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2巻完結

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嫉妬は愛を曇らせる【単行本版（シーモア限定描き下ろし＆特典付き）】

汀えいじ

（4.0）投稿数141件

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作品内容

桐野はピアニストとして才能に限界を感じ、
鬱屈した日々を過している。

だからこそ、才能あふれる後輩からの
憧れと恋心を弄ぶようにセックスに誘った。

期待に震える高瀬の中に歪んだ嫉妬を吐き出して、
何かが満たされる気がした。
いいなりになる高瀬にうぬぼれ、依存していく桐野だが――…。

溶け合う闇と光の救済BL
蜜月を描く描き下ろし10P収録！

◆収録内容◆
「嫉妬は愛を曇らせる」1～7話
単行本収録描き下ろし10P
シーモア限定描き下ろし（おまけ漫画1P）
特典（おまけ漫画1P）※「特典（おまけ漫画1P）」は紙コミックスの応援書店にて配布されているものと同様のものが収録されています。

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作品情報

ジャンル

： BLマンガ

学生(BL) / 大学生･院生(BL) / アーティスト(BL) / 俺様･ドS(BL) / 広告掲載中 / シーモア限定特典付き / 電子特典付き

作品タグ

：お互いが好き / 受けが可愛い / 執着がすごい / 変貌を遂げる / 奥が深い / 展開が早い / 独特な世界観 / 男の子がかっこいい / 純粋な気持ち / 絵が綺麗 / 顔がいい

※システムにて自動抽出したものを表示しています

出版社

：シュークリーム

雑誌・レーベル

： from RED

DL期限

：無期限

配信開始日

： 2021年10月7日

ファイルサイズ

： 32.4MB

出版年月

： 2021年10月

ISBN

：

9784910526102

対応ビューア

：ブラウザビューア

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レビュー

嫉妬は愛を曇らせる【単行本版】のレビュー

平均評価：4.0 141件のレビューをみる

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高評価レビュー

ああさん

(－/－) 総レビュー数：171件

太陽を抱きしめている

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 寂しがり屋の幼い子どものまま大人になってしまった人、桐野先輩はそういうアダルトチルドレン的な側面を持ったタイプかなあと思います。ただ、自分の置かれた状況や心境を異様に達観しているというか、客観視できているのに心と体が言うことを聞かない、みたいな描写が多いので、頭がいい分余計に罪悪感や苦悩で潰れそうになっている。
嫉妬は愛を曇らせるなら、曇りのない愛情を一途に傾けてくる高瀬さんは、妬み嫉みのような後暗い感情を持っていない。だからこそ、信者に近いような狂愛が感じられて、個人的には最後まで高瀬さんがちょっと怖かったです笑。強くて真っ直ぐな愛、すごいですけどね！穢れのない無垢な愛は、薬です。今回は浄化作用を担ってくれたけれど、いきすぎるとやっぱり毒だから、桐野さんが自分をしっかり保って物事を俯瞰して見られる方でよかった。いらん杞憂ですけど。お二方ともタフで自立していて、しかも相性が良くて最高だった、ということです。自立できる人同士の共依存がいっっっっちゃん健康にいいんだから！不穏な雰囲気に反して、愛で救済する王道の結末で、読後感は温かかったです。
カスみたいな感想なんですけど、序盤で明らかにはなるんですけどそれまで受け攻めが分からんくて、でもリバでも良いな〜と思いながら見てました。

4件

2024年8月19日

Ｈammy さん

(女性/－) 総レビュー数：596件

執着も求める者あらば純愛なんです

汀先生の描くキャラの口元が好きです。半開きで歯が見えてたりしたら、そーいうシーンじゃなくてもかぶり付かせてあげたくなっちゃう。目は上が空いてる三白眼で見下ろされたい。(ここまで来ると変態入ってます？笑)
そんな見た目猟奇的なキャラが真っ直ぐ一途な良い子ちゃんだけの訳がない。ほらね、重苦しい執着愛をベッタリねっちり見せてくれました。ありがとうございます♪
受けちゃんが罠を仕掛けて狩る展開は、意図しようがしまいが大好物です。

狩られる攻めくんはいい感じで病んでいて、コレって狩る側から見れば、既に罠に掛かったも同然ですな。

ピアノ、ラナンキュラスの花束、母の愛と、美しいピースに彩られた狂おしい愛のお話でした。

余談ではありますが、受けちゃんがピアノを演奏している顔がユーリ!!!on ICEのキャラに見えてしまい一瞬萎えました↓

修正はライトセーバーでした。

11件

2021年10月7日

ももさん

(女性/20代) 総レビュー数：55件

綺麗でした

待ちに待ってた新刊。心の中身はぐちゃぐちゃでお世辞にも綺麗なものではないのかもしれないけれど、お互いに真っ直ぐ真っ直ぐ不器用に相手を求めて愛したがり愛されたがっていた。どちらも幼い子供のままなのかもしれないと思いました。なによりえいじ先生の圧倒的画力……！顔が良い……！！！そして胸に迫るストーリーなんですよ、いつも。どつぼです。雰囲気をとても大事にした作品ですね。私個人としては攻守が逆の方が好みではあるんですけど、そんなことすっ飛ばすくらい良かったです。もっともっともっともっともっとあなたの作品が読みたい！！！！！！！！！！大好きです！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！

1件

2021年10月7日

くみこさん

(女性/50代) 総レビュー数：972件

映画的でステキ

読んでいる最中から、モノローグが多く構成が上手いので、映画になったら綺麗な画になるだろうな、と思いました。
ストーリーとしては愛に飢えた攻めと愛を与えたい受けの相互救済(比重は違うけど)のお話で、行間を読んだり自分なりの解釈が必要な部分もあるけれど、そこまで読み手丸投げでもないので分かりやすく、そういう楽しみ方もできます。
立場がだんだん逆転していく様が、攻めの浄化過程を見ているようで、最後はなんとも言えない安心感を感じましたね。
前作もそうでしたが、作者さんは芯の強い受けがお好きなんですかねー(笑)

1件

2021年10月18日

りんごさん

(女性/20代) 総レビュー数：6件

愛に縋る姿が美しい

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 大好きな作家さんで単行本化するのが待ち遠しかったです。
愛に飢えた攻めがピアノはもう愛せないけど、受けの愛をピアノで繋ぎ止めようと必死に足掻く姿が美しかったです。攻めは塞ぎ込んでしまう性格で難がありましたが、受けの愛が攻めの思ってる以上に大きく、2人で1人のピアニストを生み出した過程が丁寧に描かれていると思いました。
穏やかな性格の受けに絆される攻めも、攻めに一生懸命愛情を注ごうとする受けも、どちらも愛おしかったです。
登場人物のひとつひとつの表情や身体の描写が耽美で、視覚的にも大満足の作品でした。

2件

2021年10月7日