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漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOP少女・女性マンガ少女マンガ 小学館 フラワーコミックス Betsucomi ポーの一族ポーの一族 3
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作品内容

1959年、スイスのガブリエルスイスギムナジウム(高等中学)にふたりの転入生があ った。イギリスからやってきた彼らはエドガーとアラン。川の中洲に建てられた学校の中 で寄宿生活を送る生徒たちにとって、ふたりはその印象的な容姿を抜きにしても興味をそ そられる存在だった。中でも正義感が強くおせっかいなキリアンは、遠方からの転入生の 面倒をみるのは当然の義務と考えていた。しかし、正体が露見すれば人々からバンパネラ として狩られることになるふたりにとって、たとえ好意からとはいえ、彼は危険な存在で あった。それはふたりがここに来た目的を果たすためにも妨げとなりかねず…。 ●収録 作品 ポーの一族/六月の声/妖精の子もり

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1巻から|最新刊から

作品ラインナップ  全5巻完結

  • ポーの一族 1

    440pt/484円(税込)

    1880年ごろ、とある海辺の街をポーツネル男爵一家が訪れた。ロンドンから来たとい う彼らのことはすぐに市内で評判になった。男爵夫妻とその子供たち、エドガーとメリー ベル兄妹の4人は田舎町には似つかわしくない気品をただよわせていたのだ。彼らを見た ものはまるで一枚の完璧な絵を見るような感慨にとらわれた。実は、その美しさは時の流 れから外れた魔性の美。彼らは人の生血を吸うバンパネラ「ポーの一族」であった。市の 外れに家を借りた一家は、人間のふりをしながら一族に迎え入れるべき者を探し始めた。 そして、エドガーが興味をひかれたのが、市で一番の貿易商の子息であるアラン・トワイ ライトだった…。 ●収録作品 ポーの一族
  • ポーの一族 2

    440pt/484円(税込)

    霧の深い夜、幼いエドガーと乳飲み子のメリーベル兄妹は森の中に置き去りにされた。そ んなふたりを見つけたのはスコッティの村を望む高台の館に住む老ハンナ・ポーだった。 館に引き取られたふたりはハンナに育てられ、7年がすぎた。ある日11歳のエドガーは 村の子供たちと、村人が死体の胸に木の杭を打ち込むのを目撃する。村にはバンパネラの 伝説があり、迷信深い村人たちがバンパネラ退治を行っていたのだ。おびえるエドガーに ハンナはバンパネラなどいないとなだめる。しばらくしてハンナの館をフランク・ポーツ ネル男爵が訪ねてきた。彼は恋人のシーラを妻として一族に加えるためにやって来たのだ った…。 ●ポーの一族/10月の少女たち
  • ポーの一族 3

    440pt/484円(税込)

    1959年、スイスのガブリエルスイスギムナジウム(高等中学)にふたりの転入生があ った。イギリスからやってきた彼らはエドガーとアラン。川の中洲に建てられた学校の中 で寄宿生活を送る生徒たちにとって、ふたりはその印象的な容姿を抜きにしても興味をそ そられる存在だった。中でも正義感が強くおせっかいなキリアンは、遠方からの転入生の 面倒をみるのは当然の義務と考えていた。しかし、正体が露見すれば人々からバンパネラ として狩られることになるふたりにとって、たとえ好意からとはいえ、彼は危険な存在で あった。それはふたりがここに来た目的を果たすためにも妨げとなりかねず…。 ●収録 作品 ポーの一族/六月の声/妖精の子もり
  • ポーの一族 4

    440pt/484円(税込)

    1820年、エドガーは馬車の事故により瀕死の重傷を負う。彼を救ったのはその地方の 領主、ヘンリー・エヴァンズ伯爵だった。手当てを受け、命を取り留めたエドガー。だが 彼は、名前以外の記憶を全て失っていた。エドガーに亡き妻の面影を重ねた伯爵は、彼を 館で養生させることにした。伯爵にはエドガーに興味を持つもうひとつの理由があった。 先々代の伯爵オズワルドが、「エドガー及びメリーベルと名のるものがエヴァンズ家の子 孫の前に現れた場合は彼らの身分・国籍・年齢いっさいにかかわらずエヴァンズ家の資産 すべてを付与すべし」と遺言していたのだ。そしてまもなく、エヴァンズ伯爵家をメリー ベルが訪れた…。 ●収録作品 ポーの一族
  • ポーの一族 5

    440pt/484円(税込)

    ピカデリーサーカスのリージェント通りへ向かっていたエドガーとアランは、そこで殺人 事件に遭遇した。訪ねて行った先のアパートで人が殺されていたのだ。そしてアパートの 主ポリスター卿は行方不明になっていた。実はポリスター卿もまた、人々からバンパネラ として忌み嫌われるポーの一族の者。引き取って育てていたリリアを一族に迎え入れるた めに、今は場所がわからなくなったポーの村の場所と、一族の長老キングポーの行方を捜 していたのだ。ポーツネル男爵夫妻を失ったためにポーの村に帰れなくなっていたエドガ ーは、彼からポーの村の入口を見つけたとの連絡を受けて、共に村へ帰るために訪ねてき たのだったが…。 ●収録作品 ポーの一族

レビュー

ポーの一族のレビュー

平均評価:4.6 54件のレビューをみる

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高評価レビュー

詩が似合う稀有な作品
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ もーさまは、お恵センセ達と本当に仲良しだったんだなぁ~😃と、擬音の字体とかモブの絵で感慨に浸りました。手伝いっこしていなかったらごめんなさい、ですが😁
連載時は苦手でしたが、長じるに連れもーさまの素晴らしさを楽しんでいます。

強制的に吸血鬼にさせられたエドガー、エドガーにより吸血鬼になった妹のメリーベル、メリーベルを喪って哀しみに暮れ、こちらもエドガーにより吸血鬼になったアラン。
主にこの三者を軸に、時代を行きつ戻りつしながら物語が綴られます。

永遠の少年として、長い時を孤独に流浪したエドガーがひっそりと生きる中で何を想うのか…。
外見を裏切るエドガーの老成した思考の一端に、少年らしく刹那的で、切なく、薄いガラス細工みたいな繊細さを融合させた、緻密に練り上げられた作品だと改めて思いました。

この時期…に限らないでしょうが、もーさまは作中に詩を挿入するのが好きみたいです。他の作家さんなら照れ臭くて読めない❗気分になりがちですが、特にポーの一族には詩が似合います。それも適度にセンチメンタルでシニカルで、叙情的で気高い詩です。
著名なミュージシャンがもーさま作品にインスパイアされたと対談したのも頷ける、見事なものです。

発表時期がまちまちだから一読では話を追えず繰り返し読むのですが、何度読んでも飽きない名作の一つでしょう。ラストの余韻が堪りません😢🖤

エドガー、お疲れ様。でもあなたは今もどこかで少年の姿でひっそりと生き、我々が右往左往するのを冷静に眺めている気がします。また、そうあって欲しいという夢を見させてもらえた作品との出会いに、感謝します。
いいね
6件
2012年9月22日
🖤初恋です✨
💡遥か遠い幼少期、私の『初恋』は間違いなくエドガーでした🖤 アンティークな英国(あえて)の薔薇と霧のイメージ✨貴族階級の優雅な雰囲気✨憂鬱な眼差しを持つ永遠の美少年✨ヴァンパネラという、退廃的でロマンティックな響き・・・・天才👑萩尾センセの、繊細な心理描写と卓越した画力により、すべてが不思議なリアリティー(まるで本当に存在するかのような)を湛えた世界観に、当時の少女たちは陶酔したモノでした🌸✨ 首筋に噛みつく『吸血鬼』の野蛮な習性を、精気を吸うエレガントな行為として表現されてるのも高ポイント✨ すでにBLリビドーの芽が出ていた私は、青い眼の美少年エドガーとエキセントリック美少年アランの、絶対的な依存関係に、もー❗そりゃドキドキしましたさ😃✋ 今思うと、ドイツのギムナジウム(全寮制男子校)の雰囲気や思春期少年のセンシティブな思考回路なんて、萩尾センセはどうしてあんなに熟知してらしたのでしょう? 発表当時、この作品を読まれた巨匠手塚先生をして『少女漫画は少年漫画を遥かに凌駕した❗』と言わしめた名作中の名作✨ まだ未読の方、ぜひ、この美しく哀しく仄かに白く煙る霧の世界に、浸ってみて下さい✨ 旧き佳きヨーロッパ文化を背景に、不滅の命に漂うヴァンパネラの孤独と純粋な愛を切なく描ききった、日本漫画史上に残る傑作です✨✨✨
いいね
14件
2012年2月25日
不朽の名作
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 最愛の妹メリーベルを失い天涯孤独となったエドガーは、どこか妹の面差しに似た少年・アランを『ヴァンパネラ“ポーの一族”』へ迎え入れます。

…永久に美しい少年の姿をしたエドガーとアラン。
永い歴史の中に伝説のように断片的に残る彼らの足跡…。

しかし、確かに彼らと出会い束の間の時をすごした人々の鮮やかな記憶の欠片を遡り繋ぎ合わせると、そこに『エドガーという少年とその妹メリーベル』の奇跡のような一つの悲しい物語“原点”が浮かびあがってくるのです……。

何度読んでも、緻密に計算されたストーリーと繊細な心理描写に唸らされます。
エドガーの計り知れない絶望と孤独を想うと、心が震え胸が痛くなります。

近年特に吸血鬼ブームで国内外問わずあらゆる作品を目にしますが、四十年近くも昔にこれほど完成度が高く、今なお他の追随を許さない名作を描きあげた当時の萩尾望都の早熟さに改めて驚かされます。

子供の頃に読んだ時は、薔薇の咲き誇る“ポーの村”とエドガーは現実に存在しているのでは…?と夢想したものです😃

この奇跡のような作品に巡り会えた事は私にとっての悦びです。



いいね
2件
2012年5月2日

最新のレビュー

最新作が好きな方はぜひ
萩尾先生の代表作と言える作品だと思います

永遠に続けなければならないエドガーとアランの旅は物悲しいのですが

最新作が好きな方は、ぜひ、原点に返って読んでほしいと思います
いいね
0件
2025年3月6日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

美貌の一族は
広報:熊五郎(シーモアスタッフ)
人の生血を吸うバンパネラこと「ポーの一族」が、人間のふりをしながら暮らすお話しです。息をしているふり、脈があるふり、鏡に写るふり…などなど。皆さん頑張ってます!私なら、息苦しくなって耐えれそうにありません~。あ、でも「ポーの一族」なら息苦しくはならないのか。

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