珠入れたり監/禁したり強引にやったり、嫉妬もしまくり。そんな愛が重たい斉彬が好きな鵙目も、かなりの物好き。表紙イラストの石原理は確実に昔の絵柄の方が色気があります……。
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2件
2019年5月21日

最新のレビュー

色褪せない
ヤクザBLがお好きなら避けては通れない作品。しかもカバーが石原先生ってのも最高にクール!
傲岸不遜で色気ダダ漏れ、下品で変態なのに鵙目に一途なヤクザ組長・黒羽と喧嘩が強く漢気もあり、男を変な気にさせる美貌を持つバーテンダー・鵙目のお話。
鵙目の漢気がそうさせるのか、とにかく厄介事が数多降りかかり1話ごとに様々な困難が押し寄せます。多彩な人物登場で人間模様が複雑ですが各キャラが立っているので混乱はありません。途中から黒羽と鵙目のお話は?と迷子になりますが、6巻以降は一気読みするほど面白くなり2人の絆も深まっていくので終わりよければ!です。
黒羽の鵙目に向ける深い愛も鵙目の黒羽に向ける意地っ張りも徐々にクセになり、丁々発止のやり取りにクスッとしたり不穏な事件にハラハラしたりと中弛みは一切なし。女性も多く登場しますが嫌悪感はありません。思わず膝を打ちたくなるラスト、黒羽の賢さ手回しの良さに痺れました。古さを感じさせない、色褪せない作品です。
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5件
2023年4月24日

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