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マイ・ブロークン・マリコ

650pt/715円(税込)

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作品内容

柄の悪いOLのシイノは、彼女の死を知りある行動を決意した。女同士の魂の結びつきを描く鮮烈なロマンシスストーリー!※巻末に平庫ワカのデビュー作短編、『YISKA ―イーサカ―』を収録。

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詳細
  
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1巻から|最新刊から

作品ラインナップ  全1巻完結

映画化

「マイ・ブロークン・マリコ」

【出演】

出演:永野芽郁 奈緒 窪田正孝

【公開日】

2022年9月30日

レビュー

マイ・ブロークン・マリコのレビュー

平均評価:4.5 87件のレビューをみる

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高評価レビュー

わたしとこわれたまりこのはなし
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ シイちゃんへ

えへへ、驚いた?久しぶりにお手紙を書いてみました。懐かしいよね。シイちゃんにはたくさんお手紙書いたなあ。残してくれてるかな??シイちゃんは、いつも私のことを心配して私に本気でいてくれたよネ。シイちゃんが、フライパン持って怒ってくれた時、本当に嬉しかったなぁ。シイちゃん、足ガクガクで声も震えてたのに、最高に格好良かった!シイちゃんがいるって、私にはシイちゃんがいるんだって安心できた。だからかな、なんでだろう、シイちゃんは私の一部みたいに思うんだ。シイちゃんが悲しかったら、わたしも悲しい。シイちゃんが嬉しかったら、わたしも嬉しいヨ。今はもうよく分からなくなっちゃったけど(元々何も分からないのかもだけど…)、わたしシイちゃんとどこにいてもいつも一緒にいるみたいに思うんだ。シイちゃんも同じ風に思ってくれてると良いなぁ。シイちゃんは、私の人生の最高のヒーローだよ!またシイちゃんに心配かけさせちゃうかなあ。えへへ、その時はまた本気で怒ってくれるかな??さすがに今回はやり過ぎだよって言われちゃうかなぁ。シイちゃん悲しんでくれるかな?私の人生は、全部シイちゃんがいたから意味を持ったんだよ。また、会った時にはいつもみたいに話を聞いて、心配して、本気で怒ってほしいなあ。こんなことになってもやっぱりシイちゃんに見捨てないでほしいなあ。ワガママかな?笑 シイちゃんがいれば、わたしはもう怖くないよ!こわれた私だってシイちゃんがいれば全部全部大丈夫になるんだから。シイちゃんといればこわれた私だって悪くないなって思うんだあ。本当ダヨ!また2人で遊ぼうね!
シイちゃんありがとう、ごめんね。
シイちゃん、ダイスキ!!


まりこ
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2件
2024年3月24日
友人とは…?
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ この漫画に出会えたのはたまたまなんですが、すごい出会いをしてしまったな…、と思いました。特に普段レンアイものばっかなので、まったく知らないジャンルです。

マリコを取り巻いた環境も、なんとか支えようとしたシイノも無念でしかない。思い出話も救いがほとんどないです。花火をやりたい、そんな小さな願望が叶えられない。

この物語自体はかなり究極なものだけど、ある意味で、自分にも周りの人にもありえそう、いやきっとありえてる話なんじゃないかと思いました。親友だろうが友人だろうが、やれることに限界がある。どんなに友達が好きでも、守りたいと思っても、自分の生活もあるし、特に子供だと他の家庭にあーだこーだ言うことは簡単じゃない。そしてシイノのようにフライパン持ってマリコの彼氏と戦っても、マリコ自身が壊れててたらシイノの助けもその場その場しのぎのものでしかない。
マリコが自分で自分のことを、壊れてる、と言ったときの虚しさといったら…。学生の時にもっと助けてたら良かった?何ができた?後悔してもしきれないです。

救いは見返りを求めないマキオとの出会いと、行きたかった岬で遺灰になって自由になったことと、最後のマリコからの手紙に、シイノが、うん、と肯定的な言葉を残したこと…、だと思いたい。

容易に、読んで〜と言えない漫画ですが、色んな人に読んでほしい…、気分が落ちてないとき以外で…、と思ったら映画化してたんですね。恐れ入ります
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0件
2024年6月17日
読んでよかった
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 私がこの作品をふと思い出して購入し読んだ理由は、自分の父親をほんとに何の前触れもなく突然亡くしてしまって、自分の中にある色んなことを誰にも伝えられなかったから。不仲の母親に伝えても母親は拒絶してきた。それを慰めたくて読んだ。だいぶ前にTwitterで読んだから。
そして結果どうだったかと言えば、電車の中でずっと泣いていた。隣席の人がどんな顔していたかは知らないけど、自分と同じ立場の人が世の中には沢山いるとひたすら泣いていた。
そんな中で印象に残っているのは、故人の思い出が綺麗な部分ばかり残っていってしまうという部分。まさしく私も同じだから。嫌な思い出や辛い思い出が必ずあって、嫌いだって感情や関わりたくないって感情が故人に対して必ずあった筈なのに、それが全て削ぎ落とされていく。誰かを失う、二度と今世で会えないというのはそういうことなんだと教えられた。
汚いものや醜いものを死は全て持って行ってしまうのだなと。
それから、私にもシイちゃんみたいな人がいればいいのになあと読後思っていた。シイちゃんが居ただけマリコは幸せ。世の中の大多数の人達にはシイちゃんみたいな人は居ないから。
あと、クリント・イーストウッドが主演して映画化していそうな読み切りも、本編の沈んだ静かな気持ちを明るく背中を押してくれるようで好きだった。
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0件
2023年5月14日
確実に心に刻まれる作品
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 2021年1月にこの作品に出会い、「あ、今年の1番の作品決まったわ。」と読んだ瞬間に思った作品です。それでいて、誰にもオススメできない作品。少なくとも、友達に勧めたらこの子大丈夫かと心配されてしまうかもしれない。笑
最初は社会の理不尽を思い知らされ、救えなかった友人の話かと思ったのですが、タイトルを読めばわかる通り、歪んでゆくマリコが過去の描写とともに明らかになってゆき、どのタイミングなら救えたのか、読者に考えさせるような展開です。そして、未だ答えは見つかりません。(あの時代に児童相談所は頼れたのだろうかとも思いますし。)マリコの最期の手紙も、賛否あれど、今までの展開から、なんとなく内容は推測でき、わざわざ文面にするのは無粋だと思わずにはいられません。漫画でありながら、小説を読んでいるような物語は、平庫ワカ先生の構成力の高さを感じます。
2022年映画化のニュースを聞き、舞い戻ってきました。永野芽郁ちゃんは、どちらかといえばマリコ役が似合うのではと思わず言いそうになりましたが、それを映画を見ずに言うのも無粋ですので、秋まで気長に公開を待とうと思います。
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9件
2022年1月22日
ノンフィクションなフィクション
試し読みで心を掴まれて購入しました。
まず買ってよかったです。間違いなく自分の中の買ってよかった記憶に残る作品の一つです。

漫画ですしフィクションなのはわかっているのですが、主人公のシイちゃんはもちろん、登場人物の人生が本当にノンフィクションのように感じれて「架空のお話」というよりも彼女たちの生活を本当にリアルに覗き見しているような気持ちになりました。
短い中にぎゅっと詰め込まれたお話。でも決して無理やりでも筋が通っていないわけでもない、とにかく濃密でした。
ハッピーエンドでもバッドエンドでもなく、ただただこれがリアルなんだと私は感じました。
最後を読者の自由に想像させるオチ、賛否あると思いますが私はこういうのが大好きです。

また、読み切りの話も濃密でいろんな感情がぐちゃぐちゃになりました。
本編も読み切りも、読んだ後に確実に心に刻まれる余韻のある漫画でした。
最高です。
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3件
2022年3月21日

最新のレビュー

唯一の親友の死
唯一の親友が死んで、「今からでもできることはないのか?!」となる怒涛の展開の疾走感が新しくてすごい。生きているうちにやればよかったことは、実際は「生きているから」できないのだ。
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0件
2024年10月30日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

マリコを救え
広報:あずき(シーモアスタッフ)
平庫ワカ先生の描く人物のインパクトがすごい!!知らず知らずのうちにこの絵に引き込まれて行ってしまいました。シイノさんの商品紹介してる顔とか私的には好き☆全体的には暗いストーリーだけどその中に笑えるところもあっておもしろい!

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