電子コミック大賞2025
漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOP少女・女性マンガ少女マンガ 講談社 異世界ヒロインファンタジー 悪夢令嬢は一家滅亡の夢を見た ~私の目的は生き延びることです~悪夢令嬢は一家滅亡の夢を見た ~私の目的は生き延びることです~(1)
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少女マンガ
悪夢令嬢は一家滅亡の夢を見た ~私の目的は生き延びることです~(1)
4巻配信中

悪夢令嬢は一家滅亡の夢を見た ~私の目的は生き延びることです~(1)

720pt/792円(税込)

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216pt/237円(税込)

作品内容

とある王国の公爵令嬢として何不自由なく暮らすファリティナの人生は「悪夢」によって一変する。
自身に降りかかる不幸、そして大切なジェミニの死。壮絶な未来を知った彼女は、何としても愛する弟を守り切ることを誓う。
貴方は私が守ります――。悪夢から始まる復讐譚、ここに開幕!

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レビュー

悪夢令嬢は一家滅亡の夢を見た ~私の目的は生き延びることです~のレビュー

平均評価:4.6 49件のレビューをみる

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高評価レビュー

この涙をファリティナと彼女の弟妹に捧ぐ。
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 涙無しには読めません!陰鬱とした不穏な雰囲気。終始緊張感を強いられる展開。それを端的に表現したゴツゴツとした稜線で描かれる絵。それは巻を追う毎に激しくなって行く。何度も物語の中で言われた科白。「一体彼女が何をしたと言うのだ。」と。涙を流しながら思わずにはいられません!公爵令嬢であるのに、謂れの無い罪に問われ、死罪確定の牢獄に収監され、父公爵亡き後、代理となった継母は何もせず。嫡男である弟の必死の嘆願も無視されて。婚約破棄したからと言って王家は何もしない。物語途中で自らの間違いに気付いたという王子ですら、ファリティナを釈放出来ない。どんな大きな力が彼女を殺そうとしているのか。収監されている間に彼女は愛し慈しんでいた腹違いの(後に種違いである事も明かされる)幼ない末弟の死に目にも会えず、慟哭する事も出来ずに打ちのめされる。そんな中、継母は情夫に唆されて鉄鋼の横流しをして。それが敵国への武器支援になっていて。諸々国家反逆と捉えられる罪を犯す。それを嫡男であるセリオンに暴かれ、継母は八つ当たりでファリティナの目を潰す。セリオンは最初こそ、暗い雰囲気のファリティナを避けていたが、彼女の真心に触れて、後に味方となって行く。4巻での、縁戚である伯爵家へ事件の発端になった男爵令嬢を養女に入れ、「お前の欲しがっていた女をつけてやったぞ。」と王子に嫌がらせで申し渡す所では、ほんの少しだけ胸がすく思いをしました。王子は焦りますが。この婚約はそもそも王家とグランキエース家の政略であったのだから、とセリオンは言い切るが、彼は愛する姉を王家にも何処にも差し出す気は全く無い。そして。今頃になってファリティナに赦しを乞いたい王子にとっては小さなザマァでもあるのです。けれど鬼才と称えられるセリオンもまだ15歳。彼等には頼れる大人が居ない。4巻になって。ようやく父公爵の亡き先妻、ファリティナの実母の実家である疎遠になっていた祖父母が手を差し伸べる。彼等は救いとなるのか。セリオンが思慕する姉への距離が近過ぎるというので、祖父が気を揉んでいるのがクスッと笑えて、この陰鬱な物語をホッとさせてくれる。どうか。ファリティナが望む様に静かに過ごせます様に。どうか。この政争を牛耳られるくらいにセリオンが成功して、ファリティナと静かに暮らせます様に。願わずにはいられません!
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17件
2025年9月30日
愛はなにものにも勝る
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 2巻まで読んで先が気になって、ウェブで原作の方読んで来たので結末を知っての長文レビューです。
巻き戻りではなく、何かしらの魔法もない、ただの予知夢で未来の自分と一族の破滅を見たヒロインのファリティナが、どうにかして兄弟たちと家を守ろうとひとり闘う話。試し読みが良かったので買ったのですが、やはりめ〜〜〜っちゃ良かった。
ファリティナにとって義弟であるセリオンとの年相応な、微笑ましいやり取りや、ジェミニとの心安らぐような時間がずっと続いてほしいと思ってしまうほどに彼女に降り掛かる現実は辛く悲しいものばかりです。それに拍車をかける、無知で無関心な婚約者の第二王子・ギデオンとその友人(作中では恋人と噂されているが真偽はふたりとも詳らかにしていない)アマンダの存在がまた煩わしい。婚約者以外をそばに侍らす意味が分かっていない時点で王子に対する好感度は地の底。自分は不貞と思われても仕方ない行為をしておきながら、婚約者の悪い噂を否定もせず自分で何とかしてほしいとは、守る気もゼロで笑わせますね。
そんな中、兄弟たちで旅行に行った先でジェミニが毒を盛られ、ファリティナが付きっきりで看病しているのを見に来たセリオンとのシーンで、憔悴し乱れたファリティナの髪を優しくかき分け静かに姉の名を呼ぶ、その優しくも仄かな温かさが、ギデオンが呼ぶファリティナの名前の薄っぺらな温度と全く違って、一瞬この二人が義理とはいえ姉弟であることを忘れてしまうほどでした。
お互いを大事に想い合っているのに二人は一緒にはなれない。原作ラストを読んで、ファリティナも実は好きなんじゃないのかなと私は感じたのですが、姉として、兄弟として愛したいという感情にも取れるなとも思いました。だとしても王子ルートはないです。コミカライズもどれだけ改変しても構わないけれど、最後に王子と結ばれるエンドだけはやめてほしい。
あとは、公爵家を陥れようとした人たちに対しての原作での断罪は少し軽め。アマンダへの処罰も明確には言われてなかったので、この辺をコミカライズでもう少し詳しく読みたいところです。
ファリティナの愛とセリオンの愛はおそらく種類は違うのだろうけど、まさにこれは愛の話です。なにものにも勝る、愛の話なのです。
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22件
2025年2月22日
涙無しでは読めなかった…心揺さぶる作品
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 最新刊が出るたびすぐに読むくらい好きな作品ですが、今回改めて1巻から通して読みました。巻を読み進めるにつれ、涙無しでは進めませんでした。囚われて自分が会えない間に、最愛の小さな弟を失った時の心の慟哭が胸に刺さりました。最期にすら立ち会えないのは辛い。悲しくて仕方ないのに、誰にも頼れない泣き方をするんですよ⁈しかも姉弟揃って。私も涙が止まりませんでした。
『好きの反対は無関心』を実感するたびに、愛を求めても愛されない、愛しても失ってしまう自分は空っぽだとつぶやくフェリティナがなんとも痛ましい。生まれてきたことを後悔し、さらに自身は死を望まれているのに、それでも弟妹に『生きて』と言う彼女をどうにか幸せにしたい。でも、あそこまで身も心もズタズタにされて、自身の生きる希望も見失っている彼女を回復させることはできるのでしょうか?もう、本当にただただフェリティナが心の傷を癒して、幸せになってくれたらと思います。もちろん彼女の弟妹も。それが彼女の望みなので。
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0件
2025年10月26日
一気読みしました。おすすめです!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ ストーリーが面白く、絵もなんだかマッチしているようで、すぐ世界観に没頭できました。とにかくジェミニがあわれて、姉弟の支え合う姿に胸が締め付けられます。誰もチートキャラが出てこず、若く幼い姉弟は無力でせつないです。愛が何者にも勝ると信じたい。元婚約者の王子はポンコツすぎて本当に腹が立ちます。まだ途中なので黒幕が分からず、ほんと誰と戦ってるの?とイライラもしますし、公爵令嬢への仕打ちが酷すぎる。とにかく幸せになってほしいですし、できれば目も治ってほしい。(継母の仕打ちがひどすぎ、一生消えない傷になるなんて許せない)
原作読もうか迷いましたが、漫画の不穏な絵も好きなので、次の巻を待ちたいと思います。どうか王子とまた結ばれるのだけは勘弁してください。弟に囲われて、違う国で静かに過ごしてほしいです。お願いします。
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4件
2025年10月5日
おすすめです
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ このお話は本当に面白いです!
原作も読みましたが、コミック版もすごく秀逸で、ややこしい話の流れもわかりやすいですし、ヒロインの兄弟全員の為人や表情も丁寧に描かれていて非常に読みやすいです。また終始この先の展開をハラハラ待つ感じが良いです。
よくある悪役令嬢ものとは一線を画したもので、明るい話ではないですが、深く作り込まれたお話が好きな方におすすめだと思います。
個人的には、セリオンの冷淡さ(ゴミ虫を見る目)とコリンの素直さ、双子とジェミニの愛らしさが本当によく描けていて、感情移入しやすかったです。
ヒロインを含め不憫な子供達のこの先や、今後バンバン出番が増えてくるセリオン様を最後まで見守りたいので、完結まで走り抜けてほしい!
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9件
2024年4月24日

最新のレビュー

話は凄くいいけど作画が残念すぎる。
続きが気になり原作も読むくらいひきこまれました。

ただ作画が酷い。服装、小物、セリフの端折り方等もっと考えられなかったんだろうか。没入したいのに邪魔される。もっと違う漫画担当がつけばと残念でならない。

話はきちんとしてるので原作と合わせて楽しむのがおすすめです。
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0件
2025年10月29日

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