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漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOPBL(ボーイズラブ)マンガBL(ボーイズラブ)マンガ KADOKAWA B's-LOVEY COMICS 春のデジャヴに踊れ春のデジャヴに踊れ【コミックシーモア限定版】
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春のデジャヴに踊れ【コミックシーモア限定版】

760pt/836円(税込)

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228pt/250円(税込)

作品内容

【コミックシーモア限定の描き下ろしマンガ&電子書籍版限定の描き下ろしマンガを収録!】
母の遺したダンススタジオで晃介が出会ったのは
大人の余裕と色気を兼ね備えたアラサーの淳。

社会人と大学生。異性愛者の同性同士。
恋愛には発展しなさそうな二人なのに
社交ダンスをきっかけに、晃介が淳に憧れを抱いてしまう。

淳は晃介を優しく気にかけ、二人の距離は縮まっていくが
亡くなった母とそっくりの顔を持つ晃介は、あることに気づく。
──淳は母のことが好きだったのかもしれない。

淳の優しさは母のため……そう思うと切なくて
晃介は、やがて大胆な行動に出る──

初めてを知るばかりの恋を花束のように抱きしめる。
大人になろうと背伸びをした、春めく“歳の差”ラブ。

※本作品は配信中の『春のデジャヴに踊れ』第1話~第5話を加筆修正し収録したものです。ご購入の際は予めご了承ください。

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レビュー

春のデジャヴに踊れのレビュー

平均評価:4.8 175件のレビューをみる

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高評価レビュー

もしも恋の純度を測れるとすれば
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 恋愛の純度を測ることなど、できるのだろうか。
なんの打算もない恋愛なんてこの世に存在するんだろうかと大人の自分は穿った見方をしてしまう。
だが、ノンケ同士の恋愛を描いた本作でこれぞ純愛、と思い知らされた。

母である花をダンス教室で失った晃介が、自分を変えたくて扉を開けたダンス教室。そこで出会った、大人の色気漂う淳。この作品では、この社交ダンスと、晃介と淳が喪失感を抱く対象となる花が、2人の気持ちをかき乱しつつ近づける存在となっているという作りが洒落ている。淳が晃介の手を取ったことが晃介が再び社交ダンスを始めるきっかけとなるも、花によく似た顔の晃介につい触れてしまう淳。晃介が惹かれるのも分かる淳のリードで始まったかと思われる関係は、晃介が母への嫉妬から告白してしまった瞬間、恋愛面で晃介が淳をリードする関係に変わる。
大人の淳が、付き合ったら晃介の子を持つ可能性を奪ってしまうのではないか。そんな共感できる葛藤を繰り返しつつ、一歩を踏み出した瞬間、晃介が思わずつぶやく「ごめん」に対して淳が発する「ごめんって 何?」って言う時の淳のカッコ良さが、もうカンストしてて…。BLで、ゲイの子がノンケの子を好きになって呟く「ごめん」も切なくて好きだけれど、好きで選び合った2人の関係に後ろめたさなんてないんだよ、と言い切るそのセリフ選びが最の高(この作品の「ごめん」の使い分けだけで1000文字書ける自信ある)。
それでも、相手の幸せを思って逡巡する淳が、その思いをふっきるダンスシーンで2人が揃って回想するのは、花の「信頼できるリードがあるから、1人じゃできないことができる」と2人で踊る意味を説く表情。そこでは、今度は晃介が淳をリードしてダンスしているものの、気持ちは完全にシンクロしてて、どこまでも対等な関係なのが尊い。
ノンケ同士の恋愛ならではの葛藤に、こちらも共感しながら、コマ送りで展開されるキスシーンだけでもときめき、胸がいっぱい。なのに、最後は花の墓前で謝るのではなく、堂々と晃介をもらっていきますと挨拶する淳のスマートさがまぶしい。京大卒でメガバンク勤務の淳が、理性的でありながら、打算のない純愛を選び取った尊さに震える(晃介も一橋かな)。異性婚でも今は子をもうけるとは限らない時代。だからか今の気持ちを大切にする2人の選択も無理なく受け入れられる。続編熱烈希望(攻守交替でも…)
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36件
2025年6月22日
二兎追うものは一兎も得ず
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 二兎追うものは一兎も得ずという諺があるけれど、同性同士だからといって決して悲観ではないよ…というか。

社交ダンスが舞台のお話で、先生自体が社交ダンス経験者なのかな?とにかく経験者が周りにたくさんいらっしゃる環境下で描かれているためか、もう滅茶苦茶所作、演出総てが美しかった……
美しすぎてエロいことに着目してしまうことに一瞬、罪悪感が芽生えるものの、滅茶苦茶エロかったからガン見しますた!ハハハ!エッチすぎ…エロすぎる…たくさん見たい!けど、エロさばかりじゃない本作。

思春期という難しい時期に社交ダンスに誘ってくれた花(晃介の母)に淡い恋心を抱いていた社会人の淳✕目の前で母を亡くして以降、社交ダンスから遠退いていた大学4年生の晃介。
社交ダンス、母、将来…社会に出た淳と社会に出る晃介が2人共初めて同性と付き合う為に、これから先にどちらも傷付かず後悔せずどこまでも互いを思い遣って社会に溶け込んでくかを人間味を噛み締めながら読んでいくのですが…本当に、2人共生きてる…どこかに実在しているのでは?というくらいに2人の会話が心地よく、面白く、温かく。
凄く身近に居るような気がするよ…

歳の差は8年、片やメガバンク本社勤務と片や教員希望…そして同性愛と。
いくら社会が昔と比べて同性愛に寛容になったといえど、今はSNSがあって秘めていたプライバシーを自他共にインスタントに公開する社会にもなっていて、逆に息しにくいと思う時ある。知ってほしい欲求を満たすためには楽しかったり悲しかったりという退屈を吹き飛ばす刺激が必要なんだよね。
だからソコを突き止めると他人への配慮が飛ぶ。
そういった怖さの中で、2人共が堅い仕事だからこその苦労が作中に小縁付いている。そして2人共ノンケだからこそ自分たちの血を引く子どもは諦めなければならない事を自覚して、それでも「互いを選ぶ」話も入っていて、久々にここまでしっかりガッツリなノンケ同士の話見れて私自身も「同性愛であることは」を再確認できたな…
本当に最後は他人なんかどうでも良いってなるけど、なるんだけどね…という総ては選べないし影がありつつも眩しい未来に生きていく2人の、凄く良い話だったです!!語り足りない…
良い!兎に角読んで…読み終わったらファンボにある発売記念漫画(無料)も読もう!紙特典は?!!数多すぎて富豪になりたい…読んで…、
いいね
75件
2025年3月15日
スローテンポだけど確実に萌えるワルツ!!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ とりわけ美しく丁寧な作画を通して作者様のダンス愛がひしひしと伝わり、何かこうピシッと背筋が伸びる感覚になりました。主軸となる社交ダンスの大きな枠組みの中に相手を思いやる誠実さやノンケ同士の恋愛の繊細さ、葛藤を乗り越え真摯に向き合う2人に最後まで夢中になり、ストーリーも申し分なく読み応えもあって本当に大好きな作品!!

ダンス講師の母を失ってから避けるように自分自身から遠ざかっていた晃介と、母の教え子だった淳との出逢い。晃介の母が自身の初恋の相手の子とあって内心穏やかではなかったであろう、淳の無意識なスキンシップ。大人の余裕からのあの反省シャワーのシーンか何度みても好きすぎる~!!
母との関係を疑ってしまった晃介だけど、母の死から立ち止まってしまった背中を優しく押してくれた淳。
更にフロアに鳴り響く音楽とシャンデリア、華やかなダンスシーンも彩られて無知な私でも空気が一変したのを感じられた見事な表現力と、晃介の高揚と静かな想いが芽生えて‥
母の大好きだった曲、晃介の胸を締め付けるワルツもいつしか淳と共に乗り越えていくんですが、そこへたどり着くまでの過程!決して端折らない!じっくりお互いの気持ちとタイミングが合うまで、慌てない慌てない一休み一休みの精神で突き詰め合うんですよ!社会人で年上な淳だからこそ、今後背負わせてしまう重みが分かってて、でも理性すっとばしてこのまま勢いでいっちゃいそうなシーンもあったりして!淳の「脱がして」に脳内大暴走!!耐えてる所にちょいちょいご褒美もあったりするので、お預けも全く苦になりませんでした(笑)
これからの将来を見据えて真剣に考えているからこそ答えは慎重になるもの。苦にはならないけど、やっぱり待ち望んでいた2人の初夜はもうっっ!言葉にならない!誰も居ない屋上で母の思い出の曲に合わせてリズムを刻むそのままの熱で、脱がされるのにシャワー後に服を来てくる律儀さや、母に嫉妬しちゃう可愛い晃介に諭す淳の変わらぬスタンス好きだなぁ。嬉しくもどこか照れちゃう様な初々しい2人に幸せを一杯分けてもらいました!!ダンスシーンの身体のバランスが素晴らしかったので、確信してましたが裸体も申し分なくエロかったです!!
墓前に結婚式さながらな誓いをたてる姿や近しい人達には真実を打ち明ける2人らしいラスト!その先も是非覗いてみたい!!
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4件
2025年9月24日
五感が刺激される
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 初めましての作家様でした。
初コミックスなんですね。絵がとても綺麗で見易いです。「おどる」先生だけあってそちら方面に長けているのでしょうか。作品を見ていてもダンスがとても好きなんだなということが伝わってきました。私はダンスについて無知ですが用語や意味を知ることは楽しかったし、単純に美しい踊りのシーンを見るだけでも楽しめました。

大学生の晃介も社会人の淳も華麗なダンス作品にぴったりの美しい男性です。
漫画だけど映像が浮かびます。スタジオの描写では嗅覚や聴覚も刺激され、「お腹で伝達」というのを知って細身の2人のおなかの感触はどんなかしら…なんてことも想像しちゃったりして。

何やら相当の覚悟を決めてダンススタジオに入っていく晃介。ここからスタートです。
ここは母が経営していたスタジオで久しぶりに訪れた場所。言い換えればしばらく来ることが出来なかった場所。ステップの音、フロアの匂い、生まれる風等大好きなものたちと相反する辛い思い出があるから。
晃介の目の前でフロアに倒れた母、その瞬間に流れていた音楽、それらが晃介の脳裏に焼き付いてしまったのだ。でもいつまでも後ろ向きではいけないと、変わるために訪れたスタジオで1人の男性と出会う。それが淳。大人の余裕があり踊りも色気たっぷり、惹かれるのに時間はかからなかった。

晃介にとってこのスタジオが特別なように、淳にとってもこの場所は特別だった。淳はここで初恋をしたから。相手は晃介の母。何とまあ…。でもドロドロした感じではなくて淡い憧れみたいな感じだったのでホッとした。晃介の為にも晃介父の為にも、何より淳のことを軽蔑したくなかったから不倫とは無関係で良かった。
晃介に母の面影を見る淳、そのことに晃介は気付いている。それでも好きという気持ちは止められない。その気持ちに向き合う淳が誠実そのもの。考えるのを諦めずちゃんと悩んでくれた末に出したこたえ、この覚悟が実に男らしい!
ちなみに晃介の告白の場所も、淳が返事した場所も、スタジオ。初めてのキスも。2人が将来について思い悩んだ後の、覚悟を決めた晃介の告白と、その後母の愛した音にのって2人踊った場所も(屋上だけど)。ここはやはり2人にとってずっと特別な場所であり続けるのでしょう。
これからも2人でステップを踏みながら一歩一歩進んで行って欲しいです。
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3件
2025年6月3日
神作が降臨いたしました…
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ ずっとずっと待ち望んでいた作品、素晴らしい1冊にまとまり手元に舞い降りてきて下さいました…

少しずつ寒さが緩み、あちこちで芽吹きを感じるようなこの季節にぴったりの、正に春の訪れを告げるような作品でした。
母の記憶に立ち止まっていた晃介と、晃介の母である花さんへの想いを口にすることもないままでいた淳と。2人が出逢ったところから、止まっていた冬のような時が少しずつほころんでいくように感じました。
特に最初と最後のワルツ。花さんが愛した曲で2人が踊るシーンには、それぞれひとつ先の新しい扉を開けるような感動があって、ダンスをテーマに描かれた圧倒的魅力が詰まっています。

歳の離れた、そして同性である相手の手を取ること。その葛藤と向き合う2人を、物語の中で常に暖かく照らしていた花さんは太陽のようで、最後まで読んだ時には涙が滲んでしまいました。

物語はとても実直な反面、実はかなりの情熱を秘めていて、ダンス以外でも上品で艶のある2人の様子は本当に眼福でした。肌を隠しても溢れる色気とはこのこと…!そんな人達が肌を顕にしたら尚のこと…!!(急にキャラ崩壊)
シーモア特典のラテン衣装淳さんをぜひご覧ください皆さま。動揺したのは晃介くんと私だけではないはずだ!! あ゙あ゙〜どうか淳さんのラテンをいつか拝むことはできませんでしょうか…←ラテン好き

数々のBL作品を漁っ…拝読していますが、どこまでも美しい作画は言わずもがな、コマ割り、カメラワーク、台詞、心情や背景描写etc、漫画の構成要素全てがここまで最高級品質で揃っていいのか…⁉と今だに二度見する勢いです。語りや描写などが多すぎも少なすぎもせず、行間を素晴らしく操って、読者に想像させ没頭させるセンスを持っておられる作家様は、そう多くはないと思います。そんな貴重な作家様に出逢えた幸せを噛みしめながら、この先もずっと大事に読み続ける宝物になりました。

お忙しい中でこんな珠玉の作品を生み出して下さった先生と、先生を私達の元に降臨させて下さった編集者様に心から感謝申し上げます。
この初々しい2人の先をまだまだ見守りたいのは私だけでしょうか…?続編などがありましたら…|ω・`)チラッ 今作で寿命が一気に延びましたので、先生の更なる作品を拝見できるのをいつまでも全力待機しております!
いいね
35件
2025年3月15日

最新のレビュー

読んだ後の幸福度!!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 同姓同士で付き合う事って諦めなくちゃいけない事が沢山あって、簡単な事じゃないんだよなって改めて気付かされた。私の中で1番心に響いたのが、お父さんに自分が男の人を好きなんだと打ち明けた時に、
愛してるぞ お父さんもお母さんも って。
なんか素敵だよね。 すごく心がほっこりした。
買ってよかった!!!
いいね
0件
2025年9月30日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

ダンスが繋ぐ大人の恋
広報:熊五郎(シーモアスタッフ)
おどる先生のデビュー作である本作は、社交ダンスという世界を通じて心を通わせていく“歳の差”ラブ。初恋の人の息子である大学生の晃介と社会人の淳はノンケ同士。だからこそ、2人が同性同士の恋愛に悩み、真摯に向き合う姿にぐっと惹きつけられます。心の揺れ動きが繊細に描かれた美しい紙面も必見です!

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