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少年マンガ
みいちゃんと山田さん(1)
3巻配信中

みいちゃんと山田さん(1)

720pt/792円(税込)

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216pt/237円(税込)

作品内容

2012年、新宿。
夜の街でキャバクラ嬢として働く山田さんは、
何をやっても”ちょっと足りない“新人・みいちゃんと出会う。
ヤル気と元気はあるものの、漢字も空気も読めないみいちゃんは、
周りから馬鹿にされ「可哀想」のレッテルを貼られてしまう。

それでも、健気に働くみいちゃんの姿に、山田さんは徐々に心を惹かれていき―――。

不器用で愛くるしい女の子たちを巡る、夜の世界の12か月。

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レビュー

みいちゃんと山田さんのレビュー

平均評価:4.5 42件のレビューをみる

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高評価レビュー

考えさせられる
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初は身の程知らずなみいちゃんに少しイライラしながら読んでいたが、それだけでは済ませられない、考えさせられる内容。
自分の負の特性を、正面から向き合って認めて受入れて付き合っていくというのは、けしてみいちゃんだけの問題ではなく多くの人にとっての課題だろう。
おそらくみいちゃんと同程度の知的レベルと思われるムウちゃんとの明暗差が印象的。自分の特性を素直に受け入れ無理せず楽しんで生きていける居場所に落ち着けたムウちゃん。それは山田さんの独白のように出会えた環境や人の差だろうか。それとも本人の性格の差だろうか。
子供の頃のエピソードで、みいちゃんの特性を理解し、唯一福祉に繋げようとしてくれた先生とそれを拒絶する母親や祖母が対比的に描かれていたが、今ではその先生の「絵かきさんや小説家になるかなー?」という無責任な励まし提案がみいちゃんの自意識に根付いていて、逆に福祉に繋がる妨げになっているというところも、なんとも皮肉で心苦しい。
みいちゃんにかけてあげたい言葉が沢山ある。しかし、みいちゃんくらいの知的レベルの人間にどう言えば伝わるだろう。理解され、その理解が記憶に根付くだろう。
知的障害だけでなく、子供や老人にも言えること。

読みながら、社会福祉について思考の尽きない良い漫画だと思う。
いいね
31件
2025年8月5日
可愛い絵柄に騙された。その後に期待。
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ はじめこの絵を見た際に可愛いなーっと思ったのですが、1巻内容を読み始めるととんでもなく闇が深かった。
「何か足りない」女の子のみいちゃんがキャバクラで働き始めて紆余曲折あり、最後には……されてしまう。はじめにそのネタバレがあって、これはみいちゃんがそうなってしまうまでのお話なんです。
超リアルなキャバ嬢のルーティンがノンフィクションっぽくて面白いです。作者様のかつてのご友人の実話を元にして作られているらしく、心理描写に共感できる点が沢山あります。性的な描写も多少ありますが生々しくないです。
何より、人間関係がすごく鮮明に描かれていて実際にこういうこと有り得るってこともありました。主人公の性格は毒親に育てられてるにも関わらず、結構物事を俯瞰的に見ていて、尚且つみいちゃんを見捨てない優しい良い人です。これからどう物語が変化していくのか?みいちゃんを…した人は誰なのか、続きが気になって仕方ないです。
いいね
17件
2025年6月29日
深い…!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ いわゆるボーダーラインというか、知的障害の上に不適切な教育しか受けられず東京に出てきてキャバクラで働くみいちゃんと、何故か友人となった山田さんの話。彼らが様々な社会不適合者と織りなす人間模様は興味深いが、最後は自立出来きずに朽ち果てる現実を見せられる。障害ってなんだろう、生きるってなんだろう、と考えさせられる。画の可愛さとコメディチックな会話で読み進めるが、厳しく残酷な中にふと涙するやり取りがあり、奥が深い作品。ネットの宣伝で入ってきて解説ストーリー探して見たが、やはり本編が読みたくなり購入。でも初回クーポンで割引いて3冊購入して一気に読んだけど、途中なのに1,200円台は高いよ〜これって完結してるんじゃないのか?他のアプリでも同じ巻数なのか、マンガ喫茶なら最後まで読めるのに…と残念。
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2件
2025年9月7日
すごい漫画だ…
広告からきて、みいちゃんが死んだという出オチでどう物語を進めていくのだ?というただ一点で、気になって一気に購入。みいちゃんはもちろん、みいちゃん以外の登場人物の解像度が非常に高い。まるで全ての人物の立場を経験されたかのような。。なので話に奥行きが出るし、納得できます。不可解なところやそうは行かないだろ!ってところがないのでリアルそのもの。またみいちゃんと山田さんは似ても似つかぬタイプだが、純粋の一点でガッチリと繋がっていて、永遠に続いてほしいと願わざるを得ない。まあ、永遠は不可能なのだが…。
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6件
2025年8月3日
令和のシェイクスピアみたいです。
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 可愛い絵柄とは正反対の、壮絶な内容に惹き込まれます。
良く言えば「破天荒」、悪く言えば「本能」だけで生きている女性。
始めは手を差し伸べたくなっても、あれでは手放したくなるのもやむ無しです。
そんな中、唯一上手く関われた山田さんすら、1年後の死を止められませんでした。
本当は、ホチキスを組み立てる、ムウちゃんのように、お刺身の上に菊を載せるという、初歩的なクリエイティブ業から、地道に積み上げれば良かったと思います。
これから、どんな鬱展開が繰り広げられるのか、目が離せません。
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22件
2025年5月27日

最新のレビュー

難しいテーマ
みいちゃんのように、「自分がやりたいをやりたい!」と思うことは、当たり前の気持ちだし、権利だと思う。それがグレーゾーンとなった場合、否定されるのが辛い。でも、それがみいちゃんのような存在を守るためだとしたら?難しいテーマですね。
いいね
0件
2025年9月17日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

常識を超えた剥き出しの人間性がテーマ
営業:亀(シーモアスタッフ)
真実が嘘に埋もれる街、歌舞伎町で「ぺろぺろで許してもらえるから!」と屈託なく笑うキャバ嬢、中村実衣子(みいちゃん)。明るく奔放、だが倫理観も社会常識も“ぶっ飛んだ”彼女は、不器用さゆえに感情を爆発させることも少なくない。『誰とでも寝る』というみいちゃんの行動は、彼女にとっての“対等な優しさ”を求める劣等感の現れなのか?それとも彼女なりの処世術なのか?亜月ねね先生がかつての友人をモデルに描く、衝撃のヒューマンドラマ。常識を超えたみいちゃんの言動の裏に隠された、剥き出しの人間性。みいちゃんを通して、キャバクラに集まる人々の本性が次々と浮き彫りになっていくーー。破滅へのカウントダウンが、みいちゃんの運命と物語をより一層鮮烈に描き出す!不穏な空気の中進むストーリーにページをめくる手が止まりません!

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