ず〜っと気にしながら、やっと読めました。10巻にて最終を迎えます。一気に既刊全て読んで、ドキドキで息がつまりそう。面白くてのめり込みます。
お試し無料で見た時は、怖って印象だけでした。確かに怖い。霊的な話だけ見ると、その霊体が怖い。でも読
み進めていくうちに、その怖さが変化していくんです。目に見えないものが見えるから怖い。だけど、生きてる人間の方がもっと恐ろしい。人を憎むだとか恨む気持ちの呪詛が、何より不気味です。それ以上に、目の前の人の考えや正体が見えないほど不安なものはなく、違う意味で空恐ろしいです。いろんな案件を解決しながら、だんだん闇が深くなり見えて来るものがあったり、さらにわからなくなったりと、どんどん深みにハマります。これは面白い。謎が謎を呼び、私はプチパニック。早く真相を知りたいような、怖いような複雑な心境です。冷川の孤独を救えるのは、三角しかいない。それぞれの背負う苦しみから、早く解放されるといいなぁ。腐女子としてはBL狙いでしたが、どうやらそんな事を言ってる場合じゃないようだ。他のキャラもいい感じになってきて、立ち向かうべき敵にチームになるのか?展開が読めないくらいに、スゴい物語だと思います。
そして最終巻。三角と父親との対峙。冷川を縛りつける呪いから逃れる事は出きるのか…
とてもきれいにまとめられて終わった印象ですが、今一つ物足りなさがあるような…
それぞれの魂というか、心の救済が出来て良かったです。これからも三角と冷川はタッグを組んで、『清掃業』に励むんでしょうねぇ。
その後の後日談も刊行されましたが、なんだか新しい謎?みんなは和気あいあいとして、とてもいい雰囲気でした。もっと続けばいいなぁ。
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