バウンサーが面白くてこちらも拝読しました。
原作者様の経験があってこそ自分のような
一般人には立ち入れない拳を交える事での
友情と絆の成立や破壊、憎しみだけではない
暴力…圧倒的な強さに恐怖を感じながらも
傍観者として垣間見れる、
それなりに苦労は
ありながらも平和な環境で過ごせている事に
やり切れなさを感じます。アウトローな方々は
ほぼ全てが身近な家庭での毒親なり幼少から
過酷な苦労をなさっていて、人に対抗する為、
傷付けられない為、自身の精神を守るにも
ひたすら肉体を鍛え威嚇の牙を磨く事で
乗り越えなければならない悲しい根底があり、
他者へ残虐にならざるを得ない苦悩から嗜好へと
サイコパスな側面を出現させ易くなってしまう。
肉体を鍛えるのはスポーツなど穏便な楽しみに
専念出来るよう、暴力から離れられる環境へと
移り、それが少しでも癒されて欲しいと願う
ばかりです。主人公が経験を積む毎に成長し
外見だけでは無い、内面から引き締まって
研ぎ澄まされていく表情など格好良さの
丁寧なイラストの描写にも惹き込まれます。
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