ディープです。他の方の言う通り、グロくて個性的な印象を受ける作品です。
1〜5話がモノローグとなっており、「多重人格探偵」誕生物語になっています。ここでは、一刑事が探偵になるまでのストーリーが、時間軸に囚われない描かれ方で
表現され、独特の画と共に、読者を引き込みます。
それ以降は、1つ1つの事件を、脇役を登場させたり、キャラクターを印象づけさせつつ、展開していきます。しかも、主人公の生い立ちに関する謎や、その生い立ちに密接な関係をもつ犯罪組織?思想集団?等々の情報が、小出しに描かれ、グツと惹き付けられます。
はじめのだいたい20話位までは、1つ1つの事件をそれだけで読みきれる気がしますが、後半になるにつれ、伏線が頭をジンジンさせてくるようになります。
私は今、40話あたりに来ていますが、全く収束していません。主人公の過去が何とな〜く見えて、心地がついたのも束の間。組織に「えっそんな展開!?」ってことが起こります…。
グロい本を買う気にはなれない…けれど、携帯電話でなら大丈夫(^^)嬉々として、かじりついて読んでいます。
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