エゴで勝手にド派手なサプライズしといて断られたからっていつまでもネチネチ挙げ句に詐欺師呼ばわりとか…大人気ない。んでもって、そのバチバチなワンシーンを面白いという理由だけで赤の他人がSNSに投稿するとか現実にありそうでマジ怖かった。世情をよ
く捉えてるなと思ったけど…。
相変わらずこの作者の絵が綺麗で、4巻から5巻に至る間に少し間があったと思うが、違和感があったのは表紙絵だけで本編は変わってなかったので世界観を崩されなくて良かった。
まゆはまゆでぼんやりさんから自称FBIにまでなってるし、最初はキャラが面白いと思ったけど、それに至る過程も描かれていてそれぞれにいろいろと悩みを抱え、徐々に消化していってるのが良い。
早く続きが読みたい作品。
作者のあとがきもめっちゃ面白いからそれを集めた1冊もあればいいなとは思った。
追記
やはり出版社絡みなのか?
どうしても作品を世に出すとなると制約が出来るから仕方ないのだろうけど、じっくり温めてきた関係性がプツンと終わる事が残念。
まあ、結果的にネグレクトを受けていた少年が生涯の内にかけがえのない財産になる友達を作れたことも世界観が拡がったのも人間不信にならなかったのも当時手を差し伸べた大人のおかげなわけだから…良かったのだろう。
父親は不変。
良くも悪くも一般的な、人を見て態度を変える、自身の当たり前を押し付ける残念な大人の代表格だから。
これだけ温めてきた作品がばっさり終わったのは残念だが、今回は★をキープ。
これはこれで1つの人の物語。
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