以前から読んでみたいな…とお気に入りに登録していた作品。少し前にフォローしている方々の高評価レビューを拝見した時から気になっていたのに、タイミング悪くて購入しそびれていました。 今回ソノオ先生の作品がいくつかセールになっているのを見つけて、
嬉しかったです。
「僕のミーちゃん」…というモリオさん視点のタイトルが素敵だな、と思いながら読み始めたお話…。10年ぶりに引きこもりを止めたモリオさん。一生懸命 親戚たちにミーティアさんを紹介していて、その後息が上がっているコマを見て、過呼吸かな…大丈夫?とモリオさんのストレスを想像しました…。 ミーティアさんとの生活の準備に頑張っている彼を、可愛い…と頬を赤くしているミーティアさんを見て、…友情から恋?…と微笑ましく思ったり…。 側にいます…あなたのものです…と1番伝えたい気持ちを片言に伝え合う2人の意思疎通の描写を見て、温かいなぁ…と思いました。母国が違う2人が家族になるって最初も最後も似ていて、高齢になると、第二.第三言語を老化だったり認知症で少しずつ忘れて最後は母国語だけになるシニアの方々…それでも寄り添う旦那様やご家族を見ると、言葉じゃなくて想いなんだなぁ…と。ミーティアさんとモリオさん2人の意思疎通を見ながらそんな事を振り返り思いました…。
最後に作者さまの描き方が優しいな、と思ったのが2人が最初にできた日、をあとがきで読者に伝えて下さった事…。テ・モリオ、可愛い…とミーティアさんの気持ちが何となく伝わりました…。続きが楽しみです。
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