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漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOPBL(ボーイズラブ)マンガBL(ボーイズラブ)マンガ 祥伝社 onBLUE onBLUE comics 百と卍百と卍(2)
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作品内容

元火消しの伊達男攻め、恋と劣情の過去。陰間あがりの百樹(ももき)と、元火消しの卍(まんじ)。義兄弟の契りをかわし、恋人として暮らすふたりの季節は春へと移ろう――。百樹は卍の愛情をいっしんに受け愛おしい日々を送るかたわら、ときおり見せる卍の辛そうな表情に胸がつまるような思いを感じていた。そんなある日、ふたりの前に卍の過去を知るという男・千(せん)が現れる。火消し時代、卍の相棒だったという千は、かつて卍と身体の関係があったことを
ほのめかし…。江戸時代BLの金字塔作、圧巻の第二巻! 「巡りあえた奇跡が尊すぎて拝む……」――担当編集

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レビュー

百と卍のレビュー

平均評価:4.6 482件のレビューをみる

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高評価レビュー

五つ星超え!どこまでも粋な卍に目が釘付け
…っ
っかーーっ!もうっ!バシッ(膝を打っている)たまらないねぇっ!卍の艶男っぷりが!愛だ恋だ男色だのお話しが!花のお江戸を舞台に!ラブラブでぃ!
…とりあえず、卍とお百(もも)のお話しは5巻で一段落でしょうか
今よりもBがLすることがアリだった江戸時代の物語。
さわ先生が江戸文化の造詣が深く、作中の隅々まで徹底されてるので、興味のない方には中々入りずらいのかも知れませんが、ハマると沼ですよ!歴史好きな私でも、最初は見慣れないチョンマゲ姿に江戸言葉 で入りずらさを感じてました、が、1巻読み終わる頃にはすっかり慣れ親しんで虜に。
世界観が完璧すぎて、ハマればどっっぷりと浸らせてくれます。
陰間茶屋や、年上と年下の男色の関係の決まりなど、この頃の男色文化が作中に盛り込まれ…知らなかったことがたくさんあり、大変興味深かった。やはり、ローション的なものは存在したのですねぇ。。うんうん。。この時代を経て私の愛する今のBL文化があるのかと思うと、感慨もひとしお。
卍の苦い過去、お百の辛い過去、2人が出会うことでそれらに向き合い、逆境も乗り越え、胸を張ってコイツが恋なんだと2人一緒に人生を歩きだす、お互いを想う気持ちに胸を打たれます。
そして卍のエロさ艶っぽさ!半端ねぇ!!
いよっ、この色男艶男!美男子!紋々に褌で流し目ヒューー!!!( 気持ち>語彙)

先生の画力だけで星5を差し上げたい!江戸の景色、衣食住もさることながら、卍の豊かで微細で絶妙な表情、素晴らしくないですか、、
卍の照れ顔、困り顔、思案顔、キメ顔、ニヤリ顔、泣き顔、お百を愛しく想う顔、、、とにかく極上の美男子が、作中で魅せる絶妙な表情の素晴らしさ!立ち姿や仕草の美しさ!うっっとりです!
ぽつりと吐く愛の台詞も、気障で粋。どこまでも粋。またしても極上のいい男に出会えて幸せです、素直なお百も愛しいし、卍の叔父、祝(いわい)さんもいぶし銀の渋さ。
万次=卍っていう名前も、「百と卍」っていう言葉の語感も好きですねぇ、星5超えです~
次巻からは卍と百の恋を引っ掻き回した問題児、千と兆(きざし)の物語だそうで、私的には今はまだちょっと好きになれない2人なのですが、先生がどう料理されるのか、楽しみでぇございます。そして先生、卍とお百の馴れ初めのもう少し掘り下げたやつが、読みたいです~、、何卒、何卒~よろしくお頼み申し上げます。
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22件
2022年11月3日
よかったー!!!!【6巻よ!!】
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ もともとこの作品が良いってのは聞いてはいたんですが、も〜〜〜最高でした……。
江戸時代が舞台ということで台詞も江戸っ子なのですが全然抵抗感無く読めますし、時代考証もすごいです。
何よりお百が可愛くて卍の兄貴がカッコいいんだこれが……。イチャイチャしてるのもエッチで尊いしお互い惚れ込んでるのがわかるからたまらないですね……粋な言い回しも良くって……。
でもただ卍の兄貴とお百のラブラブっぷりだけじゃなく、苦しい過去だったりを2人で寄り添いあって未来に向かって進んでいこうとしているのがまた良いんですよね。百ちゃんのおかげで“いき”ができるようになった兄ぃだし、百ちゃんも兄ぃと出会ったことで“しあわせ”を知ることができたんですよね。
長屋の人たちも良い人たちで、「わたしたちと変わらないのよ」と言うところで泣きました。江戸時代の男色文化を下敷きにはしていますが、普遍的な恋愛、愛についても語られている素晴らしい作品だと思います。
金ちゃんも可愛いし、四天王の皆さんと仲直りできてよかった……そしてお父様も実は卍と気質が似ていて愛する相手(奥さん)のためにあんな息子にまで冷たい態度を取っていたんですね……愛って難しい。
さて、次回は千と兆編ということで、またこの世界を味わえることが楽しみでなりません!過去の男が忘れられない千と、初めての恋をしている兆……なんだか千よりも兆さんのほうが厄介な気がしますね……!笑
【6巻読みました!!】
待ってました!千と兆編!!!!
固定厨なので果たして千の心が兆に傾くのだろうか?なんなら兆の片想いエンドでもいいけど?と思いながら読んでいたのですが、なるほどね、千も兆も『救われたい側』の人間だったんでしょう。千と兆が惹かれあったのは同じ傷と怒りを持つ同士だったからで、千の怒りが収まる形を持っていたのは兆のほうだったんだと思います。あんな感じで素直じゃないけれど誰かの特別になりたくて、誰かに甘えたくて縋りたかった千にとっては兆が千のすべてを“奪う”と宣言したことは誰かのモノになれるという安堵感があったんじゃないでしょうか。
くっついた途端、兆にべったりな千はデッカい乱暴赤ちゃんで可愛いし、最後にあった三蔵法師と孫悟空みたいな兆と千が見たすぎます!次巻はまた卍と百ちゃんみたいですが、まだまだ千と兆の二人が見たい!何卒お願いします〜!!感想も文字数足りない!
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3件
2023年6月4日
卍兄ィの色気と現パロの破壊力に惚れぼれ
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 2019年にBLで文化庁メディア芸術祭マンガ部門で優秀賞受賞という、BL初の快挙を成し遂げたお江戸BL作品が、この5巻で、足掛け7年余りをかけてハピエンを迎えました(祝)!
読み始めたきっかけは、そういう公的賞を受賞した作品への興味からでしたが、柔らかな、時に力強い線で描かれる艶やかな絵、可愛らしい陰間上がりの百樹の健気さ、元火消しで今笛吹きの卍の色気たっぷりの伊達男ぶりに魅了され、江戸文化への造詣の深さに感心し大好きな作品になりました。
5巻は、それまで物語に切なさを与えていた卍の過去と生家と区切りをつけ、親友にも、自らが隠してきた生き方を打ち明けるという内容の厚みと、絵の密度が最高潮の巻でした!しかも、5巻は卍の正装や、美しい子どもの頃の姿、想像とはいえ、雛人形のような卍まで描かれ、改めて卍の美丈夫振りにうっとり☆
深夜に読み始めて、テンションMAXになった本編読了後、紗久楽先生の、恋愛の自由をすべての人に、のメッセージに続き始まる、百樹と卍が結婚できる現代で2人にそっくりの赤ちゃんと生活する世界のお話。可愛いのに、そのような祈りを込めて描いたお話と思って読んでいるうちに感極まって眠気も吹っ飛びました。
こんな素晴らしい作品が、初BL作品での初連載だったとはプレッシャーはいかほどだったのだろう。受賞時の贈呈理由に、BLや腐女子への差別冷笑的な固定観念を打開するときが来たのではないか、と、BLがスティグマであることを前提とした言葉があるところに、この作品がこの賞を受賞した意味合いが込められていると思う。その後、この作品に続く受賞作はBL部門からは出ていないのです…。さらに千と兆CPで続編が出るそうで、重苦しい展開になりそうだけれど今から楽しみです!
それにしても、こんなに多才な先生がお江戸ばかりを舞台とするのは勿体無いのでは…と思って祥伝社のHPを眺めてて見つけたのが本作のサイトの「ホストパロディ特設ダミーサイト」のバナー。なんだこれ、とクリックしたら、歌舞伎町に卍を代表とするホストクラブWありけり、と。個人的にドタイプのMENSがズラリ!もう目が釘付け。のぞいてみると「姫殺の卍」に会えます(笑)。No.3のホストが続編cpの片割れで太客が相手です。この設定で連載して欲しい!凄いな、現パロの破壊力…。
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19件
2022年8月26日

最新のレビュー

艶っぽくて細やか。読みいってしまう。
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 百と卍、千と兆、それぞれの救済物語が丁寧に細やかに描かれて良きです。シリアスな展開と閑話休題的なお話のバランスもよく、全編通して艶っぽく、読みいってしまいます。
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0件
2025年3月19日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

えろあまなお江戸BL
営業:チョコボール(シーモアスタッフ)
磯笛吹きの伊達男・卍×元陰間の百樹のお江戸BL。紗久楽さわ先生の浮世絵のような粋な絵柄で描かれる二人の愛の日々がいとしい!お互いがお互いにメロメロで、愛を確かめるように睦み合う様子が甘すぎて溶けてしまいそう。百くんのもちもちお肌がまた触りたくなる可愛らしさです!

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