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たぶん愛だろう 1巻
1巻完結

たぶん愛だろう 1巻

400pt/440円(税込)

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作品内容

「俺…菊地さん好きやわ―。仕事はよう頑張らはるし、キレイやし…。」化粧品メーカーに勤める菊地(きくち)は、同僚の神谷(かみや)の事を苦手にしている。それというのも以前、宴席とはいえ皆の前で、告白めいた発言を受けたためだった。しかし実は菊地には、そのスジの趣味があり――!?かつて菊地に告白し振られた俊晴(としはる)も巻き込んで、どうするどうなる、恋のトライアングル!大人の恋愛を、しっとりと時にコミカルに描く実力派作家、満を持して登場の長編最新作!

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作品ラインナップ  全1巻完結

  • たぶん愛だろう 1巻

    400pt/440円(税込)

    「俺…菊地さん好きやわ―。仕事はよう頑張らはるし、キレイやし…。」化粧品メーカーに勤める菊地(きくち)は、同僚の神谷(かみや)の事を苦手にしている。それというのも以前、宴席とはいえ皆の前で、告白めいた発言を受けたためだった。しかし実は菊地には、そのスジの趣味があり――!?かつて菊地に告白し振られた俊晴(としはる)も巻き込んで、どうするどうなる、恋のトライアングル!大人の恋愛を、しっとりと時にコミカルに描く実力派作家、満を持して登場の長編最新作!

レビュー

たぶん愛だろうのレビュー

平均評価:4.1 52件のレビューをみる

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高評価レビュー

友情か恋か執着か…
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ ●主人公の菊池、会社の同僚で菊池にアプローチする神谷、元同級生でかつて菊池に告白して振られている俊晴、菊池が通い俊晴が働くバーのマスター高峰。表題作122P+番外18Pの中で4人がもだもだするので結構盛りだくさんです。中編なのに読み応えありました。
●友情か恋か執着か…で一番フラフラふわふわしてるのが菊池です。神谷と俊晴との間で揺れてる。多分ちゃんと恋をしたことなくて、自分の感情の正体がつかめてない。そんな菊池に誘発されて、俊晴まで揺らいでしまう。菊池…罪深すぎるわ…
●神谷は一瞬諦めて友だちになろうとするけど、したたかさも手伝ってずっと菊池に真っ直ぐ。マスターは、さすが年長者の貫禄か、強がりか、フラフラしてる二人を俯瞰で眺めつつ俊晴を待ってる。
●恋愛はタイミングも大事で、昔好きだったからって今もそうとは限らないし、今何とも思ってなくても何がきっかけで心が動くか分からない。誰かと誰かを同時に気になったりもするでしょう。菊池が最終的に本当に好きなのは神谷だと自覚したのは、明確な何かがあったからというわけではなかったかもしれないけど、そういうものかなとも思います。(ちょっと焦ったいけど…)
●主人公をめぐって二人の男が殴り合いなんてドラマティック。菊池と神谷は仕事での関わり合い方も良かったし、個人的には神谷の柔らかい関西弁が好きです。是非ご当地のイントネーションで脳内再生していただきたい。
●同時収録の短編28Pはさらりと読める感じです。自分が弓を扱ったことがあるので共感するところもありました。
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0件
2021年10月27日
友情と恋愛の曖昧な感情のモダモダ
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 地味な上にモヤッとする話なんだけどいいんですよ!!

彼女達と上手く行かずゲイを自覚したものの男遊びも出来ず男性を好きになった事もない菊池が、好意を寄せてくれている同僚と親友を巻き込むモダモダ。

化粧品メーカー企画部菊池。
開発部神谷主任は、同僚の前で告られてから苦手意識あり。
俊晴(バーテンダー)は過去に菊池に振られても親友。
バーのマスター高峰は俊晴にアプローチ。

菊池の優柔不断さに程よくイラつける話。自分が誰を好きなのか、わからぬまま菊池が身勝手に思わせぶりな態度を取るから、周りを傷つけ〈たぶん愛だろう〉な着地◎ゲイの自覚時期も違うし、同性同士恋愛感情や友情が移ろいズレが生じる曖昧さが面白い。京都弁の神谷主任のキャラが良い◎オトナの余裕を見せるマスター高峰さんのドMが気になる(笑)

・同録の大学弓道部二人は身体の関係が先行してしまい、弓道も二人の関係も迷走してしまう初々しい悩み◎
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2件
2021年2月6日
静かな修羅場…って、良かった😄
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 表題作、読み応えありました💗
普段は、割とモダモダやワチャワチャしてるCPをよく読んでいるので、こちらの作品とっても新鮮な感じで良かったです😄
恋愛って、やっぱりタイミングが大事なんでしょうね…きっと。
オメガバみたいに「運命」とか、BLに求める「唯一無二」の相手ならタイミングなんて無いのでしょうが…😅
お互いがタイミングを逃して、でも離れる選択をせずに長く傍にいたら、それは執着になるのかなぁ?とか、ちょっと考えたりしました。
菊池サン、ホントに「ザ受け」って感じに女々しい?けど、最後はちゃんと自分で決められて良かったですね😊
対する「ザ攻め」の二人も、私には似ているタイプに思うなぁ…受けを尊重して、やさしく守る感じが。
長い付き合いの二人が、ともに新しい相手との間で揺れて迷う。
BLワッショイ〰の近頃には、あまり流行ってないような雰囲気ですが、トライアルまで読んだら笑えて良かったです😄
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1件
2022年4月5日
受けを争って殴り合い!!
誰が誰を好きなの?と、戸惑うけど、所詮人間てそんな曖昧なものかもしれない。菊地が神谷に心を開いて行く段階で、はじめ不機嫌そうな同僚の顔が、とても可愛い顔になるのが印象的。神谷の関西弁とキャラがおもしろく、菊地が好きだった男のいるバーに自分も行きたいと指を咥えて甘える顔が爆笑だった。丁寧に書き込まれた絵もとても好きだ。最近流行りの外人か?っていう見た目ではなく純日本人ていう風情が良い。とにかくジワジワ引き込まれる。一読をおすすめ。そういえば、帯を書いた山田ユギさんが「いい男二人を選べないなら、いっそのことマスターとくっつけば」?みたいなこと書いてあってウケた記憶がある。確かにそれもありかな。
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0件
2021年1月21日
好きです。
吉野ルカ先生は、線が細いし、そんなに描き込む感じでもないのに、何故かキャラから男の色気がムンムンしてくるのがすごいですね。今作では、主要キャラの1人が関西弁ってのもあって、これを読んでると私はシャ乱Qの"そんなもんだろう"が脳内再生されます。好きになるのってタイミングもあるし、お互い好きな筈なのにそれがズレたことで別の人と出会ってしまったり、絆されてしまったりってありますよね。そのへんのどうにもならない流れっていうのが、上手くストーリーに組み込まれてて、所々笑わせるところもあって、何回も読み返してる作品です。180pでこのお値段、お値打ちですよ😄
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0件
2018年3月2日

最新のレビュー

ある意味リアルなんだろうけど
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 自分の気持ちって自分がわかってなかったりするよね。
そんな、もやっとした三角(マスター入れたら四角?)関係の話でした。ある意味リアルなんだと思います。
俊晴と主人公は、タイミングが合わなかった二人という感じで、それこそが「縁」なんだろうなという。
……まあそれにしても、主人公のフラつきがどうにも、好みじゃなかったです。ロマンス系ヒロインにけっこうこういうタイプが居ると思うんですが、そういうのが好きじゃないからBL読んでるもので。
同録読切は弓道部同士。
同著者他作品も読んでみましたが、なんとなく「ボーイズ」感が薄い気がします。中立の3。

@サブスク
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0件
2023年7月4日

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