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けものあそび【電子限定描き下ろし漫画付き】

700pt/770円(税込)

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作品内容

お坊ちゃん育ちの飛鳥井翼は、痛みに興奮するという悩みを抱えていた。自分の性癖を受け入れられず悶々と過ごす中で出会った白尾将輝は、相手が誰であろうとためらわず無感情のままに暴力をふるう男だった。将輝なら欲望を満たしてくれるかもしれないと思いストーキングを始めた翼は、ある夜待ち伏せていた先で将輝に無理矢理にホテルに連れ込まれ――。【描きおろしあり】

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  • けものあそび【電子限定描き下ろし漫画付き】

    700pt/770円(税込)

    お坊ちゃん育ちの飛鳥井翼は、痛みに興奮するという悩みを抱えていた。自分の性癖を受け入れられず悶々と過ごす中で出会った白尾将輝は、相手が誰であろうとためらわず無感情のままに暴力をふるう男だった。将輝なら欲望を満たしてくれるかもしれないと思いストーキングを始めた翼は、ある夜待ち伏せていた先で将輝に無理矢理にホテルに連れ込まれ――。【描きおろしあり】

レビュー

けものあそびのレビュー

平均評価:4.7 337件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) スピンオフ
    kuyaさん 投稿日:2024/1/26
    【このレビューはネタバレを含みます】 「俺のおにくちゃん」のスピンオフ。千明の元カレ将輝のターン。でも、翼目線の話かな。 将輝は母親の身勝手な行動で、施設で育った。暴力で物事を解決し、人を従わせる術を身に着けた。 翼は、どMで暴力を見たり、されたりして興奮する。その癖を受入られず、自分は人間ではなく獣だと感じる。 助けてグレた、力強く暴力的な将輝に一目惚れかな。 高校を卒業して何年も経っていても、街で将輝を見かけ思いが再度持ち上がる。 暴力で喜ばれる翼を煩がっていた将輝だが、翼の一途さ、自分を受入てくれる包容力に、いつしか好きになっていて。 一悶着あったけど、将輝も義父に向かい合い、翼も解放された。2人とも過酷な思春期だったね…2人の世界を作れて良かった。 将輝は、好きになれば割りと一途で、言葉には出さないけど愛情は深いようだ。 もちの米先生の絵とお話好きだなぁ。闇が根底にあるんだよね。ある意味で、2つのお話とも救済なんだよな。 翼とこーちゃんも知り合いで、将輝の義父と翼の父親も知り合いで。うまく繋がってるなぁ。みんなお金もち(笑) 将輝は大学卒業して、左官屋さんになったのね… 将輝と翼が、互いを埋めあえるようになって、良かった。 続きを読む▼

高評価レビュー

  • (5.0) 救済
    aaさん 投稿日:2021/1/29
    【このレビューはネタバレを含みます】 初めての作家さん。フォローしてる方のレビューで読んでみたくて購入。 暴力の背景がわからないまま順番通り読むより、先にこちらを読んでいた方が良かった、とありましたので私もそうかも!と思い真似してこちらから読みました。 結果、私にもその方が合ってました。ありがとうございます。 将輝と翼の救済、そして二人だけの形の愛情に辿り着くまでのお話でした。 幼少期からの辛い過去で暴力でしか人との関わり方を見い出せなかった将輝。 それでも社会人になって施設に送金していた事実があるのなら、施設の方々からの愛情は将輝にとっては信用できる「拒絶」される事の無いもので、根底には暴力以外の選択肢も育っていたのかな、と思いました。ただ母から受けた「拒絶」が何より恐ろしく、無意識のうちに自分を守り拒絶を回避する為に暴力を選んでいたように思えました。 千明がなんだかんだと悪態をつきながらも将輝を完全には突き放していないし、 翼との事を知りながらも、自分にあんな事をしておいて幸せになる気?というような事を考えてなさそうな所は心から感謝すべきところですね。どんな復讐をしたっていいくらいの事をされているのに。 千明は許す必要は一切ありませんが、将輝が翼を大切にできるようになったのなら、千明に対してきちんと謝罪する等、将輝が誠意を見せる描写が1コマでもあると、更に良い読後感だったと思いました。 将輝と翼の関係の変化、SE〇の変化がとても好きでした。 最初は暴力的なものから始まり、最期のえっちは相手を満たしてあげようとする愛情をたっぷりと感じることができて、ああこの二人はもう大丈夫だな、と思えました。 タイトル、本当にそうですね。私は作者様の「もちの米」もインパクト大でした。 忘れっぽい私でも頭に残るかも笑 続きを読む▼
  • (5.0) やばい面白い
    ムギさん 投稿日:2021/3/30
    【このレビューはネタバレを含みます】 『俺のおにくちゃん』の購入を思案中、こちらの存在を知りレビューを覗くとみなさんの将輝愛が凄い。試し読みではいまいち分からないその魅力が気になりこちらのみ購入。がっつりあらすじやレビューを見たものは暫く放置してから読むのですが、どうしたことかこの作品の内容だけは全く忘れない。二か月待ってみたけど私の中の将輝が消えない。将輝が見たくてたまらない笑。これだけ想いが募ってハードルも上がって大丈夫かな?と内心ビクビクしながら読みましたが、結果は将輝最高!!うわーん 将輝ぃ。177ページ鳥肌立ったー。牛乳いっぱい飲むのも可愛い。嫉妬からのお迎え煙草バイクたまらん。 自分は獣なのかと苦悩する翼。無感情のままに暴力をふるう将輝もまた自分を人間だとは思っていない。お前は獣だと手荒く抱いた一度目。人間だよと言われた将輝が本当に人間としての自分が求められているのかを知るため暴力を封印し、翼を人間として抱いた二度目。「もうこういう抱き方しかしねぇ」と言った将輝が「なんでもしてやる」と あくまで人間が獣のように… 幾度目かの愛ある“けものあそび” 母親の残酷な反応に対する言葉と同じ言葉を放ち、初めて相手への怒り(とは違うとしても何かしら)の感情で人を殴った将輝と、殴られて初めて悦びを感じなかった翼。 はぁ凄い。ストーリーやばすぎるんですけど。めちゃくちゃ好きすぎてしんどいんですけど笑。興奮して長々と勝手解釈すみません。 未読だったネタバレありのレビューを見て『俺のおにくちゃん』で将輝がやらかしたことを何となくというかほぼほぼ?知り、今ちょっと複雑な気持ちです。読みたい気持ちもあるけど読むの怖いなぁ。どうしようかなぁ… 続きを読む▼
  • (5.0) 私の癖のヤバいクズ男攻め
    うまいどんぶりさん 投稿日:2023/10/8
    【このレビューはネタバレを含みます】 『俺のおにくちゃん』のスピンオフ。千明の元彼でクズの将輝の話。ピアスばちばち暴力男×ピアノが得意なお坊ちゃん。 相変わらず冒頭から将輝のクズ行動があるけど、将輝の生まれ育った背景を考えると仕方ないかなと思えたり。(でも行為自体は赦されないわな。千明のこと考えるとまじクズ男過ぎるし)ただ、将輝自身は気付いてないけど、結局愛されたいだけなんだよね。愛し方愛され方が分からないからそういった行動をしてしまう。今まだ発展途上だと思うけど、翼が今後深い愛情で教えてくれると思うからそこは安心。翼がヤバい性癖で良かった。でもこの2人の関係性が他の漫画とソックリでちょいちょいその漫画が浮かんできてしまう……。どっちも好きだから良いんだけど。何故ならどっちの作品も、目が死んでるヤバい攻めが好きだから!あとピアスバチバチもいいよね。口数少ないとこも良いし……。単純に攻めのビジュとキャラが好きだし、時々喋る言葉がめちゃくちゃ刺さります!「殴り殺しときゃ良かった」、、、なんて萌え死んだ。 でも、将輝の親は毒母なのに、最後予定調和で大円団的に締められたのが非常に残念。小さい頃から施設に預けられてて、妹は幸せに良い暮らししてるんだよ?そんな聖人君子じゃ無いんだから、私だったら許せないな。心狭いかもだけど、そこは別に家族の話はいらなくて、むしろ翼と2人で前向いて生きていく終わり方が良かったというのが個人的感想です。毒親絶対許さないマンなので。そこだけ残念でしたが、将輝がもろタイプなので☆5つです! そして、もちの米先生めちゃくちゃ待ってました!帰ってきてくれてありがとうございます!お帰りなさいヽ(;▽;)ノ 続きを読む▼
  • (5.0) 補い合う二人の関係性がしみじみと良いです
    ミントさん 投稿日:2019/7/23
    【このレビューはネタバレを含みます】 母親がいながらその母親に一旦捨てられ、手に入れたいものは暴力で得ることが習い性になってしまった将輝と、同じく、父親はいるものの真の愛情を得らえぬままピアニストとしての将来を強いられて育った翼、共に自分の感情を素直に表し解放したことがない二人の恋を静かな筆致で描いた秀作。 僕のおにくちゃんのスピンオフ。 将輝は前作では千明の元カレのキレた暴力男として登場しますが、その表情(前作ではヘラヘラしてました)や存在感に何か感じさせるものがあり、こちらのスピンオフも購入。 今作では常にほぼ無表情の下の将輝の心の動きがジリジリするくらい微かに波立ち、翼への感情が育まれていく様が暴力を間に挟みつつも切なく心に沁みていきます。おにくちゃん共々両方読んで損はないと思います。 コーちゃんと千明も仲良く登場し、うまく今作の二人の過去や現在のストーリーをつないでいってくれます。 考えてみるとコーちゃんと千明はとにかく親の愛を受けて育った者同士。対して将輝と翼は十分に親の愛を感じられずに育った同士。それでもどちらのカプも相手との出会いで自分が変わるきっかけを掴めた。うーんやはりこれは両方の作品を読んで欲しいですね。 この作者さんを知ったのがこの二冊だったので、後書きを読んで胸が詰まりました。 Twitter を見ていたら、どうも連載中に編集部からもっとBLらしい絵柄にするよう求められてモチベーションが保てなくなったようですが、これほどに才能ある作者さんが休養を十分にとられ、また新たな作品をいつか携えて戻ってきてくださることを心から願っています。 続きを読む▼
  • (5.0) ふたりを出会わせてくれてありがとう。
    MWさん 投稿日:2022/4/25
    仲山米先生名義で現在青年漫画を描かれている作者さん、BL枠としては最後の過去名義作品。レビューのために再読してまた感動。「僕のおにくちゃん」→スピンオフ「けものあそび」→もう一度「僕のおにくちゃん」の順番で読むとよいかと。。「〜おにくちゃん 」で最悪クズ元カレとして登場した将輝が、前作ラスト、ひとり髪を短く切ってからの物語。 お坊ちゃんでピアニストの卵の翼は、金髪強面の男が道端で無抵抗な人を殴っているのを目撃、巻き添えで殴られてた時に自分の性癖を再確認してしまい、もう一度その男に会いに行く。無表情で暴力をふるう獣のような男、将輝は翼の性癖を理解して彼のことも獣と呼ぶのだった、、という始まりです。 将輝の辛い境遇や、一見恵まれているような翼が抱える生きづらさも描かれます。このふたりが出会わなかったらどうなってただろう、っていうふたりで足りないところを補って生きて救われる系のBLならではのお話は、毎回感動してしまいますね。特にこの作品はとてもよく練られた設定で、例えば、将輝が「黙れ」、って言うシーンが2回あるんですけど、最初と最後の対比がね〜もうね〜。。将輝と翼を出会わせてくれて、一緒に幸せでいてくれてありがとう(涙、ってなります。将輝の乱暴な言葉使い(だけど将輝の心根は、ほんとうはものすごく優しい)にキュンとなる翼の気持ちがよくわかる! 最後まで読んでから「僕のおにくちゃん」に戻って再読して、クズ男だった将輝を赦してあげようって思いました。なんなら、少しでも早く翼に出合わせてあげたいって思ったわ。 もっとみる▼

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

DV行為のその向こう
営業:コーヒーマニア(シーモアスタッフ)
もちの米先生の作品「おれのおにくちゃん」スピンオフ。お坊ちゃんでドMな翼と、乱暴で冷たいドSの将輝。二人のままならない性癖と悩み、諦め、苦しみが描かれています。いたぶり、いたぶられる関係だった二人が思いやりと愛着を持って寄り添い始める姿にじーんとくる、どこまでも深読みしてほしい一冊です。

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