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蛍火艶夜 下巻【シーモア限定特典付き】
2巻完結

蛍火艶夜 下巻【シーモア限定特典付き】

1,100pt/1,210円(税込)

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作品内容

反芻者続出の話題作、完結。本編に描き下ろし72頁を加えた超濃厚コミックス!

「あの時の貴様は
 本当に綺麗だった」

1945年3月。
2週間も何ひとつ戦果を上げられず、ばくちのような出撃は軒並み空振り、
鬱憤のたまった兵たちのケンカに、「作戦会議」と称した宴会……と、
その日は生真面目な坂ノ上庚二少佐にとって、とにかく不愉快な一日だった。

乱痴気騒ぎに嫌気がさし、見廻りを口実に宴会を退出した坂ノ上は、
兵舎に戻るや否や、慌てて逃げる人影を目撃した。

空き部屋から聞こえた物音に、胸騒ぎを覚えながら扉を開くと、
そこには……。

(『坂ノ上庚二少佐前編』)

時は第二次世界大戦末期。苛烈な争いのなか、国の為、自らの命を武器に闘うべく募られた特別部隊。“神風特別攻撃隊”――…。
焦燥、憧憬、苦慮、希望、そして慕情。
生命の灯が揺らぐ日常で、魂をぶつけあう漢たちの秘められた夜7編に加え、
特別描き下ろし『淀野と正雄』『戦後』『酒井千代松大佐編』『しろくろ』の4編を収録。

特攻隊を舞台に繰り広げられる、漢たちのアツき魂のいななきを、濃厚な筆致と人物描写で描きあげるオムニバスストーリー、号哭の下巻。

※本コンテンツには、コミックシーモア限定特典が付与されています

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作品ラインナップ  全2巻完結

  • 蛍火艶夜 上巻

    900pt/990円(税込)

    反芻者続出の話題作。待望の単行本化!
    大ボリューム本編212Pに加え特別描き下ろし16Pを収録。

    「このえり巻
    先に特攻で逝った人から貰ったんです」

    1945年3月、徳島。

    報道の為、特攻隊の写真を撮影に来ていたカメラマンの淀野は、田中志津摩一飛曹の朗らかな笑顔に惹かれながらも、彼の運命を思い、うしろめたさを覚えてしまう。

    ある晩。

    不意に淀野のもとを訪れた志津摩。
    話し込むうちに、レンズ越しには見えなかった深淵が――。(『田中志津摩一飛曹編』)
    時は第二次世界大戦末期。苛烈な争いのなか、國の為、自らの命を武器に闘うべく募られた特別部隊。“神風特別攻撃隊”――……。
    焦燥、憧憬、苦慮、希望、そして慕情。

    生命の灯が揺らぐ日常で、魂をぶつけあう漢たちの秘められた夜6編に加え、
    特別描き下ろしを1編収録。

    濃厚な筆致と人物描写で描きあげるオムニバスストーリー、劣情の上巻。
  • 蛍火艶夜 下巻【シーモア限定特典付き】

    1,100pt/1,210円(税込)

    反芻者続出の話題作、完結。本編に描き下ろし72頁を加えた超濃厚コミックス!

    「あの時の貴様は
     本当に綺麗だった」

    1945年3月。
    2週間も何ひとつ戦果を上げられず、ばくちのような出撃は軒並み空振り、
    鬱憤のたまった兵たちのケンカに、「作戦会議」と称した宴会……と、
    その日は生真面目な坂ノ上庚二少佐にとって、とにかく不愉快な一日だった。

    乱痴気騒ぎに嫌気がさし、見廻りを口実に宴会を退出した坂ノ上は、
    兵舎に戻るや否や、慌てて逃げる人影を目撃した。

    空き部屋から聞こえた物音に、胸騒ぎを覚えながら扉を開くと、
    そこには……。

    (『坂ノ上庚二少佐前編』)

    時は第二次世界大戦末期。苛烈な争いのなか、国の為、自らの命を武器に闘うべく募られた特別部隊。“神風特別攻撃隊”――…。
    焦燥、憧憬、苦慮、希望、そして慕情。
    生命の灯が揺らぐ日常で、魂をぶつけあう漢たちの秘められた夜7編に加え、
    特別描き下ろし『淀野と正雄』『戦後』『酒井千代松大佐編』『しろくろ』の4編を収録。

    特攻隊を舞台に繰り広げられる、漢たちのアツき魂のいななきを、濃厚な筆致と人物描写で描きあげるオムニバスストーリー、号哭の下巻。

    ※本コンテンツには、コミックシーモア限定特典が付与されています

レビュー

蛍火艶夜のレビュー

平均評価:4.9 181件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) 兎に角スゴい!
    makotoさん 投稿日:2025/1/17
    【このレビューはネタバレを含みます】 上巻下巻読んだのですが、兎に角スゴかった。こんなに心を締め付けられたBL漫画は初めてで、戸惑いすらあります。確かに絵柄は好き嫌いが分かれそうな雰囲気はありますが、取り敢えず読んでもらいたい作品です。作品の内容も特攻隊が舞台なので、シリアスで切ない話なのですが、ところどころのコミカルさがまた、いい味を出していて、キャラに愛着が湧くこと間違いなしです。オムニバスで4編のお話なので、少なくともどれかしらには心を掴まれるとおもいます。私は坂ノ上少佐編で本当心を掴まれました。読み終わった後に表紙の伴を見てあぁ〜となって、カバー裏の二人を見て、またあぁ〜となりました。本当に良い作品なので、少しでも気になった方がいたら是非読んでもらいたいです。 続きを読む▼

高評価レビュー

  • (5.0) 河原版も買うよぉ!てか電子発売あるの?
    うめやまさん 投稿日:2024/12/13
    【このレビューはネタバレを含みます】 下巻発売当日、リアルに脊髄反射で下巻を買い、しかし読み始めると薄消し版買ったハズなのに問題のチン…は真っ白で「これのドコがうす消しなんだ?!オレの心が汚れてるからですか?!!!」って思いながら最後まで読んだら、実は通常版買ってたっていう(笑) うす消し版で上巻のレビューを1000文字書いちゃってスペースないので、こちらにて失礼致す… この作品、確かに戦争を題材、しかも特攻隊が舞台この作品のこのキャラたちが、あの時代、あの逃げることが出来ない一瞬一瞬を精一杯生きる様をBLという…最早これはBLの枠にハメて良いものかなんですが、確かな取材の素に作られた、あの時居たかもしれない、あの時代を生き抜いた人たちのお話だと認識して私は読んでいます。そこを大前提として。 描き下ろし。 正直、酒井大佐の話。これが描かれるとは…と衝撃でした。戦争を始めた時の日本が、アジアにおいてどのような立場だったのか、そしてこの後訪れる他国からの侵略とか諸々がこの酒井大佐に集約されていて、そこに恋とも憧れとも呼べる感情に乗せる辻少将。 決して許せることではないけれど、けれど…と、辻少将に掛ける言葉が見つからないですわ…… そして片割れを無くしてしまったキャラたちが、結婚して子どもを成している事。そしてヒソーチョがソノから逃げている事。 あまりにもリアルで、あまりにもその時代の、時代の中を生きる人となりがあまりにもリアルで。 敗戦からの、マイナスからのスタートで、誰も彼もが傷ついて、貧しくて…そんな中で生きていく為に選んだ、選ばざるを得なかった選択に、ショックよりも「(同性愛を否定しているわけじゃなくて。この時代を生きている、という観点から)これが現実」と、すんなり受け入れちゃったんだよね…勿論、生きていても選ぶ選択をするキャラも居ると思う。それでもと選んで生きてきた人たちが居るからこそ、今の時代があるんだし。 だからこその…残されたキャラたちの言葉が強く突き刺さるんだよね…… ヒソーチョは、自分だけが幸せになっちゃいけないが強過ぎるからでしょう。自分の指で皆を見送ってきたからこそ…PTSDですよね… ソノにとっては許せない、でも…と、本当は解ってると思う。だからこそ、せめて最後の瞬間だけは素直で居てねヒソーチョ…… クレも、塚本も、そして坂ノ上のお子さんらもさ…良かったよ… 語り足りない…最高でした。 続きを読む▼
  • (5.0) 戦後八十年…。
    natsuさん 投稿日:2025/1/16
    本編が終了し、年が明けても、相変わらずこの作品のことを考えてしまう日々を送っています。いつまでも続く物語の余韻…。 今年は戦後八十年という節目の年でもあります。そんな中、BLに抵抗感を持たないより多くの方にこの作品をお薦めしたい気持ちが強 く…。すでに単話版と特装版でレビュー済みな上、皆様の素敵なレビューと重複してしまうかもしれませんが、僭越ながらこちらにはネタバレなしの感想を書かせていただきます。 太平洋戦争末期の神風特別攻撃隊が題材ですので、賛否両論あることは重々承知です。しかしながら、これはもはや単なるBL作品と一線を画している。BLの枠を超越した、心に迫る人間ドラマだと思います。決してただ批判されるだけの作品ではない。それをどうか知って欲しいです。 当時は世間的に許されなかった男同士の愛と葛藤、死を目前にしての束の間の穏やかな日々、燃えるような命の輝き。特攻兵たちの壮絶な生き様が、躍動感ある圧倒的な筆致で描かれています。キャラたちの生き生きとした表情や何気ない仕草に、まるで彼らが実在しているかのような不思議な感覚になりました。 祖父と大伯父がキャラとドンピシャで同世代、戦争経験者です。特に大伯父は飛行機乗りでしたので、戦況の悪化に伴う特攻は自身も常に覚悟していただろうなと。戦闘機でも爆撃機でも、征けと言われれば従うのみ。望んで航空隊に入ったのだ、後には退けない。当時の飛行機乗りには皆、少なからずその心構えと矜持があったといいます。飛行機こそが俺たちの棺桶だと。作中の彼らもそうだったはず。 そんな極限状態の中で溢れ出すそれぞれの本心、それぞれの相手への嘘偽りない想い。そして互いの前では体裁などかなぐり捨てた、こちらにまで熱が伝わるような全身全霊での交わり。絵面も台詞も気取った表現で飾っておらず、限りなくリアル。 その生々しさにNOを示す方もおられますが、抑えた描写でごまかすくらいなら、はなからamase先生はこの作品を描かれなかったのではと。人間がなす全ての行為を上っ面だけの美しさで隠したくない、隠しては描く意味がないという、先生の強い意志が感じられるようでした。 理性と本能、同性同士に芽生えた愛の狭間で戸惑い揺れる、国に命を捧げた男たち。興味を持たれた方、購入を迷われている方、是非とも読んでみて下さい!ずっと心の中に残り続け、一生忘れられなくなるような実に見事な作品です。 もっとみる▼
  • (5.0) 何回読んでも、号泣。
    Ntさん 投稿日:2024/7/28
    【このレビューはネタバレを含みます】 購入させていただいてから数回、読ませていただいておりますが、…毎度号泣です。だから、あまり読み返せない…と思いつつもやはり、読みたくなる。私は元より戦争について小さい頃から興味がありました。なにかのアプリで、こちらの作品がおすすめで出てきた時、「ん、戦争モノか…。」とふと思いましたが、つい見過ごしておりました。戦争について興味もあるし、BL作品も大好きなのですが、その時はおすすめでちら、と出てきたのみでしたし、気は惹かれましたが、画面が切り替わると、おすすめがもう見れなくなってしまっていたので、諦めておりました。 そしてついこの前、別の作品を調べる為、こちらのサイトを利用させていただいていたところ、見つけました。 ふと表紙から気になりまして、試し読みをさせていただいたところ、「あ。これだ。」となり、即購入。 一巡目は、もの凄い勢いで読みました。二巡目は、台詞や表情、小さな文字までしっかり読み込みました。三巡目からは、もうその繰り返しです。 何度読んでも、号泣。 戦争モノと言うのは、他の方も書かれている様に、取っ付き難い題材であるはずなのですが、それをとても慎重に扱いつつ、期限ある愛を描く、儚い純愛のようなものであり、大きくペア分けをすると二つのエピソードがありますが、どちらも心にずん、とくるお話でした。 (きっと、淀野さんの志津摩くんを想う気持ちも、尊いものなのですが、愛と言うより執着と感じましたので……(汗)) どちらのお話もとても大好きなのですが、やはり何話にもわたって描かれていた、八木さんと、志津摩くんのお話は、とびきり愛おしいです。 後書き?if?にもありましたが、やはり、志津摩くんは、信子さんへ寄せる八木さんの気持ちを第一にしているんだな、と、……そこにも泣いてしまいました。戦争が終わったなら、二人で過ごせばいいのに…どこかへ逃げちゃうとは、志津摩くんらしいし。健気で。本当に可愛いです。 八木さんは……追わないのか…とつくづく。思いますが、八木さんは八木さんで、臆病なところがあるのも素敵です。でも結局、志津摩くんに心を鷲掴みにされているのも……。 この作品を読むと、感情が溢れ出してしまいます…もう字数も余っていないので締めます、が、大好きです。この作品が。出会えてよかった。まだ何度も読みます。 下巻が出たら必ず購入させていただきます。大好きです。 続きを読む▼

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

命燃え尽きる間際の恋
編集:鋼女(シーモアスタッフ)
特攻隊員の志津摩と一夜の関係を持った写真家の淀野。志津摩が明かした八木という隊員への想いに、嫉妬で狂う淀野のその後に震えます。そして死が目前に近づいた八木と志津摩の暴力的な交わりは哀しくも愛おしい…。彼らの濃厚すぎる激情と劣情が交差する、amase先生の究極の逸品。各所で話題の衝撃作です!

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