ネタバレ・感想ありDear,MY GODのレビュー

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ホラーで異質な雰囲気
ネタバレ
2025年8月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さま買い。どの作品も共通して、作品が独特でこの雰囲気が癖になる。不穏な空気感があり、恐る恐るページをめくっていく感じ。
でも、二作とも救済され、これから先が明るいことを示して終わる。
安心して読める作品でしたが、読み終わらないと分からない!
好きだわー
2025年1月18日
なんだこれ。
おもしろい、ずっと見ていたい。
世にも奇妙な物語に出てきそう。
無駄のない間
世界観
空気感
常識非常識
日常非日常
夢と現実
ちょうどいい絶妙なバランス
続きが読みたい。
でもそのお腹いっぱいにさせない感じもまた魅力
ワールド全開
ネタバレ
2025年1月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ さすがです。朝田先生のワールド全開って感じでした。登場人物から漂う危うさと、どう着地するのか分からない展開にドキドキし、それに加えてシンプルな絵柄と会話。さくさく読めました!表題作の神父の話は、ふざけたネーミングに似合わず中々重い内容でしたね。心のよりどころを求めている若者の気持ちも分かるけど、歴代の神を体に彫ってるのは怖い怖い。でも無事明るい未来が見えたので良かったです。欲を言うならもう少し2人の生活も見たかったかなー!2作目!こちらはもっと良かった。途中まで人なのかハナなのか分からず読んでたけど、どんどん自我が芽生えて人間っぽくなっていったのは若干ホラーでしたね。こちらもハッピーエンド。どちらの話も個人的には面白かったけど、好みは分かれそうだと思いました。
出会えてよかった作品
2024年12月19日
試し読みでなんとなく気になって購入しましたが、本当に良かった!ロースが大人で優しくてかっこいいのですが、人間らしいところもあって本当に魅力的なキャラクターだと思います。
どちらも最高
ネタバレ
2024年12月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初は表題作のみかと思い購入しましたが2作品に分かれてました。逆にこんなに深いお話が1作100ページ足らずで終わるんだろうかと思いましたが、どちらも素晴らしかったです。でもそれぞれ表題作でも読みたいほど引き込まれました。とにかく作者様最高です、どの作品も間違いなく面白い。素敵な作品をありがとうございました!
古めのアメリカ映画みたいな空気です
ネタバレ
2024年12月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ さみれた空気にどこか色気が醸されて、主人公二人の抱えている弱さが際立つ。行間を読んで余韻に浸る…そんな感じで斬新でした。二人とも素晴らしい。特にリブ、素直で健気な子で可愛い。枕の真ん中を譲ったり、好きだからスキンシップ取ったり、ずっとそうしてると思うと可愛い。ただ純粋に相手に喜んでもらいたい気持ちも凄く健気。酷く傷ついてもまた心から信じちゃって、憐れみを感じさせない生き方は心配になるが、そんな純粋な存在に頼られると優越感が湧いてしまう。という懸念もロースが対等…に?寄り添える存在になったようでハピエン万歳。ロースなりの独占欲というか歩み寄りかわちい。1巻完結だけど想いあうシーンが長めでグッとくる。でも内容が良すぎてロース神父、タン導師って肉の部位の名前なの後から気づいて超笑った。序盤に変わった名前だなと思ったけど爽やかなミンチさんとこで気づいてツボったww肉欲…?
面白いです
2024年11月28日
「スリーピン~」を読んで良かったのでこちらも購入しました。神父さんとお花屋さんの短編2本が掲載されています。もちょっと長く読みたかったかも。
救いと愛
ネタバレ
2024年9月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作家買いです!2作品あり、それぞれ前編後編とその後。神様繋がりです。なぜにこれほどまでバラエティに富んだ作品を生み出せるのか…ねむいワールドに夢中です!表題作はグレーな部分を切り取ったような世界観が好き。どの神様も家族を奪っていった、でも今の神様は違うと心酔しているリブを自分も捕まりながらも救い出す神父ロース。初めは不憫に思う気持ちからの親切心であったものが、自分に懐き慕う(子犬のような)リブに舞い上がっている自分に気づくロースの戸惑いや葛藤、気持ちの揺れ動きが繊細に表現されています。ロースの慈しみ愛情によってリブの心は救われたんだろうな。そしていろいろな人と出会いまたロースの絵を描くために帰ってくるだろう、きっと!希望を感じるラストがぐっときます!2作目もファンタジーながらとても感動します。その後にキュンです!やっぱりねむいさんには魅せられます、これからもずっと追いかけます!
救われたって思って良いよね
2024年9月7日
代表作のストーリーはカルト教団にありがちなんだけど リブが痛くて可哀想なだけならロースだって助けたあとに恋愛に繋がったりしなかったろう?
花屋さんとハナのストーリーはファンタジーで少し泣けた。
洋画をみている気分だった。
ネタバレ
2024年8月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ すごいどうでもいいネタバレですが、前半の話に出てくる登場人物、全員肉の部位の名前ですね!
前半も後半もどちらもどこか仄暗い良い話です。
リブがロースを神とみなしたであろうシーンは、またリブは同じ道を辿るのかと思いましたが、そこはロースがきちんとフォローしましたね。信仰心と愛は区別がつきづらいのだなあと思いました。最後は対等な関係に、愛が二人の間にあるのだろうと思います。
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好きな要素全部盛り
ネタバレ
2024年7月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 恐らく20は歳が下の青年に段々と絆されてしまう聖職者というのがとても刺さった。終わり方も好き。この作品に出会えてよかったと何度も噛み締めながら読んでいます。
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朝田先生、凄すぎやしませんか〜
ネタバレ
2024年7月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 中編、短編。この中にギュッと凝縮されていて、圧倒されます。ストーリーとスタイリッシュな作画がマッチして、もう、見事としか言えないんですが、とりあえず、この充足感を共有したくて、レビューにならないレビューを載せてます。骨太ドラマが好きな方はぜひ、読んでみて!こんなスタートだけど、一応、ハピエンです。そのため、読後感よし!
神様とは。
2024年2月19日
自分が神だと思えば、それはもう神であり宗教なのだ。
対象物がアイドルであろうとアニメであろうと身近な人であろうと。
ひどい現実を直視したくなくて、人間は神に縋る。何もなければ神を思い出すこともなく、悪いことがあれば神なんていないのだと嘆く。
人はあまりにも自分勝手なのだ。タンのように私利私欲で動いている方が人間的に分かりやすくて良いのかもしれない。リブはあまりにも寂しがりやだ。ロースは理性的なようだったが、誰かから慕われる快感には抗えない。神父も愛情の前ではただの人だった。幸せを求める姿は誰だって、人間らしくていい。
お肉の名前に、植物の名前。分かりやすいけれど、思いつかないネーミングチョイスをする先生の発想力には感服だ。
はなばなし、とても好きだった。感覚的にこれは好きだった。
面白い。
ネタバレ
2024年2月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 朝田先生のお話ですね。
2作ありましたが、どちらかというとはなばなしが好きです。
ミキが花になって、人間の形になった後に花として散るシーンにグッときました。
あと、神様の姿形がその人の畏怖とするものの形に見えるというのもなるほどなーと思いました。
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よいです!
2023年8月14日
絵柄とストーリーがぴったりで!とても良いです!BLなんですけど、なんてゆうか、、、うーん?ヒューマンドラマ?愛です!!!
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秀作短編2話。出逢えて良かったね!
2023年8月13日
2話『Dear MY GO D(スペース無しだとNGワードらしく…)』『はなばなし』どちらも救いがある慈愛に満ちた素敵なお話でした。朝田ねむい先生ってハズレ無いですぅ〜。最初、絵が苦手と避けていたのが勿体無かったわ…。今は絶妙な味わいで絵も好きです。ありがとうございました♪
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とても文章では書き表せない表現力
2023年5月23日
人物の描写が素晴らしく、購入以降何度も読み返している大好きな作品です。
幼い頃から「神」という曖昧な存在に何度も裏切られてきたリブは恐らく精神を病んでおり、非常に依存的な性格をしています。顔色も悪く痩せ細って、飢餓状態の人間によく見られるように目がギラギラとしていますが、恐らく根は優しく争いを好まない性格なのだろうな、というのが表現から伝わってくるのが素晴らしいです。
そしてそんな彼を憐れみ、慈しみ、共に地獄に落ちるのではなく共に生きていくために手を差し伸べる神父のロースは、冒頭、清廉潔白で常識のある人間として描かれており、周囲も彼を慕っています。ロースはリブを取り巻く異様な環境に、人間らしく怯えや戸惑いを感じますが、非常に冷静です。その場での最適解とも言える言動を取ることで自分の身を守ると共に、異様で緊張が張り詰める閉鎖的な空間の中でリブの心の傷に手を当て、寄り添います。
ロースとリブがそれぞれお互いに向ける感情の移り変わりが、信頼と信仰の違いが、共に生きることが、鮮やかに穏やかに描かれた作品です。今後もずっと読み続けると思います。
二作目の作品がとても良かったです
ネタバレ
2023年5月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 本日、初読みの作家さんです。試し読みした時にこの雰囲気について行けるか不安で、恐る恐る購入したのですが、意外に読みやすかったです。二作品入っていますが、表題作は余白があるというか。。。あっさりでした。余韻とか余白を楽しめればいいのだと思います。ハッキリ萌えをたたきつけて欲しい私にはちょっと物足りない。
でも、2作目がちょっと驚くストーリーで、とても面白かったです。
これは私が読んだBLの中でもかなり変わった部類に入る、お気に入りです。ちょっとファンタジーというかSFがかっていて、星新一のショートショートのような、どんでん返し。ラストの距離感も素敵でした。
いつもは基本、糖度たっぷりの甘々作品が大好物なのですが、薄めの糖度でも文学作品のような雰囲気、驚かせるストーリーと多彩で魅力的な作家さんだなと思いました。
他の作品も少しづつ集めようと思います。
朝田作品らしい独創的な短編集
2023年4月9日
二作目の作品がとても良かった!エロなしですが、不思議な始まりから徐々に切なくなって、最後はハートウォーミングなお話。読み返したいと思う作品でした。
神様にまつわるお話×2編
ネタバレ
2023年4月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ カトリック司祭のロースが町の店に買い物に行き、強盗と鉢合わせします。追いかけて捕まえてみると、リブと名乗る少年はまだ17歳で、強盗はカルト教団のリーダーに命ぜられての所業であることがわかります。リーダーに心酔しているリブを何とか救い出したくてロースはリブを追いかけますが、ロースは、違法薬物の匂いが充満するアジトに拘束されてしまうのでした。ロースと共に幸福の地に行きたいと願うリブは、その為にロースを番にすると言い関係を持ちます。幼い時から様々な宗教を遍歴してきたリブの幼さと愚かさが痛々しく胸に刺さります。同時にその一途な憧憬が人を神にしてしまう恐ろしさも秘めているという、なんとも言えない後味の作品です。『はなばなし』酔っ払って閉店した花屋の仕舞い忘れた花鉢を持ち帰ってしまったハナは、翌日その花に話しかけられてビックリします。神様に話せるようにしてもらったと言う花とハナは、結構話も合い楽しく過ごします。おまえが花じゃなくて人間だったら親友になれるのに…なんて飲みながら喋っていたハナは、目覚めると今度は花が人になっていて、またまたビックリするのでした。着地点が見えなくて展開にワクワクする短編てす。
リブ、ロース、タン、ミンチ
ネタバレ
2023年3月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表題作と「はなばなし」の2作収録(ボリュームはほとんどおなじ)
攻めのリブが痛々しくて愛らしくてぽろぽろ泣いてしまった。ロースの彼の神様になってしまわぬように熟慮して言動を発している姿勢に愛を感じました。

はなばなしはリーマン×鉢植え(?)のおとぎ話のようなやさしい話。
カルトとファンタジー
ネタバレ
2023年3月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 2つの話が入っています。
朝田先生の作品は社会派なものがときどきあって、ドキっとするし、考えさせられる。
表題作は、なんと言っていいか迷いますが、芦田愛菜ちゃんが主演した「星の子」の要素があって、家族が幸せを求めるが故に妄信的になり、教義ではなく状態と感情の幸せに固執し、洗脳と依存から解放されない憐れさや戸惑いが描かれている。神父であれば当然に同性愛が受け入れられない、が、それもひとつのパラドックスに思える。
2つ目はファンタジーだけど、「よりよく生きる」を考えさせられる。深いなぁ。こちらはエチなし。このさ、エチあるなし関係ない次元の作品です。
所謂天才の人
2023年2月23日
作家買いです。値引きやらクーポンやらで少しずつ買い足していってます。最初に読んだ作品が何であったか忘れましたが、併録の「はなばなし」が1番好きかもしれないです。味わい深く美しい。朝田さんの作品はミニシアターにかかる短編映画のようで好きです。
やっぱりねむい作品好きです
2023年1月20日
スリーピングデッド程の衝撃はありませんでしたが染みるんです。
人の弱さや強さを見せつけてくれる作品。
えちシーンほぼありませんが満足度は高いです。
Dear…も良かったのですが後半のハナの話が良かった。
なんてこった!神父様がBLに…
2022年12月1日
この表紙絵、好きですねー。表題作と他1編、表題作はーなんてこった!神父様inカルト教団内が舞台。ホントに米国とかに実話でありそうなストーリーで、主人公の死んでる目が痛ましい。
カルト教団にカリスマ教祖、そして神父様って…なんちゅーパワーワードの羅列。ワードだけでなんという圧倒的背徳感。。でも、そんなに重厚にならないのが朝田先生のタッチなのでしょう。さくさく読める、けど考えさせられるストーリー、ひと区切りの後編ラストも、それから。のラストもとても好きです。

もう一つの「はなばなし」は少々変わったストーリー、
えっちではありません、たまたま読んだほかの方のレビューに、藤子·F·不二雄先生の不思議ストーリーのようだ。と。なるほどー!言い得て妙ですね!手塚治虫先生作品とかにも、こういった不思議SF短編ありますよね。
私としてはこちらは星4なのですが、こちらもおまけ編の「その後のこと」のラストの終わらせ方に唸ってしまいました、終わりよければすべてよし、の+星1!
よかった
2022年11月23日
作者買いです
二話ともすごく良い話で満足しました
朝田先生の世界観大好きです
これからも楽しみにしています
大好きすぎる
2022年11月16日
神父のロースと17歳の青年リブの話と、花屋のミキとリーマンのハナの話の、2つ。朝田さんは「兄の忠告」と「CALL」読んでて、特に「CALL」は今まで読んできたBLの中でも最も打ちのめされた作品で、自分の価値観もひっくり返されるような衝撃を受けて、最も好きな作品であり好きな作者さん。そんな朝田さんの本作、結構前に購入していたけど、読むのに精神力がいるので遅くなっちゃった。あーでも早く読めば良かった!やっぱり素晴らしかった!人間の愛しさがじわじわ滲み出てくる話と絵、こんな力強い作品滅多にないよな…。読後の、胸を打たれた苦しさがずっと消えない。ロースの黒髪短髪が好みだったな。花の話も可愛らしくて、エチはないけど妙なエロはあったな。あー朝田さん好き。ゾンビの話を読むかどうかで迷う。
「神」がキーワード
2022年10月29日
2作品入ってます。どちらも「神」がキーワードですかね。BLでくくるのはもったいない!表題作は、なかなかダークです。人は弱わると、すがっちゃいますもん。完全に救われた訳ではなさそうだけど、幸せになるんだろうなぁという余韻がある終わり方でした…。2作目は、大人ファンタジー!どちらも良かったです。
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最高すぎました
ネタバレ
2022年10月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初は話が一つだけだと思っていましたが、最初の話が急に終わり二つ目の話に入ったのはびっくりしました。しかしどちらもとても面白かったです!本当に最高すぎました。
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独自の視点からの「神」2作品
2022年10月7日
作者買い。作者様の作品にハマり過ぎて。読む前からワクワク。相も変わらずの世界観と発想力。ユーモアも忘れない。表題作。名前ウケる。短編でありながら濃いストーリー。ラストの神父の表情と間。曖昧。後は読み手に想像力と受け止め方を委ねる。2作品目。いつも以上にもろ不思議ワールド。表題作とは別視点の「神」のお話。ちょっと明るめ。毒が控えめかな?どちら共。個人的にはやっぱり好き。悩ましく面白い。
同時収録のはなばなしがツボでした
2022年9月11日
表題作も良いのですが、同時収録のはなばなしが結構刺さりました。まあファンタジー入っていますが、私は何だか植物がらみの話に魅力を感じがちだなぁと最近気づきました。儚さとエロ、そして切なさが刺さりました。
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尊さがすごい(語彙の死)
2022年8月6日
作家さんひいきを抜きにしても最高。紙で買ってましたが、電子なら本棚から出さなくてもいつでも読めるので、買って後悔なし。朝田先生の中で一番好きな作品です。
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毒とユーモア
2022年3月28日
独特な世界観と、それを何倍にも活かす作家さんの絵柄、大好きです。童話のような、映画のような、頭の中で映像が動く感じがして、とにかく一読をおすすめします。
はなばなしが好き
2022年3月23日
焼肉が食べたくなった。
表題作もとても良いが、はなばなしが特に好き。
ハナとミキ、とても良い。
ねむい先生はすごい。
すこしふしぎのSFで、藤子・F・不二雄かと思う。
この世界観スゴい!
2022年2月26日
BLとかマンガでなく、作者さまの世界観に染められている『文学』ですよ。『文化』です!毎回、朝田ねむいワールドに引っ張られてる私は夢中です。孤独や孤立などがワードになっていて、そこからどこに連れていかれるんでしょう。ただ甘く抱き締められるのでなく、何故?苦しい、悲しいを通り抜けたときに、読み手は作者さまの世界に入って行けるんだと思います。
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面白い☆
2022年2月13日
マイリトルインフェルノの作品が大好きな朝田ねむい先生でしたが、今作のディアマイゴッド、はなばなしの作り込まれたストーリーもいい!絵も好きです。先生の描く色々なストーリーをもっと読んでみたいと思わされたお話でした。
神に救済されない救済のお話
2022年2月12日
神父のロース、新興宗教に洗脳された盲信者のリブが出会う。いきなりヘビーなスタートで、リブは洗脳されていて救済なんて出来そうもない。しかし、神父のロースはどうにかしようと手をさしのべる。最初は職業柄の義務感からだったけど、リブを知るうちにロースも次第に変わっていったように思う。警察へ告発し、リブを解放してからは更に個人的な感情が隠しきれてないように見える。ただ、リブは神様を転々と変えては盲信することで生きてきたので、自分で考えるより全て指示してくれる神様を欲しがる。その方が楽だから(自分で考え行動するのは堪らなく不安なんだろう)過去のリブの神様や頼りにしてた相手も指示をくれる人だったし(おそらく姉ですら)終わりに、リブは自分から望みを口にして『どうやったら好きになってもらえる?』って聞いてるけど、ロースはそれには明確な解答をせずにいる。たぶん、答えは自分自身で見つけるものだからだ。そのシーンでロースが本当にリブを愛してるんだなと伝わってきて『尊い』ってなった。書き下ろしではリブにもっと広い世界を知るように促し、学ぶ機会を提示してるけど、最後のロースの一瞬の躊躇いに恋慕の情を感じた。自分がその気になれば一生そばに置くことも簡単だけど、それをしないのは、広い世界を知り自分で考えて答えを出して欲しいから。神様じゃなく、リブ自身の答えが聞きたいから。全て知った上で自分を選んでくれたら嬉しい。それがロースの愛し方で、信仰で、エゴなのかな、と。本人の希望にかかわらず、自由を与えて選択させる。1番優しくて誠実だけど、1番厳しい!リブへの最後のロースのささやかな望みが切なく染みます。リブが自分で答えを導き出せますように祈りたい。2編目は不思議なお話。この作者様の、地に足着いてる筈なのにどっかに連れ去ってしまいそうな話運びは何だろう。呑気に歩いてたらいつの間にか薄闇に掻っ攫われる。闇じゃなく薄闇ってとこがポイント。ちょっと不安だけど地面見えてる感じw最終的には色々あったけど幸せ~が基本なので、安心して読んで欲しい。セール中!
世界観がすんごい
ネタバレ
2022年1月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 結構えぐみのある作品を探していたら朝田ねむい先生の漫画を見つけました。ねむい先生の出版されているほかの作品を買ったことをきっかけにまとめ買いしてしまいました。なんといっても世界観がほかの方が描くものとは異なっていて、そこついてきたか!と思わされるような作品しかありません。この作品は受けの子が痛々しくて、早く救ってあげてくれと叫びたくなりました。純粋に信じて行動しているところとか、すがるところとかが胸が痛くなりました。かなり読みごたえがありました。ぜひ皆さんに読んでいただきたい作品です。
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作者様買い、神と愛と信仰と救済
2022年1月14日
マイリトルインフェルノが面白かったので購入しましたが、こっちの方が好みでした。2つの物語が入ってますが、どちらも神が出てきます。後者の話はある日拾った植物が話し始め、、後は読んでください。この先生は話が個性的で面白く買って損はないです。エロ目的の人には向きません
朝田ねむいさん流石すぎる
2021年12月19日
今回も素敵でした。
おまけの漫画?のハナの話では涙腺崩壊でした………
何かに縋らないと生きていけないという境地から抜け出すという展開は胸熱です
ひっそりした世界観
2021年10月7日
フォローさまのレビューに惹かれ初作家の此方の御本と「 Loved Circus 」を購読。絵もお上手で独特の世界観と雰囲気。
表題作の「 Dear ,MY GO D 」作品内容でハードで重いお話なのかと恐る恐る読み始めましたが、映画を見ているような感覚で見入られました。
リブ、ロース、タン。先生は焼肉大好きなのかな?本編に関係ないけど登場人物のネーミングにツボってしまった。
同時収録の「 はなばなし 」これ好きです。鉢植えの花と会話、人に変身。んんん?からのストーリー展開。ファンタジーなのにドラマチック。余韻も良く読み返したくなります。
発想が凄い!摩訶不思議なねむい先生の世界
ネタバレ
2021年8月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表題作+『はなばなし』前編・後編が収録されてます。
『Dear, My GoD』は、カルト集団の教義に心酔し切っていたリブを神父のロースが救う物語。リブとロースってね(笑) リブは子供の頃からずっと新興宗教的な"神"という存在に縋る事でしか自分の存在意義を見出せていなかったんだろうなあ。けど、ロースと出逢って、ロースに感じる想いを「神を崇める」という感覚ではなく、ただ単純に「好きだ」という感情なんだって事に気付いてくれて良かった。あー洗脳って怖い。
『はなばなし』の内容も発想がかなり独特で、面白かったです。こちらも"神"が関連した話です。ミキさんが花としてハナさんと暮らしていた1週間、ミキさんの体の方は花屋の店の中にずっとあったという事なのかな?単純に怖っ…!とゾッとしました。ミキさんもハナさんも、一度失いかけた大切な相手、今度は絶対に失敗しないで。ずっとそばにいてください。
両作とも、ねむい先生のとても独創的な世界観で、魅せられました。作品のタイトルもアイロニックで良いですね〜。ねむい先生さすがです。
不思議な世界に迷い込んだ気分
2021年8月15日
今まで読んだ朝田作品の中で、一番強烈な世界観かもしれません。2篇収録されていますが、どちらも『神』にまつわる話です。
タイトルに皮肉な感じがしたのは、私だけでしょうか…

1作目は、カルト宗教にどっぷり心酔してしまっている青年・リブと、リブを救おうとする神父の物語です。何度も違う神に救いを求めて、希望を裏切られたリブには、神が全てなんですね。洗脳されたカルト宗教でさえ、妄信的になれば疑いもせず、神というよりは導師の教えが正義であり、絶対的なものであり、それに背く事は罪なようで何も耳に入らない。そういう信者を救う事は並大抵の事ではなく、ロースの献身的な救いは彼に届くのか?
ロースに心を許したリブだけど、やっぱり神を崇めるようにロースを見るリブ。ただ神を信じる事だけで、それが心の幸せであり、安寧の地であるなら、それはそれで幸せなんでしょうけど、社会生活に支障を来たしたり、犯罪を犯罪と思ってない事が問題なんですよね。妄信的ってのが怖いです。
リブに目を覚ますように寄り添って来たロースですが、最後リブの問いかけに一瞬間があったのは考え過ぎでしょうか…
広い外の世界を知って、自分を取り戻せたらいいなと祈るばかりです。
2作目が、めちゃめちゃ面白かったです。これは好きーっ。この2作目が不思議な世界ですけど、いいお話で感動しました。
酔っ払った勢いで鉢植えの花を持ち帰ったリーマン・ハナ。翌朝、目が覚めたらその花が会話をしだして…
いやぁ、これは読んで欲しいです。よく出来た素敵なお話です。ぜひ、ぜひ。カルトの話からこちらに移り、疲れが癒されました。面白かったぁ。
不思議
2021年5月17日
朝田ねむい先生の本、いくつか読みましたが登場人物が作品の中で与えられた役柄を演じているような、うまく言えないけど不思議な作風だなと思いました。
こちらは中編2つ入りです。
洋画と邦画、どちらもミニシアター系。
泣けた~~~
ネタバレ
2021年4月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ この作者さんの作品は全部好きです!今回は短編の花屋さんのお話泣けました!ファンタジーなのに、現実味があって良かった!
ハナが良かった
2021年4月1日
二話目がとても良かった。どうなるのかとドキドキしながら読みました。最後は涙がでてしまった。でもホッコリです。どちらの話もこれからというところで終わってるけど、これで良かったなぁと思える作品でした。
表題作+短編
ネタバレ
2021年3月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ BLは明るい方が好みなので、これはシリアスそうだし迷いましたが、試し読みで気になって購入。結果、とてもよかったです!最終的にハピエン、好きだけど自分の元に留まるのではなく経験を積んで欲しいと願う神父さん、かっこいいです。登場人物の名前ってお肉?お話とは関係ないけどちょっと笑いました
サスペンスBL!
ネタバレ
2021年3月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ カルト信者とキリスト教神父さんのBL。ニッチなところをついていて、ダークな感じが良いと思います。神父が洗脳されるとか、もう一捻りあると、より自分好みですが、小説ではなくBLマンガなのでこれで十分です。
2作目の花(本当の植物)とだらしない男の話もよかったです。こんな特殊なカップリング、なかなか無いですよね。ファンタジー要素を絡めながらも、うまくBLに落とし込んでいるところが良いです。自分好みの作品に出会えました。
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独特な世界観
2021年3月11日
この作者さんにしかない個性、好きですねー!同じような絵や話の漫画が溢れる中、ホント貴重だと思います。勢いあるタッチの絵、ちょっとダークな雰囲気やSFっぽい内容など、大好きです。同時収録の「はなばなし」もすごく良かった!
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作者買い
2021年3月3日
マイリトルインフェルノが良かったのでこちらも購入。世界観が好きでした♦
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独特な救済物語
ネタバレ
2021年2月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「ハレの日」で胸を鷲掴みにされた作家さん。今作は2つのお話が入っているのですが、どちらも独特でありながら救いのある素敵なお話でした。
1作目は、カルト宗教に洗脳された青年に神父が手を差し伸べるお話ですが、青年の純粋で無垢な姿と神父の葛藤というコントラストが実に見事でした。最初こそ助けたい一心で青年に心を寄せる神父は信仰が根底にあるんだけど、徐々に違った方向に向きつつある気持ちは信仰に背くもので‥。一方、カルト宗教から解き放たれた青年が神父へ向ける実直な想いが眩しくて、その2人の対照的な姿に切なくなってきました。
2つ目は、人付き合いの苦手な花屋が花に変身してリーマンと生活する不思議なお話。ですが、2人の心の距離が近づいた矢先の突然の別れに一瞬胸が締め付けられ息を呑みました。
どちらも作者ならではの視点と世界観に溢れていて、読み終わってからふぅと深呼吸したくなるほど引き込まれます。是非ストーリー重視の方にオススメしたい作品です。
魂の救済のための祈り(サブタイトルより)
ネタバレ
2021年2月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「マイリトルインフェルノ」と「Loved Circus」が良かったので、作者さん買いです。(ただ今セール中です)この作品は前述2作よりも暗さがあります。3作ともベースは暗然としていて、作者さんの持ち味でしょうか。表題作ともう1編入っていますが、どちらも「神」が介入しています。表題作は宗教的な神、2編目は超常現象としての神です。表題作は、何度も神に裏切られているのに、新たな信じるべき神を求め続けるリブと神父ロースのお話。ラストの悩まし気なロースの表情を見て、ロースはこの先どうリブを受け止めていくのだろうと思いましたが、案外と外の世界に出たリブは新たな神を見つけたりするのかもしれないなと思ったりもしました。2作目も設定が面白かったです。その後の二人が可愛すぎました。先に、ベースが暗然としていると書きましたが、ラストは救われているんですよね。他の作品も不幸になる人はいない。暗と明の混在が良いです。
他にはない作品。一番好き
ネタバレ
2021年2月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1年前商業にハマり始めた初期に買った作品ですが、この作品がやっぱり一番好きだと思うくらい物語とか設定が刺さります。暗い雰囲気のお話も、救済も、切なさ・不気味さも、全てが他にはない唯一の作品だと思います。それ程衝撃的で、この1年いろんな作品に触れましたが、これからも忘れられない作品だと思います。こんな素敵な作品を生み出してくださった作者の方には感謝です。
だいすきです
2021年2月21日
元々作者さんのファンです。
一見はちゃめちゃな設定展開なのにどうしてかうまく丸め込まれてしまう漫画をいつも描かれている印象です。
洋画でカルトにはまっている人がいる、それを助けようとするみたいなありがちといえばありがちなのですがなかなかBLではない題材、かつ描かれる方がいないかもしれませんがラリってる雰囲気を描かれるのが本当にうまいな、といつも思います。
朝田さんの描かれる地に足がついていないキャラクターが本当に好きでとても惹かれます。
最近ではマイリトルインフェルノが好評だったと思うのですが私はこちらの作品が商業で一番すきかな。でも勿論マイリトルインフェルノも大好きです!
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短編映画を見たよう。
2021年2月20日
作者さん買いです!
このお話は読む人を選ぶかもしれませんが、私は救済もののお話としてレベル高いと思います!
絵が綺麗で、朝田先生の漫画は黒が効いてて大好きです!
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作者様買いです。
ネタバレ
2021年2月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最後のお話が良かった!最初は、え!花が?と思いましたが、黒髪短髪は大好きなのでドキドキしました。ハナも意外と面倒見良くてイケメンだし、イイ組み合わせのカプだなと思いました。チャラ男に見えて情に弱く面倒見良い男と、黒髪短髪で真面目でクールな顔つきの男、ホント良い組み合わせでした!
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リブとロース
ネタバレ
2021年2月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 2作品どちらも読み応え満載のストーリー重視。
私は最初の話がとても好きでした。
信じるものがないと生きていけないリブ。
脆くて弱い人間だけれど、信仰の強さは人をも変える。けれど、ロースに出会って、愛を知れて良かった。
世界観が本当に好きです。
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とうとみ
ネタバレ
2021年2月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ ハピエン!!!

読んですぐレビュー書き出したんですが、尊み成分が強すぎて語彙が低下しております...!
作品説明にも書いてある通り、表題作+全く別の作品の2構成になっています。
こういうタイプのって、
「最初から最後まで表題作にしろ!」とか思ってしまうことが多々あるのですが、
綺麗にまとまっていて足りなくて不満になることはなかったです。
まだ続きが見たい!って気持ちは勿論ありますが、
この先2人は幸せになるんだなって雰囲気がビシバシ感じるから安心...(?)

えっちな要素は少ないですが、とにかくストーリーが良い!
皆におすすめ出来ちゃうような素敵な作品でした!
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引き込まれました!!
2020年12月25日
作家さんのイラストとダークな作品の雰囲気で一気にファンになりました!!
同時収録のお話も不思議な雰囲気でとっても素敵でした!!!
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すきです
2020年11月26日
2作品入っていて、両作品とも心にグッとくる。
その後リブはどうしたのかな 色々想像してみるけれど、それからの先をもう少し読みたいと思いました!
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これはハマる
2020年11月10日
2つの作品が入っており、両方共良かったのですが、前半の表題作が素晴らしくて何度も読み返しました。不幸な生い立ちのリブと、ロース神父の話です。キャラクターの心情表現が素晴らしくて引き込まれてしまい、何度も何度も読み返しました。ロース神父のリブへの思いと迷いに心を揺さぶられました。とてもオススメできる作品です。
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どちらも良いが特に2つ目の話が良かった
ネタバレ
2020年11月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表題作は純粋で心の拠り所を深く求めているリブとそんな彼が不憫で放っておけないロースのお話。ロースの懐の深さと優しさが染みました。リブはロースに出会えて本当に良かった。ラストは明るさを感じさせるものだったけど、広い世界を知ったリブとロースのその後が読みたかったな。ストーリーが綺麗過ぎてさらっと終わってしまったのでもう一歩踏み込んで欲しかった気もしました。
2作目はすごく不思議な話なんだけど2人の生活がリアルでワクワクしながら読みました。短いのにすごい充実感。どう決着をつけるのかと思ったら…とても面白かったです!思いが届いて本当に良かった。終盤泣いてしまいました。ファンタジックで温かい素敵なお話でした。
BL+αが味わえる
ネタバレ
2020年9月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 朝田先生の作品を読むのは「Loved Circus」「マイリトルインフェルノ」に続いて3冊目ですが、毎回胸がイテテってなったり、ゾクッとしたり、簡単に読めなくてこちらの本は買ってしばらく置いてました。今回は2作品入っているので今までに読んだものに比べサラっとしています(朝田先生比)。表題作は依存体質の少年(リブ)と神父(ロース)のお話で闇堕ちかと思いきや、リブの世界の広がりが期待される余韻のある終わり方でした。ぜひその後のお話も読みたいです。もう1つはこちらも神様絡みのファンタジーもので拾った花から始まる、求めよさらば与えられんというようなお話で、不思議な雰囲気で少しせつなくて優しくてとても好きです。今回も忘れられない感慨をもたらしてくれる作品でした。2015年12月 総202ページ 修正=見えない構図、1部トーン+白抜き、アウトライン。
すっかり朝田先生のファンに
ネタバレ
2020年9月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙の、短髪、且つ何かしら背負っていそうなリブの影のある表情が、どストライクで、初めての作者さんですが購入。結果、好きな作者さんが一人増えました!
あまあまエロエロ要素はありませんが、ストーリーが秀逸で、前編、後編、その後、と合わせて108ページと短いにも関わらず、感情を揺さぶられた、「BL」と簡単に括りきれない良作です。
天涯孤独なリブがまるで赤子の様に無心に神父ロースの愛情を求める姿が不憫で切なくもあり、愛しくもあります。
ロースが立場を超えてからも、リブの将来を思い、己のエゴを捨てるのも尊い。
多くを語らない余韻の残る終わり方も、本作に合っていて良かったです。
ストーリー重視の方、魂の救済及び結び付きといった内容がお好きな方にオススメ。
エロは少ないけど、大満足です。

同時収録の『はなばなし』は、『Dear,…』と異なり不思議で可愛らしいお話し。
その温度差に最初戸惑いましたが、最後の最後まで読めない展開に、あっと言う間にグイグイ引き込まれました。
ちなみにキス止まりです。これから、と言ったところでしょうか(*^^*)
よきでした
2020年8月7日
この方の作品て、なんでこんなにいいんだろう。
また読み返してきます笑笑
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よかったです。
2020年7月27日
試し読みを読み、面白そうだと思い購入しました。深みのあるイラストでよかったです。
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おもしろい!!!!
2020年7月4日
すっごくおもしろいです!!読み終わった後おもしろい!って叫ぶくらいおもしろい!!わたしは叫びました!!
表題作は結構ヘビーな設定なんですけど、痛くなりすぎないというか、作品の根っこのところで常に良心が通底している感じが、決して裏切れる結末にはならないと思わせてくれて最高です。
もう一つの作品もめちゃくちゃおもしろい!ストーリーとしてはなるほど、そうなるよねって思う部分もあるのですが、描き方がめちゃくちゃ上手で美しいです!ああ〜〜最高!マイリトルインフェルノ大好きなんですが、こっちも素晴らしいので、お好きな方は是非!!
読み終わったら叫びましょう!!
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いい話
2020年6月22日
2つのストーリーでしたが最初のストーリーも心に染みる感じ。神父さんが救い上げてくれてよかった。次のストーリーもこれからラブラブしていくのかなって見えてちょっと安心しました。
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2作品とも良い❗
2020年6月21日
本当にどちらも良かったです。Dear...の方はハラハラしながら、でも落ち着くところにおさまって、更に、それから~で良い未来が待ってそうな予感が。ハナでは、話す花が面白くてついついよみすすめちゃいました。個人的にはハナ~のストーリーが大好きです
最高
2020年6月7日
映画を見てるみたい
はじめての作家さんだったけど、買ってよかった!
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すごい好き
2020年5月29日
疲れてた時救われた作品です。
お話は少し怖くもあるけどちゃんと救われててとても好きな話です。
映画を見てるよう
ネタバレ
2020年3月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 2作品収録されています。
表題作は、本当に短編映画のようでした。マイリトルインフェルノの時も思いましたが、ストーリーの設定や運び方がオシャレだなと感じます。
新興宗教に薬漬けにされハマってしまった青年リブを神父ロースが救済するストーリーです。
最後の言葉の掛け合いが、本当に外国映画を見ているように美しかったです。
もうひとつはファンタジーものです。こちらも短編映画のようでした。
花に変えられた花屋の青年と、少し折り合いの悪かった目の前のアパート住まいの青年との、人間の温かさを感じる作品でした。
どちらもBLという枠にはめてしまうのがもったいないほど素敵な作品でした。
初心者の方にもオススメです。
なんだかお洒落な外国映画を観た気分
2020年2月23日
初めて手に取る作家さんでした。濃い鉛筆でスケッチしたようなタッチの絵柄が最初は慣れませんでしたが読んでいくうちに作品の中身と相まってお洒落な映画を観ているような感覚に陥りました。個人的には表題作のリブとロース(とここまで書いて、ん?お肉?と思ってしまった笑)のお話を丸々1冊で読みたかった。薬を使って半ば強引に身体の関係になってしまったけど慈悲深いロース神父はきちんと愛を持って応えるようになっていった。不幸だったリブが初めて手にする本当の愛と幸せをもっと眺めていたかったです。でも2作目のお花屋さんも不思議でファンタジーで良かったですよ。
なかなか
2019年11月16日
くっつく前って感じでやきもきしちゃう‪w‪w‪w
表題作をもう少し見たかったかもー
余韻が良い…
2019年10月27日
二つのお話が入っています。表紙になっている神父とカルト信者の少年のお話、もう一つはある男性と"花"との不思議なお話です。もう最高でした。この作者さんの作品は読後感がとても良いです…!!ハッピーエンドだからとかそういうことではなく、何というか余韻と満足感がすごくてため息が出てしまいます。良い作品に出会えた…!!という嬉しさが溢れちゃいます。この作者が作り出す作品の世界観と登場人物達の魅力に毎回惹きこまれてしまいます。オススメです。
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信仰と愛の顛末
2019年5月28日
清濁あわせもった作風が大好きな作家さんです。
とにかく読んでいて、映画のような、周囲の音や雑多な匂いまで感じられる存在感と、深いストーリーがたまらない…!
神や救いについて、考えてしまいました
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神父×新興宗教信者、サラリーマン×花屋
2019年5月20日
このところ気に入って朝田さんの作品を続けて購入。
これは、神父さん×新興宗教の信者、サラリーマン×花屋の2作品。

朝田さんらしい読ませる系で、
前者は新興宗教が絡む事件性のあるお話で、
後者はファンタジーというか非リアルな設定のお話です。

全く関係ない2作品ですが、神が絡む点が共通。
作家さんが関心があるテーマなのでしょうか。

また、前者は珍しく解説や心情表現が一切ない、セリフだけの展開で、
表情とセリフとコマの間(ま)から主人公の心の動きを読む感じ。

他の作品同様、一般的なBLぽさはなく、エロもあるけど全然甘々じゃありません。
私は後者のお話の方が好きでした。

少し甘めの★5です。
総202ページ。
二作品入ってます
2019年5月18日
心情とかが言葉にされないので、そういうのじゃないとダメな人には合わないかも。どなたかレビューしていたけど、まさに映画のようです。
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妙に心に残る作品
2019年1月12日
終わり方の余韻がすごくて、読後しばらく頭から離れませんでした。独特の雰囲気が癖になる作品です。
そして登場人物の名前がリブ、ロース、タン…。シリアスなストーリーにこの名付け、すごい作者様だなと感心しました。これからも応援します。
説明しすぎないのがいい!
ネタバレ
2018年5月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ どんどん変わっていく主人公たちの心情が、文字で説明しすぎないのがすごく良かった〜。ちょっと劇画っぽい絵も話に合ってていい雰囲気です。
共依存に落ちるエンドがあまり好きじゃないので、最後がちゃんと「相手を想う行動の結果」な感じが好感もてました。子育てみたいな恋愛なのがものすごく切なくてよかったです。花人間?の話も良かった。どっちも軽めのでもいいので続編が読みたいなぁ
ショートアニメになって観てみたい
2018年4月10日
キャラが個性的で映画のようなシナリオで引き込まれました。作者さん本当にお話まとめるのが上手だと思います。
好みは分かれるでしょうが
ネタバレ
2018年3月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 2作品。どちらも、とても印象深い作品でした。表題作はカルト教団に心酔する少年×神父でしたが、少年のこれまでが何かに縋りたくなるのも分かるほど酷い。弱くて、どうしようもなく純粋。神父が放っておけない、て言うか本分忘れて惹かれちゃう気持ちが、物凄く理解できた。読者に先を委ねた感じで終わりましたが、少年がこの先たくさんの人に出会って、精神的に自立し、絵が売れるようになってからの二人まで読みたかったです(私の妄想の中では、神父さんは神父をやめて、小さな家で二人静かに暮らしているのですが、どうでしょう)。もう一つは、人との関わりを拒んで生きてきた花屋さんが、チャンスをもらう話でした。読後感も良かった。初めて読む作家さんでしたが、独特の世界感がありました。あ、他の方も書かれてますが、エロはない(2作目はキスだけ)と思って読んだ方が良いです。
2編はいっててどちらもSF(少しふしぎ)
2018年2月12日
どちらもSF、少しふしぎというやつでとてもよかった…
どちらもまるまる一冊になればイイのにというぐらいによかった…
絵もストーリーも良くグッときます
エロはないよ!
良い!
2018年1月15日
大好きな雰囲気と世界観です。1本目は本音を言えば丸々1冊で読みたかった(もったいない!)ですが、これはこれでアリかも。これからどんどん幸せになって欲しい2人です。心から。2本目も途中ちょっと怖かったですが最後はハッピー(^^)。これ面白かったです。どちらも独特な雰囲気で余韻が残る作品でした。良いです。
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二つとも好きな話
2017年12月9日
これは解釈を読者に丸投げする映画の様なラストなので、BL作品としては珍しい?辛い生い立ちから神に依存する生き方しか知らない少年リブが無垢で、ひたむきな愛を神父ロースに捧げるんだけど、これが神への愛のままなのか?一人の人としての恋心が芽生えてのラスト。
リブの救出の為に献身的だった神父ロースは最後リブの愛に寄り添うところを見せてのラスト。本当の救出はこの先の二人にあるんだろうなと温かい余韻が心地よい作品。
もう一つのお花の話は、最後まで全くオチが想像出来なくて引き込まれた。お茶目な神様のおかげで愛ある結末。
性癖どまんなかでした
2017年8月2日
明るい話ではないけれど、愛はあるしかわいいし、軽く読めました。包容力ある神父様と哀れな子羊の話なんですけど、子羊は子羊ゆえに大きい力を持っているところがすごくいい。全体的にみんなもっと人を疑ってかかりなや、と思うところがちらほらありますが、話の進行上仕方ないですかね。その後や神父様の苦悩がスーパー気になりますが、あえてかかないことでこちらに解釈を任せてくれてるかんじでした。続きがあるなら絶対読むけど、
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お気に入りになりました。
2017年6月25日
ストーリー重視の作品で、いわゆるカップリングの恋愛を求めている方とはギャップがあるかなと思います。
私もそうだったのですが、好きなタイプの作品だったので嬉しい誤算でした。
映画のような雰囲気と、主人公二人の純愛が素敵でお気に入りの作品になりました。
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2作品はいってます
2017年2月26日
正直「Loved Circus」のほうが1冊丸々でキャラも多くてとても読み応えがあったんですが今作はやはり話が短いので・・・でしたがでも表題作の神父さんがもう良すぎて。とても彼が好きなので星5に。余韻の残るいい話しでした。もう1つもよかったですね。独特の味わいがある作家さんです。
ロース…リブ…タン…
2025年1月21日
神がテーマの2作品。表題作、神父のロースは強盗しようとしていた青年リブと出会い彼を救おうとするが…。これまで散々に傷ついてきたリブを憐れみ葛藤する神父と彼にすがるリブ、BLというより擬似親子の話のようでもあった。絵も含めてすごく好きな話だったのだけど、初っ端から「に、肉?」というのが気になってなかなか集中できず困った。肉の部位から名付けたのには、何か隠れた意味でもあるのだろうか??
面白い
ネタバレ
2025年1月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表題作は宗教がベースとなっていますが後々すぐに他人に影響を受けたり神として心酔する攻の危うさが明らかになっていく展開にぞっとしました。思っていた以上に深い。
もう一つのお花との共同生活も奇妙な違和感からオチへの描写がとても面白かった。
「神」という哲学的分野を表現
ネタバレ
2024年2月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ カルト宗教にのめり込んだ若者を救おうとする神父の話と拾った鉢植えが喋ったり人間になったりする不思議なお話。
どちらも神にまつわるお話ですが、偶像崇拝としての神を崇め自分の全てを捧げようとする狂信的な若者の世界と不可思議な現象を起こす力を持った人間を超越した神が起こす鉢植えと人間が共存する世界、全く違った角度から神を捉えている独特な世界観が描かれています。
後半の神様のお話はままある展開ですが、ハナが鉢植えのミキと心を通わす過程が切なくて儚くて良かったです。前半の神は、絶対的な存在として描かれ、それを悪用したり盲信したりと、自己が欠如した人たちの心の弱さがとても良く表現されています。特にリブが神を体に刻み込むというのは、神を取り込もうという狂信的かつ全信頼の証であり、その思いが真っ直ぐすぎてロースも少々恐怖を感じていたのが伝わりました。そんなリブを矯正し、世界を広げていくのが神に仕えるロースの役割であり、側にいるのがリブを大切に思う者としての役割なんだなと思います。とても難しい重いお話でした。
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2つの
2024年2月13日
作品が入ってて、どちらも朝田ねむい先生だなぁという仄暗さがあるけど、表題作の方が暗め。ただもっと狂った感じになるかと思ったらそうでもなく、結末が曖昧だった。もう一つの花の話の方は神様が目に見える形で出てくるが、こっちは感動系で、神にはちょっとムカついたけど神ってそういう我儘で横暴なものだよねっていうのを思い出した。一番畏怖を感じる姿ってところを掘り下げるとそれぞれの生い立ちも描かなきゃならないし、そうしたらもっと長編になってそれはそれで面白そうではあるけどこれで十分楽しめた。良い作品だった。
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絵が好きです。
ネタバレ
2023年5月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 短いストーリーなのですが読み応えズッシリです。
浅田先生の絵が好きです。かっこいい大人の受けのがまた堪らないです。ストーリーの薄暗い雰囲気もツボなので大満足でした。
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花の話好き
2023年5月12日
二個目の話が面白かったね。BL要素はそんなに強くないけど、ちょっと怖い話みたいでゾクゾクするね。エンドも面白かった。
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表紙の二人に惹かれて購入
ネタバレ
2022年11月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初めて買った商業BLです。表紙の二人に惹かれて購入して、途中の展開は大好きなのですが思ったよりあっさりハピエンに辿り着いたのがちょっと残念でした。もっとのたうち回るほど苦しんで欲しい、可哀想で可愛い様子の受けと攻めがもっと見たかったという気持ちがあります。
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良かった
2022年8月14日
作者さんさすが…って感じです。いつも結末の予想がつかなくてドキドキしながら読んでいます。短編ニ作入ってました。二作目が好きで、もっと読みたかった。ファンタジーなのにリアリティがあって面白かったです。
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作者買い
2022年1月17日
どちらもこの作者さんらしい話でした。2作品入っていて、後半の方はこの作者さんにしか描けないんじゃないかと思わせるようなファンタジーでした。
悶えるような要素はないですが、これはこれで私は好きです。
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へぇ~~
2022年1月16日
初めて作者さん。絵が好きな感じでした。BL要素はあまり感じられないけど、面白かったです。ハナとミキがちょいBLっぽい。
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すばらしい
ネタバレ
2021年6月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 内容とは裏腹に意外と淡々とお話が進んでいきます。大事なことだけをストレートに表現されているのでどんどん読み進んで行きました。二人が心を通わせていく過程は引き込まれました。神父とリブのその後のことが気になる、続きを読みたいお話です。
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シリアス
2021年4月4日
表題作はもう一波乱、もう辛くて無理、くらいの展開があって生きる題材かな、、と思いました。淡々と読めてしまいました。もう一つはファンタジーで2作品ともBLぽくは無いですが、愛だの恋だの飽きました、という気分の時には良いかもしれません。
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作家名: 朝田ねむい
ジャンル: BLマンガ
出版社: 祥伝社
雑誌: onBLUE / onBLUE comics