●179p。あとがき4p。
【1】「みつあみこ」表題作。
当時の連載作品106pまで。作者さんが高校2〜3年生の時の作品。
【2】「フェレット未飼育日記」
デビュー作。高1。
【3】「しょうゆプリン」
新人賞受賞作。高1。
【
4】「弁当びより」
初投稿作。中3。●
表題作から始まりますが、主人公ふたりのズレていそうで何故だかふたり(だけ)にはしっくり来ている「密」な会話劇。
作者さんの独特の「間」に引き込まれる。
あぁ、愉快。好き。
シュールって言葉、使いたくないけど なかなかにシュール。
≫≫≫
両手の人差し指を出し、その先を相手に向け「なるほどーー!!」とか、たいして納得もしてないクセにやってたなぁ、。そんなノリだけで喋ってるかと思ったら、
ふいに思考転換し(あくまでもその時点の)人生について等々 考え至り、気持ちが溢れ出したりする作中のふたりを見ていると、無駄に(!)郷愁に駆られたりしました。
そんな目線で読むのも結構 乙なのかも知れません、ネ(笑)
瑞々しい感性を感じるデビュー単行本でした。
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