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BLマンガ
まことしやかに舞う花は
1巻完結

まことしやかに舞う花は

690pt/759円(税込)

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207pt/227円(税込)

作品内容

この気持ちは、誰にも知られてはならない。だからせめて、お前を想って踊ろう。――昭和十六年。留学帰りの御曹司・颯太朗には、ずっと気がかりだったことがあった。それは、子どもの頃、幼なじみで踊り手の春臣に「お前の踊りなんか嫌いだ」と言ってしまったこと。ちょっとした意地からだったが、あの時のことを謝ろうと春臣を訪ねるも、頑なに避けられてしまう。それには、別の理由があるようで……。好きな人と結ばれることが難しかった時代。必死に恋心を隠す、幼なじみ再会・恋愛譚。

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作品ラインナップ  全1巻完結

  • まことしやかに舞う花は

    690pt/759円(税込)

    この気持ちは、誰にも知られてはならない。だからせめて、お前を想って踊ろう。――昭和十六年。留学帰りの御曹司・颯太朗には、ずっと気がかりだったことがあった。それは、子どもの頃、幼なじみで踊り手の春臣に「お前の踊りなんか嫌いだ」と言ってしまったこと。ちょっとした意地からだったが、あの時のことを謝ろうと春臣を訪ねるも、頑なに避けられてしまう。それには、別の理由があるようで……。好きな人と結ばれることが難しかった時代。必死に恋心を隠す、幼なじみ再会・恋愛譚。

レビュー

まことしやかに舞う花はのレビュー

平均評価:4.5 243件のレビューをみる

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高評価レビュー

時代に翻弄される2人の想いに涙
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 昭和16年という時代や背景の描写がとてもしっかりして、絵がとてもきれいで丁寧で、心惹かれ一気に読み込みました。踊り手の春臣と御曹司の颯太朗の顔貌、造作、服装など、全て見惚れるほどとても美しい!それだけでも見る価値あります。
戦前~戦中~戦後のそれぞれの時代の中で、すれ違い続けながらも互いに強く想い合う2人の気持ちに涙し、きっと当時も時代に翻弄され想いを遂げられなかった人達がたくさん居たのだろうと考えさらに涙が…
結果ハピエンで安心しましたが、いくつか気になる点が。
まず春臣はいつから市村が颯太朗だと気付いていたのか?
9年後の再会で、春臣13歳→22歳、颯太朗16歳→25歳だけど、そこまで想い続ける人を、間近で顔を見て話して声も聴いて、見間違えたり忘れるはずがない。とすれば、最初から気付いていて市村として接してた可能性が大だけど、その理由がわかりにくかった。槙野に言われ颯太朗が日本に帰ってきた事を知らなかった様子だったり、喫茶店から睨んで無視したのが不自然すぎる…颯太朗として接するのは意地も気持ちもあり拒否だけど、市村としてなら他人として接して仲良く話せたってことかなぁ?私の理解力不足もあるけど、ちょっとはっきりしなかった。
あと再会場面。とても感動的だけど、颯太朗が虎司と同じ病院にいるの今まで気付かなかった?春臣は何回か虎司に面会に行ったはずだけど、病院の中で颯太朗を探さなかったのかな?颯太朗も歩けるなら春臣に繋がる情報を院内で探してたら、虎司と会い春臣に会えたはず…でもそれだとあの感動的な再会にはならないから、物語的にあれでいいのかな。
とにかく感動し感涙したのは間違いない。読んで本当に良かった素晴らしい作品!ぜひたくさんの方にこの世界観に浸ってほしいです。
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0件
2025年5月5日
描き下ろし…
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ ●作者さんの絵に一目惚れして、最初に購入したのがこちらの作品でした。(この後にも何作か拝読しています。)本当に綺麗な絵ですが、表情があまり変化しないので、淡々とした印象になりがち。それがこちらの作品には合っていたかもしれないな…とは思います。
●戦中戦後の時代背景。幼い頃の二人はとても無邪気で、颯太朗は素直に春臣をかわいいと言い、春臣は颯太朗を想って踊る。でも幼心に「この想いはダメだ」と先に気付いたのは春臣でした。颯太朗とは住む世界が違うと子どもなりに理解して、気持ちを隠そうとするのが切ない…
●颯太朗は自分の言葉が春臣を怒らせたんだと思っていて、ただ謝ろうと春臣に近付くけど、自分の気持ちには無自覚だったのか、無意識に蓋をしていたのか。一緒に過ごす時間が増えて、春臣が好きだと自覚できても、いろんなものが邪魔をして伝えられない。簪を介して視線を交わらせるだけの二人。
●家柄の違い、男同士だということ、颯太朗にあてがわれる婚約者、戦況の悪化…ようやく想いが通じ合うのは颯太朗の出征の直前。そして別れ。いつまでも戻らない颯太朗を待ち続ける春臣。
●初めに「表情があまり変化しない」と書きましたが、ようやく帰還した颯太朗に会えたときの晴臣は、きっと声を上げて泣いているのだろうな…と感じられました。困難はあるでしょうが、これからはどうか二人で穏やかに暮らしてほしい。
●しっとりとしたストーリーだったので、描き下ろしもその路線で幸せな二人を見たかったですが…急にファンタジックコメディ?そのため読後感は「えぇ…?」という感じになってしまいました…ここは目を瞑って★5で。
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4件
2022年2月17日
その花の名前は春、君だぁ(号泣)
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 束原先生の御本は「powder snow melancholy」「replay」「ブルーノート」の順に読んで、こちらで4冊目になります。
これまで読んだ中で、私はこちらが一番好きです。束原先生は学生がモダわちゃしているコメディタッチのストーリーがお得意な方なのかと思っていましたが、こちらは時代背景がシリアスで、なんとも切ない悲恋ものでございました。
戦争を挟んでいるので、当人同士のすれ違い、家の都合、徴兵による別れなど、とにかく障害が多くて...本当に胸が苦しくなりました。
時代物の悲恋で、ハピエン(私は玉響ver.と呼ぶ)とお別れやメリバ、もちろんどれが良いとか悪いとかではないと思うのですが、やはり私は好きな者同士結ばれてイチャコラしてほしいので、このお話がハピエンでとても嬉しかった!
春臣と生きると決めたあとの颯太朗は、すごくかっこよかったです。だから生きててくれて本当に嬉しかった!(嬉しい2回言った!)
近代日本(明治〜昭和初期)を舞台にしたBLが、私はどうやらとても好きみたいです。私は当時の日本の工芸品も好きなのですが、大戦後の占領下の日本が輸出品に「オキュパイドジャパン」の刻印をつけることを義務付けられていたと知り、職人達の思いに胸をはせたりもしました。なので、終戦後の野戦病院?のようなところで春臣が踊るシーンはグッとくるものがありました。みんな泣いてる...(涙)終戦後、みんなどんな気持ちだったんだろう。
とか言って、しんみりしちゃいましたけど、描き下ろしの狸のエピソードはめちゃかわいいので、和みます。ご安心を!
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7件
2021年2月24日
良かった😢
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ ●表題作・描き下ろし含め 全232P 御曹司颯太郎×踊り手春臣

●颯太郎が誠実真面目な一途な攻めで良かった。
時代背景でなかなかすんなり一緒になれない二人。
最後までどうなるんだろうとドキドキと不安で油断出来ず物語に引き込まれた。
どうか無事でいてって願っていた。

戦争や空襲など悲しく辛い描写もあるけど、そんな環境に負けずに健気に頑張り思い合う二人に泣けた。

●颯太郎のビシッとした姿や春臣の踊り手としての美しさと普段の二人のラフで素朴な姿の対比も良かった。
帽子を被って風呂敷を背負っている春臣の姿が可愛かった。
普段は儚い雰囲気の美人なんだけど、素顔は純朴な優しいお嬢さんって感じがした。

●時代もののお話で新鮮だったし、キーアイテムが簪っていうのも愛らしくて好き。
スマホで連絡も取れないので連絡手段は手紙だし、待ち合わせで遅れても連絡手段がない時代。
絵柄の雰囲気もお話と良く合っていたと思う。

●表情や心理描写も描かれていて、絵柄もストーリーも楽しめる。
二人を取り巻く周りの人も良い人が多くて過度に嫌な人は出てこないので良かった。
親の決めた婚約者も出てくるけどモブとの絡みはなし。
二人の友情と愛情がとても丁寧に描かれている。

●本編がしっとりしたお話だったので、描き下ろしの二人はクスッと笑えるポップなもので気持ちが明るくなる話で良かった😃
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1件
2023年11月5日
咲く花、散る花、秘する花
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 昭和10年代後半、ドイツから9年ぶりに帰国した倉本颯太朗には、幼馴染の遊馬春臣に一言謝りたいとの思いがありました。かつて幼い颯太朗は、女形として舞った春臣に、とても良かった可愛かったと言って簪を渡したのですが、翌日春臣はバッサリと髪を切り、簪を身につけることも無かったため、悔しくてお前の踊りなんか大嫌いだと心にも無いことを言ってしまったのでした。それきり話すことも無くやがて日本を離れた颯太朗は、もう一度春臣の舞う姿を見たいとの想いから、春臣が舞う予定の料亭に身分を偽り下男として入り込みます。そして美しく成長した春臣の女形姿での踊りを見るのでした。
春臣を傷つけてしまったという後悔で苦しんできた颯太朗、幼い心に芽生えた恋心を隠す為に口を利かなくなった春臣、再び出逢ったことで二人は幼馴染ではない確かな想いをお互いに抱くのですが、そこにひたひたと戦争が迫ってきます。軍需産業、戦争未亡人、空襲、そして徴兵。戦争という時代に巡り合わせた二人が、それでも想いを遂げる甘やかな恋物語。現代とは違うゆったりとした時間の流れが感じとれる作品です。
いいね
1件
2021年6月28日

最新のレビュー

戦争はだめです
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 家族、友人、そして恋人達を引き裂く戦争は絶対にダメです。今まで何作かそういうお話を読んできて、ラストが悲しいと、本当にやりきれない気持ちになりました。このお話も、あえてレビューは読まずに、ドキドキしながら読み進んでいました。前半は幼馴染同士が恋愛感情を拗らせたまま大人になっての再会で、ちょっとコメディ的な部分もあったのですが、後半、戦争が始まるともうダメ、この先に待っている結末をあれこれ想像して緊張しました。でも、良かった、ハピエンで。主人公達の周囲の人たちも、戦争を生き延びていたりして、うまくいきすぎ感もあるのですが、私はそれで救われました。どこの国でも戦争はダメです、絶対に。そう考えさせてくれたお話でした。最後に…絵もとても綺麗でした。
いいね
0件
2025年7月14日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

花咲く昭和浪漫恋物語
編集:鋼女(シーモアスタッフ)
時は昭和初期。身分違い、すれ違い、戦火での別れ、再会、そして大団円!を迎える、めくるめく展開のドラマチック恋愛譚。御曹司・颯太朗と踊りの師匠・春臣の秘めて語らず深まっていく恋の描写も見事ながら、束原さき先生、腰を落とした舞い姿勢や、登場人物たちの普段から着こなれた感ある着物の描写がお見事!

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