マンガ多すぎ!業界最大級!!
漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOP少年・青年マンガ少年マンガ スクウェア・エニックス 月刊少年ガンガン ガンガンコミックス 無能なナナ無能なナナ 7巻
無料会員登録で【70%OFFクーポン&最大100%pt還元】

作品内容

【絶望を殺せ!!】
委員会の目的と真意を問うナナに対し、鶴岡が語り出したのはあまりにも無情な真実。絶望の淵に突き落とされた失意のナナに、果たして救いは訪れるのか…。想像をことごとく裏切る、正義と悪の知略サスペンス第7巻!!
(C)2020 Looseboy・Iori Furuya

新刊自動購入と月額メニュー継続で10%還元!
アニメ化

「無能なナナ」

【声の出演】

柊ナナ:大久保瑠美 / 中島ナナオ:下野紘 / 小野寺キョウヤ:中村悠一

【あらすじ】

「わたし、人の心が読めます!でも、ちょっと空気は読めません!よろしくお願いします!」。孤島にある奇妙な学園。生徒、中島ナナオの前にあらわれたのは、転校生の柊ナナ。ここは、さまざまな能力を持つ少年少女が集う施設。炎や氷をあやつる者。自在に宙を飛べる者。空気を刃にして攻撃できる者――。生徒たちは、「人類の敵」と呼ばれる怪物と戦うために訓練を受けているのだ。だが、島にはいくつもの秘密が隠され、おそるべき罠が牙をむく。続発する怪事件。学園にひそむ殺人鬼。一人、また一人と姿を消してゆく同級生。予想を裏切る展開。知力、能力の限りを尽くした頭脳戦。そして友情。熱いドラマにいろどられた、「人類の敵」との死闘が、いま、始まる!

【制作会社】

ブリッジ

【スタッフ情報】

原作:るーすぼーい、古屋庵(「月刊少年ガンガン」スクウェア・エニックス刊)

監督:石平信司

シリーズ構成:志茂文彦 / キャラクターデザイン:佐野聡彦 / プロップデザイン:柴田ユウジ / 美術監督:川口正明 / 美術設定:川井憲 / 色彩設計:有尾由紀子 / 撮影監督:川瀬輝之 / 編集:邊見俊夫 / 音響監督:森下広人 / 音響効果:出雲範子 / 音楽:高梨康治(Team-MAX) / 音楽制作:日本コロムビア

【音楽】

OP:富田美憂「Broken Sky」 / ED:藤川千愛「バケモノと呼ばれて」

【関連リンク】

公式サイト「無能なナナ」

レビュー

無能なナナのレビュー

平均評価:4.5 88件のレビューをみる

レビューを書く

高評価レビュー

この非情な世界を生きる、未熟で優しい少女
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 作中においてナナはその卓越した頭脳と行動力をフル稼働させて能力者たちを次々と殺していきます。その手口は非常に狡猾なものが多く、3巻でキョウヤを公衆の面前で謝罪させるシーンもありナナに対して嫌悪感を抱く方もいるかと思われます。
しかし、その手腕と悪辣さは彼女が鶴岡から叩き込まれたものであって、彼女の全てを物語るものではありません。現にナナオくんを弄んだこと自体は本意ではなかったこと、ユウカが善人であることを最後まで期待していたことなど、殺人劇の中でナナはどこか非情になりきれていない部分があります。
4巻に入るとミチルちゃんとの交流が深まるにつれて、使命への疑念と良心の呵責を端末の文字で誤魔化すことが徐々に限界に達していきます。そして瀕死の重傷を負いながらもミチルちゃんを庇うシーンを契機に、ナナは本格的に苦悩を刻み始めることとなります。
ミチルちゃんは辛辣な言葉で自身を突き放したナナを最期まで善人であり友達であると信じ抜いて命懸けの治療を行いました。一方でナナは治療の最中に「やめてよ!私はいい人なんかじゃないっ!」と心の中で必死に叫びます。ミチルちゃんのナナへの全幅の信頼と、すでに擁護の余地がないほど罪を犯してきた事実のすれ違いがナナの叫びに重みを持たせています。やっと顔を見せ始めたナナの想いも虚しく、彼女自身の罪による因果がもたらした結果としてミチルちゃんは命を落とし、彼女の心に深い影を落とすこととなりました。
ナナは本来情に厚く他人を守るためにその身を犠牲にすることを選ぶほど優しさに満ち溢れた少女です。誰も殺したくないと誓った直後にモエを庇って再び友達殺しに手を染めたり、真実を知らされ絶望の淵に突き落とされた際にも仇敵である鶴岡ではなく殺しを実行した自身に銃口を向けるなど、その優しすぎる性格故に年端もいかない少女が背負うにはあまりにも重い十字架に苛まれ続けています。一度決心したものの都合の悪いことから目を逸らすなど、頭脳明晰ながら精神的な未熟さも感じられます。
それでもなお、僅かな希望を胸に自身が為すべきことを見つけ、不安定ながらも前を向いて歩き出したナナは物語の冒頭からは想像もつかないほど立派な主人公へと成長を遂げています。この非情極まりない世界で彼女がどんな未来を手にするのか、今後の展開がとても楽しみです。
いいね
8件
2020年10月13日
人類支配の本質
最初のどんでん返しで、すごいお話だと思ったが、この後は少年漫画らしく、一人一人の能力者を暗殺していくお話なのだろうと思っていたら全然違った。当初の驚きの通り、人類支配の本質を描くすごいお話だ。魔法のあるフワフワな世界のお話が氾濫しているが、実際はこのお話のように無能力者によって管理されるのがこれまでの人類の歴史が物語っている。人間は自分たちより優れた人間を虐殺し、洗脳し、依存させ、争わせて管理してきた。特に子どもを使って。
いいね
0件
2025年2月28日
もう目が離せない!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 周りは能力者ばかりなのに、全くの無能なナナが持ち前の頭脳であたかも能力者のように振る舞い、あろうことか能力者を殺害していきます。
ナナにはそうしなければならない理由がありましたが、それには実は裏があり…。
また、能力者は悪と考えていたナナにも心境の変化が訪れ…。
誰が本当の悪で、実は誰がどんな能力を持っているのか…。これからどんどん話しが展開して面白いことになりそうで注目しています。
絵も読みやすいです。
いいね
0件
2020年11月22日

最新のレビュー

頭脳戦はやっぱり良いな…!
能力にしっかり代償や制限があったりする中での頭脳戦が好きです
ミスリードがいつもどこかしらに仕掛けられているから注意深くのめり込んでしまいます
いいね
0件
2025年4月15日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

一味違う異能力系!
制作:のぞ(シーモアスタッフ)
ストーリーのスピード感とナナの頭の回転の速さに驚き、引き込まれます。人類の敵と戦おうとするナナがクラスメイトを知るにつれて考えが変わっていくのですが、そのストーリーは涙するほど胸を締め付けます。原作を担当するるーすぼーい先生と古屋庵先生による、異能力学園ファンタジーから目が離せません!

お得情報をGET!登録してね

▲ページTOPへ