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ロスタイムに餞を【電子限定かきおろし漫画付】

710pt/781円(税込)

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作品内容

あいつの体温が、今もまだ消えない――

同棲中の自由人な小説家・桐生に振り回され4年、
我慢の限界に達した尽は別れを告げて家を出た。
しかし「寝れない」という桐生からの連絡にしぶしぶ家へ行くと、
あっという間に桐生のペースにのまれてしまう。
喧嘩をするとセックスに持ち込もうとする桐生の不器用さも
かつては好きだったはずなのに「来るんじゃなかった」と後悔する尽。
お気に入りのキャップ、二人で見たお笑い番組、苦手だった枝豆…
未練を断ち切ろうとすればするほど桐生との想い出が溢れてきて――
★雑誌掲載時のカラーを完全収録!!

★★電子のみで楽しめるスペシャル修正仕様★★

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  • ロスタイムに餞を【電子限定かきおろし漫画付】

    710pt/781円(税込)

    あいつの体温が、今もまだ消えない――

    同棲中の自由人な小説家・桐生に振り回され4年、
    我慢の限界に達した尽は別れを告げて家を出た。
    しかし「寝れない」という桐生からの連絡にしぶしぶ家へ行くと、
    あっという間に桐生のペースにのまれてしまう。
    喧嘩をするとセックスに持ち込もうとする桐生の不器用さも
    かつては好きだったはずなのに「来るんじゃなかった」と後悔する尽。
    お気に入りのキャップ、二人で見たお笑い番組、苦手だった枝豆…
    未練を断ち切ろうとすればするほど桐生との想い出が溢れてきて――
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レビュー

ロスタイムに餞をのレビュー

平均評価:4.7 694件のレビューをみる

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高評価レビュー

素敵なタイトルに乾杯(完敗)!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 成る程。これは染みますねぇ。
同性異性に関わらず、他人とひとつ屋根の下に暮らした経験の有る方は、大なり小なり出る不満。

最初は些細な事だった。
しかし少しずつ降り積もってゆく不満。
いつしか 好きが嫌いに変わる瞬間が切なかったです。

喧嘩をしたらHに雪崩れ込む桐生の行為は悪手。
小説家ならば言葉は無限にあるだろうに、行動で分かって欲しいと言うのは不器用過ぎて甘え過ぎ。

それに対して尽は我慢をし過ぎる、圧倒的に言葉が足りない。

つまりコミュニケーションが足りない2人。
うーん、過去身に覚えが有りますね。

恋から冷めた(様に見える)尽と、気付かぬ振りして引き留めようと頑張る桐生の行方が気になって仕方ない。

正直…………
萌えましたよ!
そんな2人のぎこちないエッチ
最ッ高じゃ無いですか?
何でも無い振りしながら、頑張って上に乗って煽る桐生と、もう恋を終わらせたいのに抗えない尽とか…もぅもぅ。
背徳感?罪悪感?
別れた筈の「受け」がオフェンスして「攻め」がディフェンス?
心はチクチクするんで申し訳無いんですけど、はぁー堪らん!
お互い冷静な顔しながら、感じてるのとか、はぁー堪らん!

もう読み込んでいくと、明らかに尽は未練タラタラなんですよ。
でも譲歩したら負け、の気持ちも痛いほど分かるんです。
そう、ココで許したら何も変わらない。
さぁどうなる?どうする、尽?
電車のシーン「やり直そう、そう言ってくれたらヨリが戻るのに」に

はいっ決まった!ホイッスル…ん?
いやいや、まだ終わらない。まだ、桐生君分かってない。
違います、本当のゴールはあの場面です。読んだ方はお分かりですね?
「かえって…きて…」は笛「ピーーーーー!!」が頭の中で鳴り響きましたよ。
終了ー。良かったねぇ。
2人と握手したいです。
諦めたらそこで試合終了だよね?いや試合じゃないけど!
良く諦めなかった!頑張りました!
それまでの歪な空気が甘い香りに変化。

我々読者も大なり小なり経験が有るからこそ、普遍的に感情移入しやすく共感も持てる。

2人はとうとう同じ歩幅で歩き出しました。
「歩」くとは、「少」し「止」まると書きます。彼らには少し止まる時間が必要だったのですね。
まさにロスタイムに餞を。素敵なタイトルに乾杯(完敗)。
いいね
32件
2022年11月30日
私が埴輪になったワケ。
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ ずっと気になっていた作品です。やっと読めました。
昨夜夜中に読み始めたら大量の涙と鼻水で、朝は目がパンパンに腫れて大変なことになりました。

美容師の尽と小説家の桐生は4年付き合っていたけど最近尽が別れを告げ家を出た、というところから話が始まる。
なのになぜか桐生ペースに持ち込まれ、気付けば2人でお笑い見て爆笑してるし。
この桐生の飄々とした浮世離れした感じ、まさに小説家って感じですねえ(個人的意見です)
言葉は知っているんだろうけどあまり口からは発さないイメージもある。ギャグ漫画家が実際はあまり笑わないように(個人的以下略)

この作品は尽目線が多いように思うけど、私が泣かされたのは桐生サイドが多かった。
尽のシャツを抱きしめながらベッドの端で寝ているとか、「これで最後。もう連絡したりしないから」と言った時の表情とか(ほとんど顔隠れていて見えないのに)、スマホの写真を愛おしそうに見つめる姿とか。

本気で知りたいわけではないだろう梅酒の飲み頃を聞くラインとか、婚約パーティーの帰り尽の後をてこてこ付いて行きながら「まるっとバナナあるよ」とか。
去る者追わずタイプだったのに、最初はカラダで繋ぎ止めようとし、かと思えばこんな子供のような言動で尽の気を引こうとする桐生がとても愛おしく見えてしまって。

とどめの抱き合った後の「帰ってきて…」
既に涙のダム決壊してたけど、ここで全壊しましたね。
他にも駅で合鍵返す場面や、楽しかった日々の回想シーンは全て大号泣でした。
過去一泣いた気がします。そりゃ翌朝目がはにわになるはずです。

尽が別れを切り出したのは、浮気とかDVとか借金とかではなく、ほんとに些細な不満の積み重ねが原因で。
これは我が身に置き換えてみても充分あり得る話で。
長年連れ添うと「言葉は要らない、なくても通じる」となりがちだけど、一見ステキな言葉っぽく聞こえるけどそれじゃダメなんだよなとたまに思いつつも、実は私も桐生のようになっている部分がある。
尽だって欲しかったのはほんのちょっとの言葉と気遣いだったのよね。やっぱりそれってとても大事で、ずっと一緒に居たかったらそういう些細な事を怠っちゃだめなんだと2人に気付かせてもらいました。ありがとう、これからは会話を大事にますます幸せになってね。

朝はにわだった私の目はだいぶマシになったけど、まだ少し重いです…
いいね
2件
2025年4月6日
このロスタイムは沁みますねぇ……
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 新刊、初作家さん!
他作品も読みホでチェックしました。作画が丁寧で美しい…凄く好みです。ストーリーも温かくて優しいのが作風であるとお見受けしました♡
今後もチェックしたい作家さんです。

本作、上手に言えませんが…
非常に良い!です。
ズボラで小説家でありながら口に出して表現することがなかなかできない桐生と、世話焼きで美容師の尽。
今まではピッタリはまっていた凸凹が、はまらなくなっていく様、その過程、お互いの想い……
そんなものが非常にリアルで、熟年同性同棲カップルの日常BLだなぁ…!と思いました。

一方が別れを意識していて、その温度差が少しヒリヒリしていて読み応えありました。相手に気持ちはあるけど、上手くいかなくてもう離れたい。
そんなモヤモヤの中でも触れられると、快感に溺れてしまう。
おおぉぉぉ……何だか、2人を身近に感じるのは私だけではないはず??
作家さん曰く、2人にとって4年に1度の危機である今回の喧嘩にもならない違和感のあるこの空気感……じんわり胸がぎゅーっとします。それを感じでほしい!
強烈にめっちゃ胸に沁みるってわけではないんですが、
これは上質なカップル再生BLです。
いい時はお互いの足りないところを補い合っていけるけど、一つ歯車が違っていくとズレはドンドン広がり噛み合わなくなっていく……何か凄いことがあったり、定番BL展開が巻き起こるわけではないのに、すごく読ませる作品。
キャラの深掘りをしようとすれば、まだまだ出来そうではあるけど、あえて語られておらず、その魅せ方も秀逸でしたね。2人の4年前、4年間を知らなくても、今に至る2人の心理描写に説得力があるんです。

そして嬉しいことに!修正が甘く、ねっとりコッテリではないですが、エチも良いです。回数は多くないですが、2人の熱が十分に感じられます。

あーいい作品を読ませてもらったな!得した気分。
そんな読後感でした♡何度も読み返すだろうな。
いいね
15件
2022年9月8日
はあ〜よかった…番外含め良作
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 涙なしではとても読めない、別れから復縁するまでを描く純愛ラブストーリー。
この2人の別れ方がまたありそうな話で…

ゲイの美容師である尽(つくし)はその名の通り恋人に尽くすタイプ。逆にバイの桐生(とうい)は作家仕事に没頭すると周りが見えなくなるマイペース美人。同棲して4年もすればいろんなことがなあなあになり、我慢の限界に達した尽は一緒にいる意味を見いだせず別れを決め………
たはずが、フラれた桐生は依然同じ態度のまま。でも実はその傍若無人ぶりはただのポーズで、なんとか身体で繋ぎ止めようとする涙ぐましいくだりはほんとうに切実で見ていて辛くなる。
桐生は尽という安全地帯があるから安心して寄りかかっているだけで…徹頭徹尾、尽のことがだい好きなんですよ。
なのに肝心の尽にはその想いが伝わらないどころか、別れすらうやむやにしているように映り余計にこじれて悪循環。

ただ自分の思うたったひとことが欲しい尽と、最後の最後に素直になれた桐生。
桐生は言行不一致な大人たちを間近に見て育ったから、余計に言葉が選べなかったのかも。

修正甘めのエチシーンはその時の心境がエッチの仕方に現れていて、ちゃんとエロいのにもどかしかったり苦しかったりいろんな気持ちが渦巻くのでした。
これが最後と覚悟のうえで臨むエッチではアドレナリン出まくりな感じがよく表れていた。
そうしてこれ以上ないほどに狂おしく愛おしく互いをむさぼり合った次の日の朝、桐生の目が覚めると隣には誰もいない…
えっヨリ戻さないの??
と一瞬ドキッとさせられますが、着地するまでに一拍置いたところがちょうど良い。
お別れエッチしてすぐの勢いで「やっぱり…」ってならないのがこの2人なんだとおもいます。

※続編進行中。好きの進化系が見れるのをこっそり期待。
番外「エキシビジョン」ではなれそめエピソードと共にラブラブな2人を拝むことができますので、安心したい方は必読かと。
いいね
0件
2024年10月6日
一番近くにいることの難しさを痛感
同棲中の自由人な小説家に振り回され疲れた男が、別れを告げて家を出たが、切っても切れない関係に悩み苦しむお話。
物語の最初から二人が別れているという珍しい設定です。だけど、お話の展開にリアリティがありすぎて、涙が止まらなかったです。
4年付き合ってお互いになぁなぁになってしまう感覚も分かるし、だからこそ「無理、別れる」と思ったきっかけがささいなことだったのも痛いほど分かります。甘え上手な桐生にも、世話を焼いてしまう自分にも尽はうんざりし、流されまいと思ってもままならない。どこに行っても何をしていても思い出が溢れてきて、別れたんだと自分に言い聞かせれば言い聞かせるほど、ドツボにはまってしまう。それら全てが切なくて、痛いほど共感出来ました。
別れたと言ってもお互いにキレイに気持ちが線引できるはずもなく、未練を引きずりまくるのもリアルです。相手の好きだったところに嫌気を感じてしまい戻ってもまた同じことを繰り返すと思う尽の気持ちも分かるし、言葉で伝えることが苦手だからと避けてきて相手の気持がさっぱり分からなくなって戸惑う桐生の不器用さも良く分かります。お互いがお互いに甘えた結果、自分の気持ちも見失ってしまうというのは、一番近くにいる存在だからこその難しさを感じました。
こういうお話の展開だと、ともすれば最終的に別れを選ぶ可能性は十分にあったし、この経験を糧に前に進む二人という未来像もあったかなと思います。だけど、読んでいると、とにかく二人の好きが痛いほど伝わってきたので、ハピエンで良かったなと思いました。別れを考えることは労力を使いますが、尽と桐生には自分の気持ちを見つめ直し、二人の関係を再構築する良いきっかけだったのだと、最後は大きな愛情を感じました。
簡単に割り切れない人の気持ちの移ろいや悩み苦しみが、細部まで丁寧に描かれた素晴らしい作品だと思います。
いいね
2件
2023年5月18日

最新のレビュー

名作!!
今まで読んだ事ないタイプのBL、読んで良かったぁ〜と思える作品!定期的に読み返しています。
4年間付き合ってきた2人の空気感が自然に出てて、エモい! この作品、大好きすぎる〜! 続編も単行本出たら絶対買います!
いいね
0件
2025年4月27日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

リアルな恋がここに!
設計:ノラ(シーモアスタッフ)
ココミ先生のセンシティブな表現力で描かれた「別れ」から始まる物語。世話焼き体質の尽と自由奔放な桐生。噛み合わないズレが次第に大きな溝となってーー。好きで居続けるのが辛いけれど嫌いになれないという切なさ。顔を合わせてしまえば止められない恋心。リアルな恋模様が詰まった珠玉の1冊です…!

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