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シティ・ライツ・バースデイ【電子限定描き下ろし付き】【特典付き】

760pt/836円(税込)

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作品内容

【電子限定描き下ろし付き】【ページ数が多いビッグボリューム版!】αとΩ。その中でも特に強い結びつきを持つふたりは、「運命の番」と呼ばれる――。あるホワイトクリスマスに、βの東馬は、Ωのまほろと出会う。怪我をしたまほろを手当したお礼にと、セックスの手ほどきを受ける東馬。風俗に勤めるまほろは、お金を貯めながら、幼少期に出会った“運命のα”を捜しているという。まほろに惹かれてしまった東馬は、せめて役に立ちたいと「運命のαを一緒に探します」と提案。受け入れてもらったものの、二人で過ごすうち、まほろへの想いは膨らみ続けていった。そしてまほろも、運命を求めながら、東馬へ名前のつけられない感情を持ちはじめ……。「あなたは、ちゃんと運命の人と幸せになってください」 確かな“運命”を前に、ひたむきに生きる二人と一人の、切なくも優しい恋の物語。

【特典付き】一部電子書店限定で紙と共通の特典が付与されています

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レビュー

シティ・ライツ・バースデイ【電子限定描き下ろし付き】のレビュー

平均評価:4.7 167件のレビューをみる

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高評価レビュー

たまらなく切なくて、たまらなく幸せで
はぁ…メトロに次いでまたしても感涙。読んで良かったです。いい作品に巡り会えるのも、これまた運命的な出会いなのかもしれません。分冊版で無料で1話を読みましたが、すごく引き付けられるものがあって、単行本になったら絶対読もうと思っていました。ホントに読んで良かったと、心から思える作品です。

幼少期に出会った『運命の番』を探し求めるΩのまほろ。
好きになった相手を運命のαにさらわれてしまったβの東馬。
二人が『運命』というものに翻弄されながらも、ひたむきに掴もうとする魂の相手。涙なくして読めませんでした。

βである東馬は、βであるが故に誰とも運命の繋がりがないと、半ば自身の恋に諦めてるような節があるのが、既に切なかったです。
偶然にも出会ったまほろはΩであり、まほろが探している運命のαを探すお手伝いをする事に…
風俗の仕事をしているまほろと関係があったものの、実直にそして優しさで、まほろをフォローしている東馬がいじらしくて、切なさを募らせてしまいました。東馬の感情の中に芽吹いた、新たな感情。

運命のαに辿り着いて欲しいような、欲しくないような複雑な思いで読み進めてました。きっとこの時の私は、眉間にシワ寄せて八の字眉になっていたと思います。どうなるんだろうと、ドキドキしながら…この辺りが、本郷先生お上手ですね。まほろにはまほろへの、東馬には東馬への感情移入が起きてしまいます。

お互いに恋心を感じながらも、運命という言葉一つに邪魔をされるのがもどかしくて、切ない。
そして、ついにまほろの運命のαが…

オメガバースの世界観ならではですが、運命に引き寄せられる事が幸せをもたらしつつ、影に隠れる者にはなんて残酷なもの。だけど、抗う事も出来る。
自分の運命は、自分で切り開く事だって出来るのだから。α、Ω、βに囚われず、自分が選んだ人が唯一無二の最愛の運命の人、でいいんじゃないかなぁ、と思います。

電話越しの二人。最後の手紙。涙腺崩壊の私。
まほろの涙、東馬の涙。乗り越えた先は笑顔ですよね。
あぁ、泣いた泣いた。良かった。
これは読んで欲しい良作のオメガバースだと思います。素敵な作品に出会えて良かったです。
いいね
22件
2021年7月2日
人が人を好きになる物語
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバースの運命の物語が大好きだからこそいつも頭をもたげる罪悪感と疑問。α、Ω、βが一生抱えるその悲しみの全てに寄り添うようなお話でした。運命は、それを叶えた人たちだけの歓びで、その周りで涙を流している人達は必ずいるし、もしかしたら運命の番の2人ですら翻弄されて苦しんでるのかもしれない。そういうジレンマに気づきながらもどうしても運命のロマンに逆らえないんだよなぁ。ネタバレ無しで読み始めたので、最後は蓮と結ばれるのだとばかり思っていて、ずっとその予感の中で読み進めつつどんどん東馬を好きになっちゃうから余計に悲しくて、涙がずっと目ン玉に滞在してました。普段読みホで漫画欲は満たすようにしてるので、なかなか購入まで至らないのですが、しかもこんな悲恋エンドっぽいやつ…試し読み増量でこれは買わなイカン‥とついポチリ。いや、買って良かったんです。これが蓮目線だったら、蓮を応援して運命の番に再会する事を願っただろうと思います。それくらいみんなのことが愛おしい。無条件に愛する人に愛されて欲しいと思えるような人達でした。蓮を探す時間が結構じっくり描かれているので、小説を読む感覚で、一人の青年の半生を知りたくなったし、それと同時に二人の関係が深まるほど嬉しいし恐いしで(笑)東馬はとっくに惹かれていた中で無意識にそれに名前をつけないようにしてて、まほろの客との距離感をぶっ壊してヒート中に東馬を招く行為にはア"ア"ッッ!!てなりました。エロのシーンは読者としたらご褒美のはずなのに切なくて…。βとΩが出会う時点で悲しい予感しかないって相当毒されてますよね‥。心がずっと叫んでたんですよ、もう。結果こうなんのかー、とかなり放心状態の今。嬉しいけどやっぱり悲しい。蓮の手紙を読んだからかな?まほろの蓮への想いをずっと見ていたからかな?2人がβとΩであることには変わりはないからかな?分からないけど、やっぱり悲しみはつきまといます。でも幸せ!おめでとう!ありがとう!!言葉の使い方も素敵で、言葉と場面の組み合わせで魅せてくれるシーンもとても多いです。物語を描ききった作者さんの漫画家としての力に惚れ惚れしました。こちらの作者さんの作品、集めてしまいそうな予感がしてます。
いいね
2件
2024年5月6日
必ずしも運命が幸福とは限らないと言う話
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバースにおいて重要視される運命の番について、別の視点から描いた作品の中では最も好きな作品となりました。
作者様のあとがきにもありましたが、オメガバースは起源こそ左右の明確な差別化であれ、二次性を3つに分けている以上、それぞれの「役割」に縛られた悲しい物語が多いように思います。
αは強者、Ωは弱者、βは運命には敵わない。
その役割を理解しているからこそ、今まではΩ攻めやα×αなど、起源と役割を敢えて無視した作品を好んで読んできました。
身体的な負担が多く社会的にも蔑ろにされがちな弱々しいΩを見ているのは辛いですし、役割を越えてひとりの人として見る方が自分には向いていたからです(オメガバースそのものを否定するような意図はありません)。あと、運命に抗うという展開が好きなんですよね…(笑)
今回こちらを購入するに至ったのは立読増量中で、運命の番を探すΩとそのΩに惹かれるβという二人がテンポよく描かれていたことと、二人が人間的に心地の良いキャラクターだったからです。
結果的に、大正解でした。
運命は運命、恋は恋。枠に捉われないその考え方が大好きです。運命を自認しながら運命とは別の場所で恋をして、生活をして、子を授かり、幸せに暮らしている人がいる。
オメガバースの世界では決して当たり前じゃない普通の人としての営みがここにはありました。
恋とは別の運命の相手がいるから一層恋が輝くという面も確かにあるのですが、運命の人は運命の人でちゃんと生活があり、愛する人がいて、まったく当て馬感を出していないのも素晴らしかったです。
言葉や台詞の選び方も率直かつ秀逸で好みでした。
過去には色々あれど最終的に誰も不幸にならず、誰もが運命や性に囚われすぎずに自ら選択し生きている。
運命の番という設定上の圧倒的な旨味を得られる作品では正直ありませんが、いつからかBLの中で蔓延したオメガバースという独特な世界観の中では個人的にとても印象に残る作品となりました。
次回作も楽しみにしております。
いいね
8件
2021年6月26日
惹かれ合う運命と寄り添う恋と
新刊作者様買いです。試し読みではそこまで惹かれなかったんですが、読んで本当に良かった。すごく良いお話で、275P、ページをめくる手が止まりませんでした。

風俗店で働き貯金しながら幼少期に出会った運命の番をずっと探し続けているΩのまほろ。そんなまほろに惹かれる部分と、過去の痛みに折り合いをつけ前に進みたい考えとで、βの東馬が番探しの手伝いを申し出ます。

オメガバの主流は多くはαとΩ。βは添え物のように感じる作品も多いのですがこの作品ではβにもスポットがあたっています。
どうしようもなく惹き付けられるαとΩの運命の番。
番を前に蚊帳の外の傍観者であり誰の運命にもなれないβの存在。
その抗う事の難しい運命の番を前に色んな感情が交錯し、静かに、でもドラマチックにお話が展開していきます。

まほろに惹かれながらも運命の相手を一緒に探す東馬の葛藤など、どの人物にも深く感情移入できる、とても丁寧な心情描写に感服です。
なるべく真っ新な状態の方がいいと思いますので詳しくは控えますが、私は電話と手紙の部分が堪りませんでした。読後の余韻の中でぽつりぽつりと手紙の言葉が思い出されて胸に沁みて。
最後の見開きのシーンもまたグッと胸にくる描写で今までの感情が溢れ出る様子がとても好きでした。
作者様のあとがきも素晴らしかったです。
とても幸せなオメガバースの物語で満足度も高く、読んで良かったと思えた作品でした。
いいね
22件
2021年6月27日
いろいろすごすぎて言葉にならない
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ そうだった、オメガバってアルファとオメガだけの世界じゃなくて、当たり前にベータもいるんだよね…と反省すらしてしまう、設定上除け者にされがちなベータも含めた真正オメガバースの世界でした。自分がアルファにもオメガにもなったことがないからよけい感情移入がしやすかったのか、途中からずっと涙をこらえて読んでいました。
しかしこの作者様は人生を何周して漫画を描いておられるのだろう…人の機微を描く天才というか…キャラクターの置かれた状況と感情があまりにマッチしていて、使われるセリフにも違和感がなくて…整っている。
漫画をおもしろくするためのサプライズ的に悲劇やハプニングを起こすのではなく、登場人物それぞれが思い、話し、決断した結果、波紋が広がるようにそうなったんだなと納得ができる。アルファにオメガ、そしてベータの感情、思考、行動様式に至るまで、彼らは本当に存在しているんじゃないかと夢を見るくらい物語に没頭することができました。
2024年に発表された新作「魚と水の森」を読み、すぐに作者様の虜になりましたが、こんなにたくさんの引き出しを持っておられるとはおもいませんでした。人に響く作品を創れるクリエイターは、例外なく闇表現や性描写がお上手です(わたし調べ)。ためらいがありません。ヒートだけでなく、愛ある素晴らしいまぐわいを惜しげもなくありがとうございました。
いいね
3件
2024年9月4日

最新のレビュー

素晴らしい作品
本当によかった。誰がどんな選択をするのか、前半だけではわからず。ストーリー展開がすごくよかった。電話のシーン以降号泣しながら読み進めました。素敵なお話をありがとうございました!
いいね
2件
2025年2月24日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

運命に立ち向かえ!
営業:カレー王子(シーモアスタッフ)
『メトロ』の本郷先生が描く切ないオメガバース。運命の相手を探すΩのまほろと、彼に惹かれるβの東馬…そして、まほろの運命の番・蓮。見えない三角関係が切なく、健気な東馬に泣かされ、明かされた蓮の過去にまた涙…。果たして、3人は最後にどんな選択をするのか?是非、ご自分の目でお確かめ下さい!

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