安定した作品でした。
話もしっかりと筋が通ってて、エピソードも現実的でありながらマンガらしい設定もあり、飽きることなく全巻読めます。
建築家でゲイの牧と現場の20歳の浩太。
プレイボーイの牧が浩太にハマっていくまでの1巻。牧の元カレの
御園生や忍と安芸がでてきて、大人の恋愛と牧の変態の軽さと修正甘々のエチが堪能できます。
2.3.4巻は浩太の初体験の男で兄の元カレ祐也が登場。
5.6.7巻では牧の好きだった壬生と、師匠にあたる建築家渋沢が登場。
これで2人の過去はスッキリと清算され、みんな幸せな道を選びます。
浩太の記憶喪失や壬生がさせられていた奉仕などは、正直あまり好きな設定ではないのですが、一気読みをするとさほど気にすることなく楽しめました。
これを次巻待ちする状態で読んでいたら、途中で買うのやめてたかもしれないですね。
けれど巻数の多い作品は、安心して読めるものが多く、マンガを読んだ!っていう満足度が高いので、ずっと続いてほしいです。
そして8巻になる、about of HISASHI。
和久井さんは、変態牧のエロトークのあしらい方や突っ込みが絶妙で気になってました。個人的には白石さんもかなり好きでした。その和久井がメインで、普通の出会いじゃ和久井は動かないのであり得ない設定になったのか、あまり現実的な始まりではなかったですが、和久井のオスが見られたのでとてもよかったです。
白石さんも幸せになってほしいなぁ。メインで描くには弱すぎキャラだから、どっかで出てきてほしい。
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