フォローしてる方がたなと先生 (作者名アルファベット表記はthanatなんです!この作品の表紙で知りました)がお好きで特集雑誌も買われてて、私もそろそろ読んでみようかなと、セール時に買って積読してたスニーキーシリーズ手に取りました。刊行順に
読むのをオススメします。
スニーキーレッド1 → スニーキーレッド2 → モーションエモーション(スピンオフ)→ スニーキーレッド3 → モーションエモーション番外編
がよいかと。特にスニーキー3 は、スピンオフのモーションのCPがかなり登場するので、モーション読んでからがいいですよ。そしてモーション番外編は、作中時系列でもスニーキー3のあとなので、一番最後に是非。
タイトルのスニーキーって、陰湿という意味であまりいいイメージない単語ですが、正直言ってスニーキー1の冒頭は読んでて辛かったです。。以前読んだ「あちらこちらぼくら」のほのぼの系日常とは全く違う、衝動を抑えきれなくて暴力を奮ってしまう大学生ハルと、理由なき暴力に晒されて、嫌なのに興奮してしまうアルバイトのミサキさん。1巻の作者さんの後書きにあるように、殴られて気持ちよくてそのあと相手と幸せになれるのか、なってるのか? たぶんミサキさんにとってはそうなんでしょうね。スニーキー2の厳しい就職事情とハルの体験は、私も経験あるだけに読んでてこちらも辛かった。。かなり抉ってきます。スニーキー3になって、スピンオフのモーションでくっついた友達CPも、CPとして出てきて、ようやく普通のBLっぽく読めるようになりました。奉仕されてるってミサキさんが感じてるのが私には全く共感できないけど、こちらもミサキさんはそう思うんだなーって。
高評価シリーズなのがとてもよくわかります。かなり抉ってきますが、ここまでM属性を追及したお話もなかなかないので、BL読みなら読む価値あると思いました。
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