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おとなのなつやすみ

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作品内容

その夏、俺たちは出会った。お互いに知っているのは名前だけ。管理栄養士として勤めていた小学校で食中毒事件を起こしてしまった水沢と、目の前で親友が滑落事故に遭い死んでしまった登山家の勅使河原。お互いの過去は一切話さず、詮索もせず、心の傷を癒すために共に暮らし、求めあう優しい時間が過ぎていく。そんなある日、勅使河原の知人がまた山に登らないかと訪ねてきて―――?

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レビュー

おとなのなつやすみのレビュー

平均評価:4.5 38件のレビューをみる

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高評価レビュー

いい夏休みだった!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 空き家で思いがけず出会った水沢さんと勅使河原さん。水沢さんにとっては祖父母の家で、行く宛がなかった勅使河原さんはその空き家を見つけて過ごしていたけれど、普通なら不法侵入で捕まるところを追い出しもせず数日なら一緒に住んでも良いと……水沢さん良い人すぎてちょっと心配でした(笑)あと勅使河原さんのTシャツが毎度最高(笑)ホコリが好きです(笑)家の掃除をしたり銭湯に行ったり、釣りをしたり。名前しか知らないはずなのになんだかんだ一緒にいるのが心地よかった2人。それを見ているのも安心感がありました。ですがお互い訳アリで…食中毒問題で子どもたちを危険に晒してしまった水沢さんと、登山中に友人を亡くした勅使河原さん。先に進むのを恐れ、あの家で少しのお休み期間を過ごしていたことが、リフレッシュ出来ているから良い時間だな、と思いながら寂しさも感じました。ある時、勅使河原さんに何があったのかを立ち聞きしてしまった水沢さんは背中を押してあげ、もう終わりにしよう、と持ちかけます。そこがまた苦しかった…お互いが必要とし合っているはずなのに一緒にいられない、このままでは何も進まない、と思っているのがとても分かる一夜でした。別れる時も水沢さんは何も言わずに出ていき、その後連絡を取る手段もない中、雑誌で勅使河原さんが載っているのを発見し、また食中毒にあった仲の良かった子どもにも良いタイミングで会えたのが良かった。当時その子に掛けた言葉が自分に返ってきて、前に進む決心が出来ホッとしました。3年ぶりに田舎に帰ると勅使河原さんも来ていて素直になれない水沢さんだったけれど、今度は逆に背中を押してもらい告白もされますが、言いたいけど言えない。成しえていない自分には言う資格がないという水沢さんの気持ちにグッと来ました。そんな風に思えるなんて強いな、と。また半年後にお互い前に進めていた結果、水沢さんがようやく気持ちを伝えられて微笑ましかったです。良かった……人生山あり谷ありですが、諦めたらダメだと教えてもらえました。えっちも大胆で好きでした。そしてもう一作品の方も好き!そういう始まり方もアリだなーとか、ありそうでありえない感じだな、とか思いながら読んでいました。ストーリー展開が面白い!短編なのによく纏められていて私はとても好きでした。欲を言えば2人の先も見たい!電車に掛けて面白く気持ちを伝えようとしているのも素敵でした!
いいね
0件
2023年2月20日
傷ついた心を静かに癒すひと時と芽生える恋
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 夏のある日、田舎の祖父母が住んでいた空き家に引き籠ろうとやって来た水沢は、リュック一つでそこに勝手に住み着いていた勅使河原と顔を合わせます。悪かったと出て行こうとする勅使河原を呼び止めた水沢は、勅使河原をそのまま住まわせて荒れた家の片付けを手伝わせることにし、体力モンスターの勅使河原が意外と人好きするタイプなことを知ります。ガスが開通して水沢が料理に腕を振うと、勅使河原は美味い美味いと完食し、その姿に水沢はほろりと涙を流すのでした。お互い訳ありと察しながらも敢えて穿鑿することはせず、家を片付けたり修理したりしながら二人は身体を重ねるようになります。働き盛りの男が二人、働かずに過ごすぽっかり浮かんだ夏休みのような日々も、やはり終わりを告げます。傷を舐め合うのではなく、それぞれが傷と向き合い乗り越えてゆくところが大人なお話でした。『3番線に電車がまいります』朝の乗り換え駅で、人懐っこい大学生の桜井ひなたと、その大学の学生課に勤める池さんとが隣り合わせます。じめっと引き摺る池さんが、ひなたの若い暴走列車に乗り換えるまでの楽しいお話です。
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3件
2022年12月3日
踏み出す勇気 貰えました
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 前半のお話は 深く傷ついてる二人の出会いから ゆっくりと それぞれが前向きになれる時間を過ごして やりたい仕事へと向き合っていくお話。
なりたい自分になって 再会するシーンは 胸が熱くなりました。
私事ながら 離婚・両親の介護~見送り・離職 それぞれにジトッと取りつかれている気持ちが変わるまで やはり2年くらいは必要だった気がします。
だから 読んでいて自然に受け止められるお話だったんでしょう。
最後病院での二人には ホッとしました、この先に良い時間がやってきますように・・
後半のお話は しっかりした大学生に完敗ですね。
ぐいぐいと まっすぐに怖いものなしで 迫ってくれる純粋さに 羨ましさばかりが・・・
素敵な出会いは身近にあるのでしょうね。
気持ちが近づいていく過程は ドキドキ ワクワクさせてくれます。


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0件
2023年1月17日
人生には休みも必要
勤めていた小学校で食中毒事件を起こしてしまった管理栄養士と目の前で親友が滑落死してしまった登山家の人生の休み時間とその後を描いたお話。
長い人生の中で一度や二度は、立ち上がれなくなるほどの辛い壁にぶつかることがあります。そんな時に全てを投げ捨てて頭を空っぽにしてゆっくり休める時間が取れた二人の出会いは必然的なものだったのかなと思いました。でも、今までの関係を全て断ち切って何も詮索なく過ごしても、結局好きなもののことを忘れられない二人はとても似た者同士なのかもしれないと思いました。何も聞かない優しさや何も言わない我儘を許しあえる、傷を負った二人が日常を離れた日々を送る世界がとても温かいです。前向きに一歩踏み出せた時にお互いの心の拠り所となれているのがとても素敵だなと思います。
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2件
2023年2月4日
ああ好き
栄養管理士を退職し郷里に戻ってきた水沢は、空き家になっていた祖母の家を訪ねると、そこにはいかつい大男が住みついていて――。

「もう一度、ここから。」がものすごくよかったので、海の日のセールで作者様の作品を大人買いしました。
一番読みたかったのがこの作品。

脛に傷持つ二人が、自然の中で癒やされ、再生してゆく物語。
表題作の他に、短編も一編収録されています。

この作品もよかった…。
豊かな自然、優しく包み込むような彼の笑顔、畑で取れた野菜、二人で囲む食卓――作者様の、丁寧に、誠実に二人の物語を紡いでゆく空気感がとても心地いい。
優しく どこか懐かしい、素敵な作品でした。

なんだか疲れて、癒やされたいときにオススメ。
18日までセール中。
いいね
5件
2022年7月16日

最新のレビュー

素敵な二人
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 二人ともそれぞれに打ち込める好きな仕事を持っていて、仕事上で辛い事があったけどやっぱりその好きは変わらないという、でもその途中にはその辛さを乗り越え、背中を押してもらわなくてはならなかった。
二人ともほんとに素敵です。
そして、二人の誠実さが、周りの人から温かく接してもらえたのではないか。
水沢さんが、小学生から、"水沢" と呼ばれるほど親しまれていたのなんか、とってもいいです。
いいね
1件
2025年5月18日

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