うそつきと狼 【電子限定特典付き】

やっとこさ目的だったこちらの3作目であり、1冊目のスピンオフが読めたー涙。
個人的な作品の雰囲気や完成度としては2作目のふぐりちゃんの方が高かったのですが、こちらはこちらで攻めの鷹臣の家業を考えると血生臭い訳でも地雷系があったりなどせず、色々ありつつも最終的に心穏やかに(？)鷹臣がひたすら奏のことが可愛いくてしょうがないと可愛いがるのと恥ずかしがり屋な2匹を愛でまくるエロエロ満載なのを楽しめる一冊でした。ホッ。
でも出来ることならば、もう少し二人の気持ちが通じ合った後のイチャイチャが堪能できたら更に良かったのと恐らく奏って、鷹臣が初めての相手な感じがしたので、その辺りの暴露エピもあったら尚美味しかったっ！！！あとここぞという時に鷹臣がちゃんと名前呼びをするゾクゾク感。ならば奏も！と最後の最後まで期待して待っていたのですが、そのシーンは無く、かなりガックシしました凹。照れながら呼ぶところ読みたかったっ！！！勿論、さん付け♡そこはやはり、決める時にはその辺りをガツン！と入れて決めて貰えてたら完成度高くてなるし、キュンとなるし、盛り上がるしと三拍子で良かったのになぁととても惜しいです。
今回はtkbフェチ(特に恥ずかしがり屋さんというところが性癖なのかな？)テーマ。でもフェチの変態度具合は、今回はマイルドな方でしたので構えなく良いのは有難がったです汗。
読了してみると一応1冊目を読んでいるとよりこの作品が楽しめるのは確かですが(頑張った甲斐は一応あった！)未読でも楽しめます。
因みに個人的にはヤラレた…と思ったのが、電子版の描き下ろです涙。作者様が、まさかの1冊目の性癖を再登場させるとは…ガーン。確かにスピンオフだからこそのサービスなのかもしれませんが個人的にはそちらを吹かせるのではなく、もう1つの違う気持ち良過ぎて思わず出ちゃうあちらを登場させていただきたかったデス涙。
あ、最後に。
鷹臣と比べられて拗らせまくっているインテリ阿久津氏の救済兼更なるスピンオフのご予定はないでしょうか？笑。読みたいです！

新刊作者さん買いです。今作品は表題作のみ全６話＋描き下ろしでボリュームたっぷり合計299ページ。１作目はおもらし、２作目はふぐり、と来てからの今作品は陥没乳首。またもやこだわりの性癖ガッツリな作品になってます。今作は１作目の「溢れて零れて〜」のスピンオフで、敏腕ヤクザの鷹臣さん×金持ち嫌いな奏のお話です。スピン元の零司×綾さんもチラッと登場しますが前作未読でも問題なく読めるかと思います。ところで今回の攻め・鷹臣さん、「溢れて零れて〜」では食えない感じでビジュアルもそんなに好みではなかったんですが、こちらの作品ではすんごい魅力的でした！確かに過去２作の攻めキャラとちょっと違う路線のビジュアルですが、角度によっては格好良く見える（笑）し、余裕たっぷりで理知的な感じが大人でとても良かったです。受けの奏は過去のトラウマから金持ちが嫌いで横暴なんですが、実は真面目で人懐っこく、こちらもとても魅力的なキャラでした。鷹臣さんとのやりとりもテンポ良くて面白かったです。過去２作はどちらかと言えばエロメインっぽいイメージだったんですが、今作は既刊と比べると少しストーリーにも手が込んだ印象でした。今回はただヤッてるだけではなく、人物の掘り下げとかキャラ同士の相関が凝っていたような気がしました。とは言え、やはり性癖ガッツリなエロもあり、氷を入れたりペットボトルで吸わせたり（文字にするとすごいですね…）、なんか色々攻め方が斬新でした笑。奏のお父さんのことは辛かったしかなり胸糞でしたが、鷹臣さんがいい形でけじめをつけてくれて、すっきり良い読後感で読了できました。

おもらしフェチ、ふぐり大好きイケメンときて今度は乳首！本命キタ!?wそして流行りの?陥没乳首ー!!!
もう次はどんな性癖をテーマに持ってこられるのかが気になってチェックしてしまいますよね〜。
スピンオフということで溢れて零れて～の鷹臣さんの登場です‼️
若頭かっこいい！綾さんとの過去でもいいからもっと見たいと思ってました。嬉しいですねー。
溢れて～読み返すと鷹臣さんの乳首フェチフラグ立ってたという事でいいんでしょうかw
陥没乳首にえらくご執心かと思いきや、奏の意外とウブな反応と物怖じしない態度にメロメロじゃないですか。
命も狙われるヤクザ業、とっておきの癒しになるくらい奏のツンデレが可愛い！
乳首執拗に弄るプレイはめちゃくちゃ満足度高くて流石やまち先生ですよ、しかしそれだけではなく奏が誰にも見せて来なかったワンコのお腹みたいな部分。
奏が本当は見て欲しかった自分を鷹臣さんが見つけてよしよししてくれるような、じんわり沁みるシーンがちゃんと描かれていて良かった。
ただ全299P流石に長くて中だるみした感も...。阿久津さんとのエピソードは奏の仕事への考え方が変わるきっかけにもなる必要な話。が、奏の過去の話にもっと重きを置いた方が集中して読めたかもって思った。
でも前作よりキャラクターの内面が丁寧に作られているのが伝わって、1番おもしろいと感じました！
絵の綺麗さも変わらずで、髪を下ろした鷹臣さんは必見。また次の作品も楽しみです！