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殿とつばめ 七十二候拾遺譚 【電子限定おまけ付き】

880pt/968円(税込)

616pt/677円(税込)
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作品内容

瑞獣の末裔である坊ちゃんのお世話をするため、執事として戻ってきた乙鳥(つばくら)。
お別れをした5年前とくらべ、落ちぶれてしまった様子のこの家にいったい何が起こったのか……。
しかし、そんな状況でも坊ちゃんは困った人がいると放っておけずすぐに自分の身を削って与えてしまう。
乙鳥は、坊ちゃんが傷つくことが許せず、それらを取り戻そうと心に誓うが……。
大ボリュームでお届けする、主従の切ない和風ファンタジー!

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作品ラインナップ  全1巻完結

  • 殿とつばめ 七十二候拾遺譚 【電子限定おまけ付き】

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    瑞獣の末裔である坊ちゃんのお世話をするため、執事として戻ってきた乙鳥(つばくら)。
    お別れをした5年前とくらべ、落ちぶれてしまった様子のこの家にいったい何が起こったのか……。
    しかし、そんな状況でも坊ちゃんは困った人がいると放っておけずすぐに自分の身を削って与えてしまう。
    乙鳥は、坊ちゃんが傷つくことが許せず、それらを取り戻そうと心に誓うが……。
    大ボリュームでお届けする、主従の切ない和風ファンタジー!

レビュー

殿とつばめのレビュー

平均評価:4.8 95件のレビューをみる

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高評価レビュー

つばめが可愛い…😩
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ あお先生、新刊✨

今作は大戦前(なのかな)…の日本に、季節を告げる生き物や植物が人と交わり社会にとけ込んで一緒に暮らしている、という物語。

麒麟の末裔の坊ちゃん×ツバメの乙鳥(燕の別名)。

麒麟が居ると世の中が平和で安泰だと言わる程優しい瑞獣なのに、他の瑞獣の一族と比べると…と物語の人々は噂をしている。

だからかそんな坊ちゃんの家は、乙鳥が居た5年前の賑わいは無く、がらんとした屋敷に残っているのは梅の木の(末裔なのかな?)梅さんだけ。
よく見たら正面玄関なのに雑草が生えていたりして、屋敷の傷み方に世の中の不穏さを表している(のかな…と)。

坊ちゃんと乙鳥の関係は、オスカー・ワイルドの「幸福な王子」なのかな?と感じるも、「僕はそんなに優しくない」と乙鳥に言う坊ちゃん。そんな坊ちゃんの切ない想いが良かったです。

特に遊郭。お座敷で意識を失った乙鳥を迎えに来た、坊ちゃんと乙鳥のあのコマ…。はぁ、額に入れて飾りたいなと思いました。

戦争が終わっても戻らない坊ちゃん。
季節が変わらず、世の中が瑞獣の末裔である坊ちゃんを戦争に行かせたから…と。蔑ろにしたからと騒ぎ出す。

読み終わって、はぁ、良かった良かったと浸っていたら、やっぱり暑い。(今日も熱風が)
坊ちゃん達、まだ居るよね?と、想像してしまった。ツバメはオスも卵を産むの???と。(産まない)。

はぁ、だからこんなに暑いのか。

坊ちゃんと乙鳥が幸せな人生だったのなら、作中の様にそれが人災なのだとしたら、この暑さはしょうがない。

また麒麟は生まれて来ると思う、(梅の花が咲いた様に)

ツバメもハチクマも可愛すぎでした。
ハチクマ×ツバメとかあったらな、とか。眼帯していた鳥とか…もう少しその世界に浸っていたかったなと。 それくらい美しく、幻想的な物語でした。

二十四節気で晴明。候は初候。名称は、玄鳥至(つばめきたる)。意味、燕が南からやって来る。季節の魚は初鰹。野菜はわらび、新じゃが等(2023年の玄鳥至は4月5日だったそうです。)

毎年、毎年、その時季になると南の空を見上げていただろう坊ちゃんを想像したら、切なくなりました。
そんな風に静かに、沁みる様な感情を描く作者。

はぁ、良かったです。
いいね
14件
2023年8月18日
ティッシュを用意してから読むべし
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 全米が泣いた…約300ページの豪華絢爛なおとぎ話。
時は戦中。天の巡りを司る四聖獣の補佐的な役割を担う麒麟の坊ちゃんとそのお世話係である燕が、ざっくりいうと自己犠牲の連鎖から抜け出して本当の意味で幸せになるお話。
季節とともに海を渡る燕の乙鳥(つばくら)を手放したくないと考えた麒麟の坊ちゃんは、宝石のようなその身を善意と称しては犠牲にし、つばくらに多大な心配をかけることでなんとか身柄を繋ぎ止めていた。しかしそんな無理が続くわけもなく、坊ちゃんが身を削ってばら撒いたツノやウロコ、金糸のような髪の毛をひとつ残らず取り戻すため、今度はつばくらが自分を犠牲にし始める。違うよつばくら、そうじゃない…わたしの脳内でにわかに鈴○雅之が歌い出す。
悪どい商人は、必死なつばくらの足元を見るかのように渡り鳥の命ともいえる風切り羽まで要求する始末。そんな献身を装った犠牲はやがて坊ちゃんの知るところとなり、坊ちゃんはようやく自分の行いを反省するのですが…折悪く2人は戦争の混乱に巻き込まれ、そこからしばらくは大変な道をたどることとなります。徴兵後、これまた自分を犠牲にして捕虜となった坊ちゃんの状況が思っている3倍はひどかったのに…坊ちゃんを征かせまいとして「もう物理で止めるしかない!」と縄を手にする脳筋なつばくらには笑わせてもらいました。

坊ちゃんが戦地に赴く前の物語中盤、坊ちゃんの髪を手に入れた蛍の精?につばくらは問われます。
「自分のことよりも相手の幸せを願うなんて、君たちはよっぽど長生きで暇なんだな」と。そんなわけはないのですが、まさに2人はその皮肉の通りにすれ違っていたのです。
自分のものにしたいという葛藤を抱きながらつばくらの解放を願う坊ちゃん。
誰にも渡したくないともがきながら愛する坊ちゃんの幸せを願うつばくら。
犠牲で手に入れた幸せなんてうれしくないはずなのに、隙あらば自分は犠牲になろうとする…変なところで似たもの同士なこの2人。
そんな通じ合うどころか交差してしまったおかしな関係を元に戻すには…?
2人の出した答えを全面支持。
麒麟が笑えば世界も笑う。いろいろあったからこその結末なので、最初からそうすればよかったじゃん…というツッコミは御法度でございます。
いいね
6件
2025年4月18日
切なくて苦しくて息が出来ない
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 小石川先生…!!
読者を殺す気ですか…!
まじで息が出来なくなりました!!!胸が痛いし涙も止まらなくて干からびるかと思いましたよ!!
「ご主人さまとけだま」で散々泣いて、素晴らしい先生に出会ったと 他作品にも手を伸ばしたら、
そうですよね そりゃあまた泣かされますよね!!!

小石川先生の描く人外が本当に綺麗で、まさにこの世のものとは思えぬ美しさが ファンタジーの世界への説得力と没入感を与えてくれます。
そしてキャラクター達の儚げで聡明で切ない表情が、もうそれだけで涙を誘う…。
相手を想うが故の自己犠牲が、尊いを超えて痛々しくて、
人知を超える力が存在するのであれば、お願いだから2人を幸せにしてあげてよ!!って叫びたくなりました。
でも全ては自然の理の中で巡っているものであり、たとえ存在が特別であっても 特別な力は使えないんだなぁ…。
それがゆえの2人の葛藤や苦悩なんだなぁ…。

読んでいて本当に悲しかった。
人間の愚かさが悔しかった。
こんなにも優しい2人なのに、人間に利用されるだけ利用されて、本当に本当に苦しかった。
もちろん最後はハッピーエンドなのですが、もっと人間に罰が当たれば良いのに っていうところだけ消化不良…。
もちろん2人はそんなことを望んではいないでしょうが…。
この先、わけわからんくらい幸せになって欲しい!
お願いだよぅ神さまぁ…!!!
そしてその幸せいっぱいの様子を、チラ見させてはくれませぬか…。
いいね
5件
2025年4月20日
『ご主人様とけだま』ばりに泣いた
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 坊っちゃん(瑞獣の末裔)×乙鳥(元お世話係の現在執事)のお話。
私が今まで読んだ中で人間の手があり、尚且つ四つ足もある獣人が初めてだったので、最初見た時に物凄い違和感でした。この姿は最後まで慣れなかった。アタマガカタイノヨw

乙鳥は人型だけでなく ちょいちょいツバメの姿のもいて可愛いのですが、特に仕事柄なのかツバメの姿での眉間にシワを寄せているお顔が好きすぎて堪らん!
それに実物のツバメの顔の赤い所が、人型の時に丁度ほっぺにあり、ほっぺが赤らんでるように見えてこれまた可愛い◎
まあ何にせよ乙鳥は可愛いって事ですw

読んでいて雲行きが怪しくなり、坊っちゃんと乙鳥の先が分からなかったので、後半は涙が溢れて仕方ありませんでした(泣)

読み終わったあとにレビューを拝見して知ったのですが『幸福の王子』がモチーフになっているのではないかと言う事で、私は原作を知らなかったので伊藤ゆみ先生が描かれたコミカライズ(100pt 総33ページ)を読んでみましたところ、あお先生が『殿とつばめ』を描くにあたり きっとそのままでは辛すぎるので 、脚色を加えてくださったのだなと思いました。ちなみに他で調べたら原作では神様の件までありました。

原作を知っている方も知らない方も、ネタバレ無しで読んで欲しい作品です。ページ数的にもボリュームがあり読み応えはバッチリです◎
(総338ページ)
いいね
6件
2023年11月5日
秀逸
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 美しい絵と物語。可愛らしさがありつつ、切々と主役たちの心模様が伝わってくる。
獣人の描きかたが上手い!
そして、単話が配信された時にちらりと試し読みを見て、今回は可愛い子供キャラが出ないのかとがっかりしていましたが、いっぱい、可愛い子供の姿を堪能させて頂きました。
幸福の王子が元になっていると思いますが、和風に変換されていて、王子も殿に変換されて…。何より麒麟に置き換えたのが秀逸!!
そして、ただ施そうとしたのではなく、苛烈で切実な想いあっての行動であるという描き方がとても良かったです。そしてツバメが健気!
麒麟の四つ脚姿を見てまずベッドシーン大丈夫なの?と思ってしまった浅ましい私ですが、二人の絡みの美しいこと。素晴らしいです。
この方の描かれる子供の表情が大好きで、額に入れて飾りたくなります。漫画家さんだけど、色付けして個展を開いて欲しいと思いましたし、イラスト集が欲しいです。それくらい、物語にも絵にも感銘を受けました。
ただ、私は大満足ですが、嬉しい恥ずかしいドキドキの恋愛ストーリーというものではないので、好みが分かれるかな…とは思いました。恋愛より親愛寄りに思えたので。
後日談でもう少し、憂なく寄り添う二人が見たかったかな。…いや、でも、潔くサクッと終わらせているところも品があるのかもしれないな…。
本当に大好きです!!次回作以降も期待しかないです!!
いいね
5件
2023年7月24日

最新のレビュー

泣きすぎた・・・
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 購入したのは結構前だったのだけど、読むのが辛くて途中でやめていました。今回、意を決して読み直し。途中、泣きすぎて中断したりしながらなんとか読了。
はじめは単純にお人好しで善良な坊ちゃんのようだったのに、自分の身を削るのはただ乙鳥に戻ってきて欲しいから、ずっと一緒にいて欲しいから。坊ちゃんの寂しい生い立ちもあり乙鳥への一途な想いとは思うけど、その身を削ると乙鳥がどんなに心配し悲しむかわからないなんて未熟で愚かな行為だと思うし、季節によって巡る生き物をその営みから切り離すとどうなるのかも想像できない子供だ。坊ちゃんがポヤっとして可愛らしいから絆されそうになるけど、やってることは好きな人に振り向いてもらうために自傷行為を繰り返すメンヘラと変わらないんじゃないか。
元ネタのオスカー・ワイルドの「幸福の王子」も王子は視野の狭いところがあり、本当に純粋に自己犠牲を払ったのはツバメだと思う。
乙鳥の坊ちゃんに対する愛と献身に泣きすぎて目が腫れます。最後に傷ついたお互いを確かめ合う二人が切なくてでも幸せそうで・・あ〜レビュー書きながらまた涙が出てきた〜。全てを失ったからこそ純粋に二人だけの幸せを手に入れられた、のかな。
すごく良い作品、でも気軽には読み返せないかも。
いいね
6件
2025年6月3日

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