10話までが表題作で、同作者の「嵐のあと」では本作の脇キャラ榊さんが主人公になります。
本作11〜12話は「足りない時間」の1〜3話の高校生カップル三上と渋谷のその後のストーリー。単独なら表題作がオススメ 「足りない時間」を読んでいるなら
、その後の2人を見るのも◎。「嵐のあと」もオススメです。
表題作はバーを経営する美男の芦原がすごく気まぐれのネコみたいな性格で一見魔性っぽく、主人公の村上を翻弄します。(でも天然ネコキャラ、すごい美形でカッコいい)
一方村上は大型わんこ系。素直ですぐに顔に出ちゃってかわいい。わんこ攻めです。
エチシーンもほどほど多く、キレイだし濃厚度もまずまずです
出てくる他の人物達も愛すべきキャラです。
あまりネタバレすると面白みが半減ですのでポイントのみレビューしますが、初めの芦原の仕掛けたゲームの真相が面白い。わんこ村上が、見た目と違って女の子っぽい思考回路で共感しちゃいます。とにかく心配性で嫉妬したりでかわいそう。
「リスタート」ですっかりハマった日高さんですが、本作ももっと続きが見たいカップルでした。
最後のストーリーは「足りない時間」の高校生カップルの三上と渋谷のその後。、短いしエロもとって付けたようなストーリーで、単独ではイマイチかな。でも前作を読んでいる方なら感じ方が違うかも。私はこちらから読んでしまったので話が唐突すぎると違和感を感じました。 「足りない時間」を先に読むことをオススメします。
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