カスレビの評価が低いですね。びっくりしました。
私は、氏が以前Juneだったか雑誌に投稿なさっていた作品が強烈に印象に残っていたので、こちらのレーベルから初単行本が出たと知った時には高揚しました。「来たか!」と。
主人公のキャラクターの変
化…コミュニケーションをどうしていいか分からない状態から、やがて請われてカフェの店長にチャレンジ→ビル立ち退き→ブルー系のバイトを黙々と頑張ってお金をためる→小さな移動カフェを開店→…その成長を理解できないという意見もあるようですが、おそらく作者の感受性の強さ、繊細な感性が良くも悪くも働いて、読者からの評価を二分してしまったのだと思われます。私は好きです。
主人公が恋愛をする男性は雇われカメラマン。海外へ長期撮影に行ったり、主人公を題材にスチールを撮ったりもします。主人公か変わるきっかけを与えた張本人でもあります。
スーツの時と私服の時と、確かに趣は違いますが、個人的には唐突な観はありませんでした。主に自由業にそんな男性が多いので。
作品に感情移入できるかどうか、フィルターがあるようです。
イラストにピンと来て購入した読者なら、楽しんで頂けそうな気がします。
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