僕のおまわりさん【16P小冊子】

あぁ～～～。終わってしまいましたね。
完結とあったので寂しくて、ずっと読めずにいました。
表紙から泣きそうになりましたよ。
桜舞う季節に、チコちゃんと二人寄り添ってて晋と誠治君の笑顔。
我が儘だと思いますが、ずっと続いて欲しかった。
個人的なイメージでは、おじさん受けってもっと妖艶な色気を纏い、渋くてダンディで身体も締まってる所が魅力だと思ってたんです。
でも誠治くんはお腹ポヨお餅ちゃんだし、大雑把だし、鼻ほじるしこれ萌えるか？って心配だったんですが、最期は愛着が出てきてもう可愛くて愛おしくて堪らない。晋が好きになるのが分かる。

昔、猫を飼っていたので、このデフォされてないチコちゃんの表情とか行動が懐かしくて可愛かった。

出会いはウザったいお兄さんだったのに、恋をして10年越しに愛になる。
それがとても自然で、特に何か当て馬が出てきたり、大きなハプニングが有るわけでもなく２人の日常を描いているのだけれど２人のやり取りや、誕生日とかチコちゃんの友達とかクリスマスとか…ちょっと言葉に出来ないほど尊かったです。
髭をそった有り得ないほど可愛い誠治くんが、指輪をはめて「似合う？」で泣いて、晋幹線の見開きで更に泣いた。これがエモいですか？
ちょこちょこギャグに流されてたのに、こんなの感動して泣く(泣)
ページを捲るのが勿体無くて寂しく感じました。

飄々としているけれど実は寂しがり屋の誠治くんには、宝物缶の中身は誠治のみの重い愛の晋が側に居てくれて本当に良かった。
小冊子も読んで、フォロー様方が仰ってたズンドコ武士 お注射はこれだったんですね(笑)にやま先生のこういうセンスも大好き！
後書き本当は4巻予定だったんですね。確かに秋が無い。また単行本じゃなくても、単話でもオマケでも気が向いた時に発信して頂けると嬉しいです。

小冊子に そん抱の２人が出てましたね！これは布石か？と思ったら続編です！嬉しい、またニンニンやツインズと逢える( ´∀`)
とても3巻完結とは思えない満足感。まだ読んでない方には是非とも読んで頂きたい逸品です。文句無し星5です。

ついでに、にやま先生のtwitter7/17見ていただけると２人の日常が垣間見えますよ。オススメです。

読んでて温かい気持ちにさせてくれる幸せいっぱいの大満足の完結巻でした。
フォローしてる方もたくさんの方読まれていて、皆さん幸せレビューで読んでて楽しかったです(*^^*)
恋人とも家族とも呼べる2人の、幸せに満ちた日常が綴られる3巻。
誠治のことが大好きすぎるブレない晋を見てるのが本当に楽しいし、相変わらずすね毛ボーボーでお腹ぷにぷに誠治の、晋に向ける愛しさ溢れる優しい眼差しにもじんと胸が温かくなります。

裏帯の「10年越しの恋は、やがて愛になる」の言葉。本当にこの言葉が一番しっくりくるなと思います。
焦がれて焦がれて、想いを受け入れてもらえて、こんなにも好きな人に、同じように包み込まれるような惜しみない愛を両手いっぱいに返してもらえて晋はどんなに幸せだろうと思います。心からの真っ直ぐな想いをその懐の広さ一杯で受け止めてきた誠治もまた、こんなに愛しいと思えるのはきっと晋だからこそ。
クリスマスの見開きはもう鷲掴まれましたよ。そこからはウルウルです笑
1、2巻も好きでしたが、普通に面白いなというくらいの好きだったんですが、この完結巻は群を抜いて良かったなと思います。

ありふれた日々の1日1日を宝物のように大切に、きっとこの先も2人で手を繋いで人生を重ねていくんだろうなと思えるラストで大満足。もちろんチコたんも一緒にね！またいつか2人とチコたんに会えるのを楽しみにしてます！