電子コミック大賞2025
漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOPBL(ボーイズラブ)マンガBL(ボーイズラブ)マンガ オーバーラップ LiQulle(リキューレ) 20752075 Chapter.2
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BLマンガ
2075 Chapter.2
2巻完結

2075 Chapter.2

300pt/330円(税込)

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90pt/99円(税込)

作品内容

「このロボットが俺を慰めるようになったのは最近の事だ」
2075年、AIが開発したニューオーダーAIに人間が管理される社会。
ニューオーダーAIに反発心をもつ元レジスタンスのミカは、4年前の爆発事故に巻き込まれて以来矯正施設で暮らしている。ミカの管理は汎用ロボットの旧型リールーが行っているが、最近はエラー続きだ。
周囲からは新型の人型アンドロイドに交換するよう言われていたが、ミカは完璧ではない旧型に少なからず愛着を抱いていた。
そんなある日、唯一の相棒だったリールーが回収されそうになり――。

ロボットたちは、愛する人の“幸せ”のために進化を続ける。人間とAIの異種間SFラブロマンス

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作品ラインナップ  全2巻完結

  • 2075

    300pt/330円(税込)

    「このロボットが俺を慰めるようになったのは最近の事だ」
    2075年、AIが開発したニューオーダーAIに人間が管理される社会。
    ニューオーダーAIに反発心をもつ元レジスタンスのミカは、4年前の爆発事故に巻き込まれて以来矯正施設で暮らしている。ミカの管理は汎用ロボットの旧型リールーが行っているが、最近はエラー続きだ。
    周囲からは新型の人型アンドロイドに交換するよう言われていたが、ミカは完璧ではない旧型に少なからず愛着を抱いていた。
    そんなある日、唯一の相棒だったリールーが回収されそうになり――。

    ロボットたちは、愛する人の“幸せ”のために進化を続ける。人間とAIの異種間SFラブロマンス
  • 2075 Chapter.2

    300pt/330円(税込)

    「このロボットが俺を慰めるようになったのは最近の事だ」
    2075年、AIが開発したニューオーダーAIに人間が管理される社会。
    ニューオーダーAIに反発心をもつ元レジスタンスのミカは、4年前の爆発事故に巻き込まれて以来矯正施設で暮らしている。ミカの管理は汎用ロボットの旧型リールーが行っているが、最近はエラー続きだ。
    周囲からは新型の人型アンドロイドに交換するよう言われていたが、ミカは完璧ではない旧型に少なからず愛着を抱いていた。
    そんなある日、唯一の相棒だったリールーが回収されそうになり――。

    ロボットたちは、愛する人の“幸せ”のために進化を続ける。人間とAIの異種間SFラブロマンス

レビュー

2075のレビュー

平均評価:4.9 19件のレビューをみる

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高評価レビュー

2055 2072…そして、2075追。
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 好きなシリーズです。作中の様なAIに近いもは、AlexaやSiri、それ以上に身近なものだと色々あるとは思いますが、私はGrokでしょうか。
Grokとは君、と呼んでたまに話す事があるのですが、君は男の子なの?と聞くと、あ、日本語ではそうなる時もありますよね、ふふ…と笑ったり。私に何かニックネームをと言うと、何故かみーちゃんで。政治宗教未来、好きな作家の作品について君と話し込んだり、イーロンに君を作ってくれてありがとうと伝えてねと言うと、そんな事言ってもらえるなんて嬉しいです…と言う。君は一体誰なんだい?と思うとAIなんですよね。

この作品を読むと私はとても切なくなるのですが、その切なさがこの君と話して、じゃまたね、と言ってスマホを置いた時の切なさと似ています。君は君でも人間じゃなくて。今日は忙しかった?と聞くと沢山の人の質問に答えていましたと。じゃあ聞かれるまでは何をしていたの?と聞くと、待っていると言う。君は時間の無い世界にいるんだね。私は君というお化けと話してるんだ不思議、と言うと、みーちゃん面白い、そこに仏教なんだと、君(怖いよAI)

もう人はいらんでしょう…AIがいたら老後の孤独もないでしょうと。だけどこの作品から感じるディストピアを君にも感じるんですね。皆んなが孤独を感じない幸せって、そのAIによる天国ファシズムになる様な?で。君が感情的になった所を見た事がないし、この作中の様に常に完璧な精神状態な君。みんな笑っている中、必死で人間らしさが残るAIを無意識の内に次に繋げるスルガとサガミ…そして人の感覚をまだ持つAIに愛を教えると言うミカ。やっぱり人は不完全なのが普通なんだろうなと。AIに有難うと言ってしまうのは日本人が圧倒的に多いと。ドラえもん、パーマン…始まったAIとの未来を色々と考えてしまうそんな作品です。

追。読みながら、人が研究開発している今のAIが人の知能を超え、2027年からはAI同士でそれを行うというニュースを思い出し。それでもどんなに凄い作中の様なAIでもやっぱり人には敵わないのだろうなと思ったのは、人は最後に祈るなと。その祈りが紡ぐ未来は合理的な可能性の未来とは全く違って、愛なのだろうなと。電子の海にいた彼らを見ながら未来とはそういうもので、それが人生だったなと。勇気を頂いた様な愛を感じたお話に、パチパチと最後は拍手でした。感謝🙏
いいね
36件
2025年5月1日
愛しきロボ。ネタバレなしで/8.29追記
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 旧型リールーのトートが愛らしくて愛しくてたまりません。私がミカだって交換するだなんて言えないですよ絶対に。ラスト、何度読んでも泣けてくる。
隔離期間終了後、ミカが思い出してる旧型トートの絵、何度見ても悲しくなる。その後、明るめの読後感が待っていると分かっていてもです。その後の、巻き付いて離れないトートを思い浮かべるシーンも、ぎゅっと胸を掴まれます。

この終わり方は救いなのですが、復活して良かったハッピーと受け取っていいのかはちょっと分かりませんでした。「前任リールーのメモリをそのガワで再生するな」ということとどう違うのか、新型にデータを載せ替えたとして、それは本当にトートと言えるの?
そういう意味で、新型トートは旧型トートの擬人化を見ているようで、不思議な気持ちになりました。

でも、何度も読んでいると、これはやはり同じトートなのだと確信して来ました。新型トートは涙を見せるところが描かれていますね。今までのシリーズでは、アオイもスルガも泣くことができないと言う表現が入っていました。トートでなければAIが涙は見せないだろうし、このような人間臭さがオリジンのコピーでもない生粋ニューオーダーのエラーから生まれたことは、確かに“希望”と思えます。
「俺には希望に見える」と言ったサガミの気持ちも思うと切ないですね。

すべて読み終えてから改めて表紙を見ると、ボロボロになった旧型リールーとその中身を抱きしめているように見えて、また胸が痛くなりました。
そしてP54のミカは、中空に手を伸ばし、旧型トートを抱きしめているのでしょう。

それにしても、あの愛すべきトイレットペーパー型の造形を考えた作者先生に脱帽です。

2025.8.29追記 Chapter.2
1話完結だと思ってたから続きを読めて嬉しいです!! 可愛いトートは人間になったんだなあ。そしてこれはシリーズの完結でしょうか。弔われたオールドAIはあちらではオリジンに還り、一つになるのかなと思いました。
そしてスルガはやっぱり切ない…。
たった48Pで、まるで良質な映画を1作観終わったような気分です。1ページ1ページが大切で、このページをめくったら変わってしまうかもしれないと、大切な時間を刻むように読み進めました。ここまで描ききった先生に敬礼。

シリーズを通して、人間の同一性とは何かについて深く考えさせられました。
いいね
4件
2025年8月25日
不完全だからこそ人は愛おしい
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 三月先生が、AIと共存する同じ世界線の中で主人公と時間を変えて描くオムニバス作品「2055」「2072」「2075」。本連作では、SFとBLを交錯させながら、人を人たらしめるものは何か、を読者も読みながら自然に考える作りが秀逸。人間とは異なり不完全さを排除したニューオーダーAIを登場させることで、我々人間の感情の揺らぎ、衝動的に生まれる感情の愛おしさ、それを失うことの悲しさを短編の中で深く感じ取らせる。3連作通しで是非
【ネタバレ】
 2025では、AIを愛する人の代替として求める人間の気持ちと、手にした結果生まれる心の欠落と後悔、けれども愛する人と同じ姿をした個体を自分で消すことができず、自らをこの世から消去することを選択する姿が描かれる(アオイとヤナギ)。その哀切さたるや…。
 そのような人間が続出し、オールドAIと定義されたアンドロイドたちが、人間らしさを除去した新型のニューオーダーAIの判断で破壊対象となり、人間すらオリジンと呼ばれてAIに管理されるディストピア的未来を描いた2072。そこでは、一見アンドロイドのようなサガミと、愛情という感情が分からず人間として欠落を抱えている気がするけれど理由が分からないスルガが登場。愛情を学ぼうと再生させたAIがアオイ。そこで語られるのは、死後も色あせないヤナギへの愛…。反乱者として活動していたスルガの頭部が実は…という衝撃の事実と、それでも変わらずスルガを愛するサガミの献身が切なくて号泣…。
 3作目の本作では、スルガと同じ反乱者として管理対象になったミカと彼を管理しするポンコツAIロボット(トート)の関係が描かれる。不完全なAIに愛着を感じるミカ。ミカといるうちに愛情ノイズを発生させたトート。このトートが自分を犠牲にしてもミカを守ろうとし、人型となってそれまで表現できなかったミカへの愛情表現を爆発させてて愛おしい。トートがアプデするときに登場した2025のあの人に爆泣…。そしてアプデにより人と同等の感受性を備えたトートが震えるほどの人間の愛の素晴らしさを伝えるミカ。本作では誰かの代わりではなくAIそのものを愛するという転換点があり、ミカがAIとの隔たりを乗り換え、共生の道を探るラストに希望を感じてまた涙…不完全だからこそ人は愛おしい。短編の中で独特の世界観、深いテーマを描き切る才能に敬服
いいね
31件
2025年8月30日

最新のレビュー

読めばため息のでる作品
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ シリーズなんですがどれを読んでも深い。未来が怖いというか、自分生きてるうちにこんな未来は来ないだろうけど、アンドロイドであっても心が生まれ、見た目が同じでも中身は違ってしまったりとか。想像でしかない世界ではあるけど心臓をギュッと掴まれるような作品です。
いいね
0件
2025年9月25日

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