はああ〜。こ、これは、読めば読むほど、知れば知るほど、文治さんをどんどん好きにならずにいられない。実際、第1話ではそこまでじゃなかったのに、第3巻を読み終えたいま、すっかり文治さんのとりこです笑。姫子といるときの、スマートで優しい文治さんも
もちろん素敵ですが、職場での文治さんも私は大好きなんです。その両方を堪能できるのは、読者だけの特権ですね。姫子が決して見ることはない「おっかない軍人」のときの文治さんは、本当に怖い目をしている。でもすごくカッコよくて、ゾクゾクしてしまう。文治さんの目の下のクマは、彼の内面の「影」をそのまま表しているように思うのですが、彼のようにうんと歳上の、優しいけれど影があるような大人の男に、まだ12歳の姫子が恋心を抱いているというミラクルがありがたい笑。奇跡のカップルだと思う。
それから特徴的だと思うのが文治さんの黒い昏い目。どんなに優しく笑っていても決して光を映さない瞳が、彼の捉えどころの無さ、底知れなさを表しているように思えて、なんだかたまらんのです。心のうちをあまり見せず、イロイロ隠し持ってる感じが好き。もっと知りたいと思うし、ずっと見ていたい、、。そして見たいと言えば。文治さんは紳士なので決して姫子を子ども扱いしませんが、「レディ」扱いはしても当然まだ「女」としては見ていない。つまり「男」の顔は見せてないわけです。いわば「待て」なわけです。溢れんばかりの男の色気がたまらん文治さんの、「男」の顔が見られないというじれったさ笑。いつか姫子にだけでなく読者にも見せてくださいね笑。すでに仲睦まじい2人のこれからが本当に楽しみです。どうかどうか幸せでいてほしいです。
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