小説家になろうから書籍になった中では当たりだと思う。
とはいえラノベとして特別良いというわけではなく、文章が読みやすくなって、書き下ろし分もおもしろく、他のなろう書籍化でよくある悪い変化が無いという意味で。
そして作品の魅力として、
絵がきれいで良い。
話は驚きはまったくないが、予定調和とでも言う感じの安心感があり、ゆったりとした雰囲気でシリアスが苦手でも楽しめると思います。
※レビューで低評価を見て「わかるわ〜」と思ったので2017/10/31追記
ただ、自分としてはこの表現は個性でもあると思うので、作者の表現を許容できるならそこそこ楽しめると思う。なので迷ったなら立ち読み推奨。
2019/03/11追記。
これは賢者の弟子を名乗る賢者を読む当初からの意見ですが。
ストーリーは☆3.4 文章は2.5。 また言葉のチョイスが大げさあるいは極端であり、明らかにおかしいが前後の文からニュアンスは一応伝わるからまあいいかといったところ。 キャラの魅力はあまり。ストーリーはそこそこで、世界の謎も作り込まれてる感じはしますがいまいち興味をそそられません。ならなぜ読むのかというと、世界観がかなり好みで、それでもweb版では読まない方に傾いていたのを、基本は変わらないけれど編集者が入ることで文章がマシに、微妙な差ではあるけれど読める方に戻った感じです。その差が自分にはかなり大きなもので、丁度ストレスの有り無しに成るモノだったと。今は書籍版しか読んでいない状態です。
ココからは10巻ネタバレ//
新刊の書き下ろしについて。ワントソが呼び出した理由とは別にピンポイントで都合の良すぎる能力を持っていたり。はじめから2つ必要だとわかっているのになぜか1つだけ使う、白い果実が効果を発揮しているのに話を盛り上げるためになぜか鎖を解除するという謎など。主人公がやらかしたとか想定よりも…な話にするならそれはそれでいいと思うし、別に話の流れはかまわないのですが、補足やら理由付けが無いのが×。あとこの巻に関しては特に重複した描写が多かったので担当者は全然仕事していないと思う。
☆は前と変更なし
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