今作「錆のゆめ右」を先に読みました。としおと進藤の最初が知りたくて「錆のゆめ」と、あと「錆のゆめ左」も読みました。「錆のゆめ」で何故としおがこういう状況になったのかを知ると残酷でつらいのですが、進藤と出会ってからとしおの人生が再び変わり、今
作「右」はその後一緒に暮らし始めたふたりの日常風景が描かれています。むかしを思うと余計に、今幸せそうなとしおにただただ心が温かくなります。
しんどおが大好きで、しんどおの嬉しそうな顔を見たいと料理を覚えたりいろいろがんばる姿がとてもいじらしいのです。そんなとしおと一緒にいることで進藤の心も浄化されていってる感じで、最初の出会った頃と比べてずいぶん変わったなあとも思います。
今はまだ、ちうする関係どまりですが、むしろそれでいいと思える。BLとして物足りないと思う方もいるかもしれませんが、ふたりの日常を見ているだけで心が癒される、こんなBLがあってもいいじゃんと思います。としおがとにかく可愛いのです。
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