何だか表紙とタイトルの仄暗さが気になり試し読みで雰囲気が好きだったので、あらすじもレビューも見ずに購入しました。最後まで終着点が見えずにグングン引っ張られました。深く考えず、感じるように読みました。切ないのか、悲しいのか、喜んで良いのか…ど
の感情にもストンと落ち着かない読後感でした。でもそれで良かったです。どこかに収まってしまったら陳腐になってしまいそう。深読みしてアラを探すと一気に作品の魅力が失われてしまう気がするので、作品の雰囲気に飲まれて読んでほしいなと思いました。多少荒削り感はありますが、気になる程ではなかったです。作者さんインタビューを拝見し、ページ数の関係でカットしたシーンがあると仰っていたので、そういう影響もあるのかな…と。にしても、初コミックでこの作品ですから作者さんを追いかけたくなりました。クーポンで購入できるので、気になる方は是非是非!
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