マンガ多すぎ!業界最大級!!
漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOP少年・青年マンガ青年マンガ KADOKAWA 牧神の午後牧神の午後
無料会員登録で【70%OFFクーポン&最大100%pt還元】
青年マンガ
牧神の午後
1巻配信中

牧神の午後

590pt/649円(税込)

会員登録限定70%OFFクーポンで
177pt/194円(税込)

作品内容

20世紀初頭、バレエ・リュスの創成期に活躍した天才バレエダンサー、ニジンスキーの悲劇の物語「牧神の午後」。
天才振付師ジョージ・バランシンの妻マリアの苦悩「ブラックスワン」。ズッコケ・バレエエッセイ漫画「瀕死の発表会」&「Ballet Studio 拝見」。
そして『テレプシコーラ』につながる「ローザンヌ国際バレエコンクール」のドタバタ取材旅行を綴った珍道中記。
山岸凉子、バレエの世界を堪能あれ。

新刊自動購入と月額メニュー継続で10%還元!
詳細
  
簡単
1巻から|最新刊から

作品ラインナップ  1巻まで配信中!

レビュー

牧神の午後のレビュー

平均評価:4.1 7件のレビューをみる

レビューを書く

高評価レビュー

あの「春の祭典」の
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 「牧神の午後」聞いたことのあるダンサーの名前な気がしたら、「春の祭典」の振り付けした方か!その後少し調べてみたら伝説的な方なのかと少し分かり、興味深かったです。作中に出てくる白い翼と腕の表現について、腑に落ちました。
「黒鳥」のちに振付師のジョージ・バランシンの妻となった、バレリーナのマリアを主役とした話。こちらは山岸先生作品ぽいなあと思いました。
「瀕死の発表会」と「Ballet Stuio拝見」面白く読ませていただきました。
「ローザンヌ国際バレエコンクール2007」珍道中記もおもしろかったです。写真もあったので、その場所の雰囲気が少し分かってよかったです。
『テレプシコーラ』読まねば!
いいね
4件
2022年1月4日
山岸先生ならではの霊感を感じる
天才ダンサーではなく”舞踊の神”と言われるニジンスキー
実際はどんな踊りだったのか、普段はどんな表情をみせたのか・・・わたしは写真を見ても想像がつかない。
そんな彼の生きた姿を、山岸先生の霊感が甦らせたと思える作品。

舞台でみせる輝きと、生身のもつ苦悩や機能不全とを、表と裏のように乖離させず、違和感なくニジンスキーというひとりの人間がもつ個性として読ませるのは見事。

常人離れした感性、繊細な神経、得られない母親の愛情
なんだか「日出処の天子」の厩戸とダブってきて、切なく悲しい。

心に残って、なんども繰り返し読んでいる作品です。
いいね
2件
2022年8月5日
電子で読めてありがたいです。
主人が若い頃(と~っても昔です)、ストラヴィンスキーの曲が好きなことからバレエ・リュスを再現した?舞台集のLDを持っていて、この漫画を当時、単行本で持っていた私は、それを見ながらニジンスキーの人生に思いを馳せていました。本は度重なる転勤や実家の処分でいつの間にかなくなってしまいましたが、電子でこの作品を見つけて読み直し、当時の記憶が蘇って、とても嬉しかったです。山岸凉子先生のバレエ漫画は、美しい世界の底に燻る人の情念を、重たすぎずにさらりと描き、それが画風と絶妙にマッチしていてとても好きです。
いいね
2件
2023年12月29日
天才ニジンスキーの生涯を描く
20世紀初頭、バレエ・リュスで活躍した天才バレエダンサー、ウラジミール・ニジンスキーの生涯を描いた「牧神の午後」と天才振付師ジョージ・バランシンの妻マリアの苦悩を描く「ブラックスワン」、他にズッコケバレエエッセイ漫画も収録。
天才がゆえの苦悩と天才を愛した周囲の人の苦悩の両方が描かれている秀作。
いいね
0件
2024年10月14日
バレエ関係の作品イロイロ
山岸先生の代表作の一つは
1970年だ異色に描かれた「アラベスク」
バレエマンガは、先生とは、切っても切り離せません
バレエ関係の短編を集めた作品集
エッセイ物から、コメディ、シリアス
いろいろな味が楽しめてよいです
いいね
0件
2025年8月11日

最新のレビュー

納得できない
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ バレエ愛好家にとってニジンスキーは解くべき謎のように存在する。本当はどれほどの力量のダンサーだったのか?何故彼は狂ってしまい、さらに神話となったのか?我々の議論は尽きない。
バレエ漫画では絶大な信頼を置く山岸氏だが、どうも『牧神の午後』には違和感が拭えない。現存する若き日のニジンスキーの肖像は幼く無垢な少年そのもので、決して憂い顔のユーリ・ミロノフではない。このどこか白紙状態の精神構造が、ニジンスキーに妖精になることも半獣神になることも可能にしたのではないかと思う。脚の形の酷似から考え、当時のダンサーの動画から推測するに、ダンサーとしての技量はユーリ・ソロヴィヨフを粗削りにした感じかと思う。つまり、当時のベストであり、歴代のベストではない。
彼の神話は、主にその狂気を吐露した『ニジンスキーの手記』から来ていると推測する。この、くめども尽きぬ淵のような手記を思い切り深堀してくれれば、はるかに面白かっただろうと思う。残念だ。
ミスターBにも、私は複雑な思いを抱いている。何故かと言うと、NYCの公演だと何の魅力も感じない作品の数々がマリインスキー(キーロフ)劇場の演者たちの手にかかると、生き生きとドラマティックに輝きだすので。トールチーフの『黒鳥』も1962年撮影のものを見たが、苦しく不器用そうで見ているのが辛かった。68年のキーロフ版は主演のエレーナ・イェフテーエワの蠱惑的な個性が溢れている上に、現代の振付と基本も変わらず、ズシリした伝統の強固さを感じさせるものになっている。そこで、いつも思うのは、次々とミューズを乗り換えていたミスターBは本当のところどんな身体性のバレリーナを求めていたのだろうかということ。90年代にキーロフに指導に来たスザンヌ・ファレルがエレーナ・パンコワを見て「スコッチ・シンフォニー」を踊るために生まれてきた人と評したことを憶えている。そして、パンコワの「スコッチ・シンフォニー」は本物のシルフが降臨したかのような、夢のひと時だった。ミスターBの深層の望みには、40歳を超えても輝き続けるキーロフのバレリーナ達があったのではないかと思う。ぜひ、そこまで視野を広げて分析して欲しかった。
いいね
0件
2025年8月21日

お得情報をGET!登録してね

▲ページTOPへ