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Dear,MY GOD
1巻完結

Dear,MY GOD

600pt/660円(税込)

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作品内容

「アンタを俺のつがいにするよ」青年(かれ)はただ、教えのままに罪を犯す――。カルト宗教に心酔している若者・リブを救おうと教団に乗り込んだ神父のロースだったが逆に捕われ、監禁されてしまう。「つがいになれば、2人とも救われる」そう盲信したリブは、ロースにドラッグを飲ませ朦朧とする彼をむりやり犯すのであった。教えを一途に信じるリブが不憫になり、ロースは甘んじてその関係を受け入れるが…。カルト信者×聖母系神父。2人の行く末を祈りながら読む、魂の救済BL。●同時収録「はなばなし」拾った鉢植えが人間に…。見覚えのあるその顔は? 不可思議な同棲デイズ。

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作品ラインナップ  全1巻完結

  • Dear,MY GOD

    600pt/660円(税込)

    「アンタを俺のつがいにするよ」青年(かれ)はただ、教えのままに罪を犯す――。カルト宗教に心酔している若者・リブを救おうと教団に乗り込んだ神父のロースだったが逆に捕われ、監禁されてしまう。「つがいになれば、2人とも救われる」そう盲信したリブは、ロースにドラッグを飲ませ朦朧とする彼をむりやり犯すのであった。教えを一途に信じるリブが不憫になり、ロースは甘んじてその関係を受け入れるが…。カルト信者×聖母系神父。2人の行く末を祈りながら読む、魂の救済BL。●同時収録「はなばなし」拾った鉢植えが人間に…。見覚えのあるその顔は? 不可思議な同棲デイズ。

レビュー

Dear,MY GODのレビュー

平均評価:4.5 133件のレビューをみる

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高評価レビュー

神に救済されない救済のお話
神父のロース、新興宗教に洗脳された盲信者のリブが出会う。いきなりヘビーなスタートで、リブは洗脳されていて救済なんて出来そうもない。しかし、神父のロースはどうにかしようと手をさしのべる。最初は職業柄の義務感からだったけど、リブを知るうちにロースも次第に変わっていったように思う。警察へ告発し、リブを解放してからは更に個人的な感情が隠しきれてないように見える。ただ、リブは神様を転々と変えては盲信することで生きてきたので、自分で考えるより全て指示してくれる神様を欲しがる。その方が楽だから(自分で考え行動するのは堪らなく不安なんだろう)過去のリブの神様や頼りにしてた相手も指示をくれる人だったし(おそらく姉ですら)終わりに、リブは自分から望みを口にして『どうやったら好きになってもらえる?』って聞いてるけど、ロースはそれには明確な解答をせずにいる。たぶん、答えは自分自身で見つけるものだからだ。そのシーンでロースが本当にリブを愛してるんだなと伝わってきて『尊い』ってなった。書き下ろしではリブにもっと広い世界を知るように促し、学ぶ機会を提示してるけど、最後のロースの一瞬の躊躇いに恋慕の情を感じた。自分がその気になれば一生そばに置くことも簡単だけど、それをしないのは、広い世界を知り自分で考えて答えを出して欲しいから。神様じゃなく、リブ自身の答えが聞きたいから。全て知った上で自分を選んでくれたら嬉しい。それがロースの愛し方で、信仰で、エゴなのかな、と。本人の希望にかかわらず、自由を与えて選択させる。1番優しくて誠実だけど、1番厳しい!リブへの最後のロースのささやかな望みが切なく染みます。リブが自分で答えを導き出せますように祈りたい。2編目は不思議なお話。この作者様の、地に足着いてる筈なのにどっかに連れ去ってしまいそうな話運びは何だろう。呑気に歩いてたらいつの間にか薄闇に掻っ攫われる。闇じゃなく薄闇ってとこがポイント。ちょっと不安だけど地面見えてる感じw最終的には色々あったけど幸せ~が基本なので、安心して読んで欲しい。セール中!
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6件
2022年2月12日
不思議な世界に迷い込んだ気分
今まで読んだ朝田作品の中で、一番強烈な世界観かもしれません。2篇収録されていますが、どちらも『神』にまつわる話です。
タイトルに皮肉な感じがしたのは、私だけでしょうか…

1作目は、カルト宗教にどっぷり心酔してしまっている青年・リブと、リブを救おうとする神父の物語です。何度も違う神に救いを求めて、希望を裏切られたリブには、神が全てなんですね。洗脳されたカルト宗教でさえ、妄信的になれば疑いもせず、神というよりは導師の教えが正義であり、絶対的なものであり、それに背く事は罪なようで何も耳に入らない。そういう信者を救う事は並大抵の事ではなく、ロースの献身的な救いは彼に届くのか?
ロースに心を許したリブだけど、やっぱり神を崇めるようにロースを見るリブ。ただ神を信じる事だけで、それが心の幸せであり、安寧の地であるなら、それはそれで幸せなんでしょうけど、社会生活に支障を来たしたり、犯罪を犯罪と思ってない事が問題なんですよね。妄信的ってのが怖いです。
リブに目を覚ますように寄り添って来たロースですが、最後リブの問いかけに一瞬間があったのは考え過ぎでしょうか…
広い外の世界を知って、自分を取り戻せたらいいなと祈るばかりです。
2作目が、めちゃめちゃ面白かったです。これは好きーっ。この2作目が不思議な世界ですけど、いいお話で感動しました。
酔っ払った勢いで鉢植えの花を持ち帰ったリーマン・ハナ。翌朝、目が覚めたらその花が会話をしだして…
いやぁ、これは読んで欲しいです。よく出来た素敵なお話です。ぜひ、ぜひ。カルトの話からこちらに移り、疲れが癒されました。面白かったぁ。
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21件
2021年8月15日
神様にまつわるお話×2編
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ カトリック司祭のロースが町の店に買い物に行き、強盗と鉢合わせします。追いかけて捕まえてみると、リブと名乗る少年はまだ17歳で、強盗はカルト教団のリーダーに命ぜられての所業であることがわかります。リーダーに心酔しているリブを何とか救い出したくてロースはリブを追いかけますが、ロースは、違法薬物の匂いが充満するアジトに拘束されてしまうのでした。ロースと共に幸福の地に行きたいと願うリブは、その為にロースを番にすると言い関係を持ちます。幼い時から様々な宗教を遍歴してきたリブの幼さと愚かさが痛々しく胸に刺さります。同時にその一途な憧憬が人を神にしてしまう恐ろしさも秘めているという、なんとも言えない後味の作品です。『はなばなし』酔っ払って閉店した花屋の仕舞い忘れた花鉢を持ち帰ってしまったハナは、翌日その花に話しかけられてビックリします。神様に話せるようにしてもらったと言う花とハナは、結構話も合い楽しく過ごします。おまえが花じゃなくて人間だったら親友になれるのに…なんて飲みながら喋っていたハナは、目覚めると今度は花が人になっていて、またまたビックリするのでした。着地点が見えなくて展開にワクワクする短編てす。
いいね
1件
2023年4月8日
すっかり朝田先生のファンに
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙の、短髪、且つ何かしら背負っていそうなリブの影のある表情が、どストライクで、初めての作者さんですが購入。結果、好きな作者さんが一人増えました!
あまあまエロエロ要素はありませんが、ストーリーが秀逸で、前編、後編、その後、と合わせて108ページと短いにも関わらず、感情を揺さぶられた、「BL」と簡単に括りきれない良作です。
天涯孤独なリブがまるで赤子の様に無心に神父ロースの愛情を求める姿が不憫で切なくもあり、愛しくもあります。
ロースが立場を超えてからも、リブの将来を思い、己のエゴを捨てるのも尊い。
多くを語らない余韻の残る終わり方も、本作に合っていて良かったです。
ストーリー重視の方、魂の救済及び結び付きといった内容がお好きな方にオススメ。
エロは少ないけど、大満足です。

同時収録の『はなばなし』は、『Dear,…』と異なり不思議で可愛らしいお話し。
その温度差に最初戸惑いましたが、最後の最後まで読めない展開に、あっと言う間にグイグイ引き込まれました。
ちなみにキス止まりです。これから、と言ったところでしょうか(*^^*)
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2件
2020年9月3日
とても文章では書き表せない表現力
人物の描写が素晴らしく、購入以降何度も読み返している大好きな作品です。
幼い頃から「神」という曖昧な存在に何度も裏切られてきたリブは恐らく精神を病んでおり、非常に依存的な性格をしています。顔色も悪く痩せ細って、飢餓状態の人間によく見られるように目がギラギラとしていますが、恐らく根は優しく争いを好まない性格なのだろうな、というのが表現から伝わってくるのが素晴らしいです。
そしてそんな彼を憐れみ、慈しみ、共に地獄に落ちるのではなく共に生きていくために手を差し伸べる神父のロースは、冒頭、清廉潔白で常識のある人間として描かれており、周囲も彼を慕っています。ロースはリブを取り巻く異様な環境に、人間らしく怯えや戸惑いを感じますが、非常に冷静です。その場での最適解とも言える言動を取ることで自分の身を守ると共に、異様で緊張が張り詰める閉鎖的な空間の中でリブの心の傷に手を当て、寄り添います。
ロースとリブがそれぞれお互いに向ける感情の移り変わりが、信頼と信仰の違いが、共に生きることが、鮮やかに穏やかに描かれた作品です。今後もずっと読み続けると思います。
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5件
2023年5月23日

最新のレビュー

ロース…リブ…タン…
神がテーマの2作品。表題作、神父のロースは強盗しようとしていた青年リブと出会い彼を救おうとするが…。これまで散々に傷ついてきたリブを憐れみ葛藤する神父と彼にすがるリブ、BLというより擬似親子の話のようでもあった。絵も含めてすごく好きな話だったのだけど、初っ端から「に、肉?」というのが気になってなかなか集中できず困った。肉の部位から名付けたのには、何か隠れた意味でもあるのだろうか??
いいね
0件
2025年1月21日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

独特の仄暗さと背徳感
広報:扇風機おじさん(シーモアスタッフ)
カルト宗教の信者のリブとロース司祭の出会いは偶然でしたが、双方にとって大きな意味を持つものとなりました。その後を想像させつつも読み手に委ねる余韻ある終わり方が魅力的。仄暗さと背徳感…ダークな雰囲気が朝田ねむい先生の絵柄にぴったり!同時収録作もまた独特で、この世界観がクセになる1冊です。

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