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作品内容

“夜明けの蒼い道 赤いテイルランプ 去ってゆく細いうしろ姿 もう一度あの頃のあの子たちに逢いたい 逢いたい……” 母親と2人で暮らす14歳の少女・和希。親の愛に恵まれず、行き場のない不満を抱える彼女は、ある日、刹那的に生きる暴走族の少年・ハルヤマと出会う。どこか似たもの同士の2人は、いつしか互いに惹かれあっていき…。

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作品ラインナップ  全4巻完結

レビュー

ホットロードのレビュー

平均評価:4.4 167件のレビューをみる

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高評価レビュー

全ての時代の中2病へのレクイエム
舞台は昭和ヤンキー全盛期。長ランの番長時代より時代は豊かに成り番長の代わりにバイク、フルスモークのシャコタンセダンで群れて暴走行為をする暴走族が田舎でもプワンパパパ爆音で喧しく走っていた。
制服は男の子は短ラン、タック、刺繍。
女の子は足首迄のロングスカート。
中学の廊下のガラスを割っただの、バイクで廊下を走っただの。すげぇ奴として称賛する者、迷惑な社会悪として眉を顰める者。先生も親の顔色伺う事も無く生徒想いの熱い人は居た。そんな時代背景。
中学生。まだ心や思考は子供のくせに思春期を迎え体もそこそこ大きくなり親無しで行動出来る知識と行動力を得て少し大人の階段を登った様な気になる
年頃。主人公も常に愛を求め拗ね散らかす、甘ったれ全開。
自分の事しか見えない、自分の行動を正当化する責任転化。思いやりなんて求めるだけで親も人間だとは思いもしない。ぶん殴りたいが、こーゆ時は殴っても響かない。
恋と言う形だけじゃなく本当に人を大事に思うこと、自分も大事にされてると実感する事で人の心を知り、傷ついたり愛を失う恐怖を感じ、世の中ってもんが見えてくる。主人公の彼氏の春山が彼女の弱さにつけ込まず学校に行かせ依存させない所に愛を感じる。
そして、熱に浮かされたような取り憑かれたような反抗期に訳も解らずやり過ぎた事には天罰が下る。
取り返しがつかない事っては何をしても戻せない事。後悔ってのは、後から悔むから後悔。
流されて行く人生の中で若者達が、もがいて掴んで心が変化成長していく様を細やかに生き生きと描いていて改めて感心する。
アンパンでラリる知り合いを目の当たりにしてドン引きながら「こんないー子なのに何でっ?て思うじゃん」
この一節が、何かやるせなかった。
作者からの若者への警告の様な願いのような、そんな作品
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3件
2024年11月22日
青春時代のBIBLE
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ まず、映画は観たくなくて観てない。自分の中のホットロードの世界観が壊されるので。当時、毎月別マ(別冊マーガレット)発売日に学校帰りに立ち読みした後買って帰ってた。主人公の和希と同じ中学生だった自分。和希を自分に置き換えて読んでたなぁ。中学の卒業文集に春山の顔書いたっけなぁ♪(1行だけ文書いた)。学校の机にも春山命とか彫刻刀で彫ったし、授業中ノートに、春山と和希の絵ばっか書いてた(笑)和希のマネしてHIROSHIって彫った後が、微かに腕に残ってる。春山が【植物状態か死】って読んだ時涙止まらなかった。当時ある雑誌に、つむポンは架空の人物とか、ホットロードは実話で和希がつむポンじゃないかって噂が掲載されてた。ホットロードだけ別の人物が書いてるんじゃないか?とかいってる人もいた。結局、真相は分からずじまい。単行本の作者紹介は後ろ姿の写真だったり、、謎に包まれてる漫画家さんて感じだったな。そこがまた良かったんだけど、、。アレから30年以上経った今でも一番大好きな漫画。日常生活の中でもチョットした事に、セリフやシーンが現れる。芸人の【ナイツ】って名前見ると春山が出てきたり、、、(笑)。CBRとかCBとか聞いたり、見たりしてもヤッパ頭ん中に春山登場(爆)、、。つむポンの大ファンで、作品は全部持ってる。中でもホットロードはMyBIBLE。
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3件
2020年8月3日
やっぱり秀逸☆☆☆
大昔に読んで、紡木たくシリーズは全て購入しておりますが……
何回読んでも素晴らしく!!!
紡木さんの作品は今読んでも号泣デスbbb
この作品の舞台は神奈川ですが、当時読んだ時は クゲヌマ? とかw
地名とか知らなかったので勉強にもなりましたし、私は関西ですが 紡木さんが描かれた時代と さほど変わらぬ時代に青春を生きてヤンキーだったのでw
よく描けてるなぁと、しみじみ想ってました☆(単車の仕様は異なりますがw)
ホットロードは、多分30年ぐらい前?に、当時チェッカーズのフミヤさんが春山役
で、オファーしてると…
結局残念ながら実現には至らなかった の記憶。。。
フミヤさんがオファーされたのは23歳ぐらいかな
当時は周りも『フミヤにピッタリや〜〜ん!!!』と言うてました♡
ちなみに娘が高校生の時に国語の先生が
『紡木たくの作品は、どれもイイb 特に 瞬きもせず は読んだ方が良い』
と仰ってたそうで、6年前ぐらいに娘が『お母さんの好きな紡木たくの事を先生が言うてたで』と。
メッチャ嬉しかったデスょ〜〜(*≧∀≦*)
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1件
2017年3月23日
なつかしい…
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 別冊マーガレットで連載していた頃、中学生でした。
別マでも読んでいたし、コミックも揃えていました。
実家で処分されてしまった様なので、こちらで改めて読み直すことが出来て嬉しいです。
忘れていた様々な記憶も蘇り、懐かしい気持ちでいっぱいになりました。
当時、和希がまるで実在する人物の様に、みんな憧れていたと思います。
腕に好きな人の名前を彫るとか、オキシドールで脱色とか、
友達の間で流行した覚えがありますが、ホットロードの影響だったと思い出して驚きました。
和希カットにした女の子も結構いました(笑)
多感な時期の子供たちの気持ちを代弁している様で、夢中になって読み、共感していましたが、
大人になって読み返すと、危うい感じもします。
当時は、内容を鵜呑みにしていましたが、今だと、描かれていない様々な可能性も、
想像してしまいますね。
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14件
2013年9月1日
The 紡木たく
学生時代、一世を風靡したと言っても過言ではないほどの作品。
あまりにも時代がリンクしていて当時私は読めなかった。
10代若者のフラストレーションの行先はあまりにも刹那的であり暴力的であり魅惑的でした。
彼らの表情や言動や幼稚だけれど真剣な心をよくぞ描ききったなとつくづく感心すると共にそこが当時の若者の心を鷲掴みにしたのだと。
誰にでもいる孤独な自分に寄り添ってくれるのは誰なのか何なのか。埋めるものは何なのか。
必死にもがいている彼らは当時の自分たちそのものでした。
10代だから、中学生だから見えるものがあることをまた思い出しました。

先生の言葉少なくともじわりと伝わる感情表現はさすが。
立ち姿だけで子供たちの危うさが伝わってきます。

やっぱり名作だった。
今読むことを選んで良かったです。
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26件
2023年8月29日

最新のレビュー

独特の技術と感性
久しぶりに読みました、YouTubeで山田玲司なんかが多大な影響を受けたと言っていて、漫画としても確認したくなった
凄かった、何が凄いって「どれだけ絵を書かずに最高の物を作れるか」という技術が本当に凄い
絵だけで見れば本当にかなりシンプルな絵のコマもとてもおおい
でも少女漫画特有のコマ割りとストーリーテリングの技術の集大成が凄すぎる
最近の漫画は絵も上手くなり、素材背景などを使えばとてもリアル
だからこそ、この「最大限に書き込みを削ぎ落とす手法」は現代人には到達出来ないかもしれない
気がついたのは真っ黒いコマがたまにあること
それはこの「なるべく描かない技術」において画面をバランスする為に必要
そして真っ黒いコマは「悲しいコマ」つまりお話に「悲しい話」が散りばめられている、画面構成上必要であり、悲しい事が確定した作風
正直僕のレビューを見ても何を言ってるかわからない人が多いだろうけど
とにかく
とんでもなく凄い、独特の技術で描かれた非常に詩的で精神的な作品なのがわかった
いいね
0件
2025年4月19日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

ヤンキー漫画と侮るな
営業:チョコボール(シーモアスタッフ)
最初に読んだのが、ちょうど主人公と同じ14歳の時。思春期の難しい気持ちとか切ない想いとか、描写が絶妙で、思春期まっただ中だったから、感情移入しまくって号泣。漫画で泣いたの初めてかもしれない…。セリフとか文章が印象的で、十何年たった今でも覚えてます。文句なく不朽の名作です!

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