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さんかく窓の外側は夜 7

作品内容

「おれがいちばん力もねーし世間知らずだから、積極的に皆さんの心配をしていきます」金勘定に走りがちで、安易に「悪いモノ」を利用しようとする冷川。だから三角は自ら「心配係」を買って出る。冷川の「帰る場所」になれることを目指して。そんな中、呪いの大元である闇の教団から英莉可を救い出すため、ついに「先生」と対決することになった2人は、迎、逆木、半澤と協力体制を作っていく。先生宅への潜入には、結界と結界をネットでつなげるという突飛で最先端な手段を用いるが…。

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作品ラインナップ  全11巻完結

  • さんかく窓の外側は夜 1

    629pt/691円(税込)

    書店員の三角は、昔から不気味なモノを視てしまう体質で、除霊師の冷川にその才能を見い出され、無理やりコンビを組まされてしまう。冷川はすご腕ではあるが、情緒や生活能力に欠けており、お茶出しや「空気読み」など三角の出番は多い。そんな中、ある殺人事件に遭遇し…。日常に潜む恐ろしくかつ不思議な現象を見つけてはズバリ解決☆ 凸凹コンビの霊感エンタメ!
  • さんかく窓の外側は夜 2

    628pt/690円(税込)

    殺人現場に残されたのは「呪い」の気配だった。手掛かりは死者がつぶやいた「非浦英莉可」という名。除霊を生業にしている冷川とその助手・三角。2人はある女子校で起こった心霊被害の調査中、思いがけず「非浦英莉可」と遭遇する。英莉可の正体が高校生だということに衝撃を受けながらも、あることに引っかかりを覚える冷川。それは三角が霊能力の高い人間と「ひかれ合う」ということだった。「きみは私が見つけたんだから、私のものです」冷川はいったいどんな手段に出るのか…?
  • さんかく窓の外側は夜 3

    628pt/690円(税込)

    理由もわからず突如行方不明となった失踪者たち。彼らの最後の目撃場所はまったく同じ「場所」だった。しかし失踪者同士に関連性はなく、土地に因縁もなし。刑事の半澤は捜査に行き詰まり冷川に助けを求めるが、そこは何やら「罠」の気配がするようで……。冷川と三角の凸凹霊感コンビに無邪気に絡んでくる英莉可の「呪い」を操る日常がはじめて明かされる!
  • さんかく窓の外側は夜 4

    628pt/690円(税込)

    冷川が自分にかけた「束縛」の呪詛(マーキング)。おれはあんたの道具(モノ)じゃねぇよ。「呪い」をかけておき、その「除霊」を仕事にすれば、合理的に儲けられる。あっけらかんと言う冷川に三角は怒りとさびしさが湧いてくる。冷川の無自覚な悪意の方向性を、変えていくことをできないか? 「おれはあんたのことが知りたい」そう思った三角はとことん冷川に関わろうと挑んでいくが…。エセ占い師・迎とのコンビも相性バツグン! 心霊探偵シリーズ第4弾!
  • さんかく窓の外側は夜 5

    665pt/731円(税込)

    謎多き冷川の過去 想像を絶する生い立ちを知るのは…刑事の半澤だけ 犯罪の芽を嗅ぎ付ける能力、どんな事件にも整然と対処する冷静さ、半澤が強いのは、あやしげな超常現象はもちろん、人という存在すら「信じず」に「疑う」から。そんな半澤がずっと気にかけてきた冷川は、今や三角という助手(兼、唯一の友人)と出会い心霊探偵として順調な様子だ。しかし冷川を過去に揺り戻す事件が…!
  • さんかく窓の外側は夜 6

    665pt/731円(税込)

    よく考えてくれ「呪い」という行動の先に「人間」がいるってことを殺人現場に残されていた「ヒウラエリカに騙された」という死者の言葉。証明のできない霊現象など、まったく信じない刑事の半澤だったが、ある事件現場の跡地で、その「ヒウラエリカ」を偶然見つける。一方、裏の稼業として淡々と呪い屋をこなしてきた英莉可は「実社会」から自分の罪が問われる恐怖に、初めて怯えるのだった。そして英莉可は自分を売った裏切り者は誰かを考え始める。もしかして…三角康介くん?
  • さんかく窓の外側は夜 7

    656pt/721円(税込)

    「おれがいちばん力もねーし世間知らずだから、積極的に皆さんの心配をしていきます」金勘定に走りがちで、安易に「悪いモノ」を利用しようとする冷川。だから三角は自ら「心配係」を買って出る。冷川の「帰る場所」になれることを目指して。そんな中、呪いの大元である闇の教団から英莉可を救い出すため、ついに「先生」と対決することになった2人は、迎、逆木、半澤と協力体制を作っていく。先生宅への潜入には、結界と結界をネットでつなげるという突飛で最先端な手段を用いるが…。
  • さんかく窓の外側は夜 8

    610pt/671円(税込)

    「あんたが悪い感情をずっと抱えてるなんて、そういうことが悲しいんだ」

    冷川と三角の事務所に暗号メモが届く。それは英莉可からのボイスチャット招待アドレスだった。英莉可は無事、教団から身を隠すことができたのだ。「先生」の正体を明らかにしようと、チームが結託して動く中、一人冷川は別のことを考えていた。
    「金も力も何もかも、直接奪いに行けばいいんですよ」
    冷川の考え方の稚拙さを指摘した三角だが、そんな三角を冷川は冷たく突き放し、呪いの池へとぶっ飛ばして…!?
  • さんかく窓の外側は夜 9

    610pt/671円(税込)

    「あの子が欲しいんだろ? 閉じ込めてきみだけのものにしなよ」

    失望と怒りで三角を呪いの池へ突き飛ばした冷川は、先生に取引を持ち掛けられていた。
    一方、三角は行方をくらました冷川の居所を探していた。
    冷川を迎えに行き、今度こそは受け止めてやりたいと決意し、迎、英莉可、逆木とともに冷川救出に向かう。
    もう戻ってこれないかもしれない身に、母から譲られた父の形見をつけて。
    覚悟を決めた三角を待ち受けていたのは――
    20年以上の時を経て、父と子、宿命の対峙。
  • さんかく窓の外側は夜 10

    690pt/759円(税込)

    「運命なんだよ。おれたち絶対。」
    先生とともに閉じ込められ、出られなくなった冷川。
    三角は、迎、英莉可、逆木、半澤の力を借り、冷川を救済するため全力を尽くす。
    先生がいる部屋に辿り着いた三角に先生は問いかける。
    「ぼくが誰だか知りたいか?」
    強い攻撃を三角は跳ねのける。
    そして遂に冷川のもとに辿り着く。
    三角が全身全霊で絞り出した言葉に冷川は――。
    愛と救済の完結巻。

レビュー

さんかく窓の外側は夜のレビュー

平均評価:4.7 827件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) 作者買いです
    〜もさん 投稿日:2024/3/27
    とにかくえっちです。性描写があるとかではないんですが、登場人物の感情変化の描写がすごくい耽美です。特に主人公が強い力に惹かれて思わず出てしまったセリフとか…心踏み荒らされてる主人公がめちゃくちゃいい。静かで耽美な雰囲気をまとった非日常が続い ていくと思いきや、勢いのあるストーリーは起承転結がしっかりとあって面白いです。終わらないで欲しい〜起承らへんがとにかく好きだった。 もっとみる▼

高評価レビュー

  • (5.0) ALL YOU NEED IS LOVE
    M2さん 投稿日:2021/8/20
    【このレビューはネタバレを含みます】 芥見下々先生が影響を受けた作品に挙げていて、ずっと気になっていた本作。呪術廻戦への影響をそこはかとなく感じました。アニメや映画にもなっています。 あぁ、それにしてもまたすごい作品に会ってしまいました。完結した後に読めてよかった。 本屋で働く三角(みかど)は昔から人には視えないものが視えていた。そこに三角との出会いを運命だという冷川が現れて‥。冷川は呪いや除霊に関する仕事をしていて、三角と組むことでさらに力を発揮します。そんな2人が依頼を受けて人々にかかった呪いを解いていく物語なのですが‥。BL作家様なだけあり、少し要素あります。苦手な方はいるかもしれませんが、それで読まないならもったいない‥。なぜ冷川が「運命」と言ったのか。これが全般を通じて非常に大きなキーワードとなってきます。一つ一つの除霊だったり呪いを解く話はコミカルな要素を含みつつ面白いのですが、そこに見え隠れするもっと大きな闇を孕んでいて、後半の物語で張り巡らされた伏線が見事に回収されていく。まさに読み返し必至の作品です。視えない側と視える側の世界を描いていることもあり、視える側の心情やその世界を理解するには、こちら側の想像力も試されます。彼らの会話や行動が意味するものは先を読まないと理解できない部分が多々あります。だから続きが気になってどんどん読み進めてしまうのです。そして突きつけられたものに、作家様の創造力・想像力の凄まじさを感じるのです。是非読んで体感していただきたい。 それにしても登場人物たちがみんな魅力的で‥。2人だけじゃなくて、半澤や迎、逆木、英莉可も。後半なんか姫を救う王子やヒーローのように見えましたよ。「わかんねー人間にしかできねぇことがある」。作中の迎のセリフですが、分からないことを受け入れるのって難しいですよね、勇気がいる。それでも相手を知りたい、理解したいと思うこと、受け入れたいと思うこと。それってつまりは愛なのでは。ただただそばにいたいと。冷川を思うと、ビートルズのAll you need is love の歌詞が浮かびます。描かれなかったもう少し先の未来も気になりました。 続きを読む▼
  • (5.0) 読み終わるのがもったいない、、、
    yukiruさん 投稿日:2021/11/10
    【このレビューはネタバレを含みます】 全巻読み終えました。す、すごかったーー!これは、心の殿堂入りです!第1巻の感想は、え、何これ、、!?すごくエロい!好き!こわいけど、すごく面白い!でした。そこからは一気です。でもずっと読んでいたくて、読み終えるのがもったいなくて、一言一句もらさないよう食い入るように読みました。冷川さんと三角くんの関係は、BLというか、「バナナフィッシュ」や海外ドラマの「SHERLOCK」を思い出しました。より、深いところで、惹かれあい結ばれている。色恋を超えている。会話と三角くんの表情がすごくエロい除霊シーンとか最高なんですが、肉体ではないエロが本当に不思議で良いです。そして何よりこの作品で素晴らしいのが、非常に魅力的で、実在してるかのように生き生きした人物たち。冷川さんのようなキャラを生み出せる作者様には感服しかない。第5巻で生い立ちが明かされたときは度肝を抜かれました。こんなダークヒーローは見たことない。この人、めちゃめちゃがんばってきたし、見た目以上にがんばって生きてるんじゃないかって。半澤さん、迎くん、逆木さんの3人は「中身の伴った大人の男」で、本当に頼もしかったなぁ。大好き。半澤さんは父性と人間愛が素晴らしくて。最終巻の「本当にはお前を救ってやれてなかった」てくだり、全編通して一番泣きました。迎くんの優しさに超キュンキュンしたし、逆木さんのぶっきらぼうな優しさとデタラメな頑丈さに惚れました。エリカと逆木さんのその後気になります!「あたしが殺してあげるね」なんて文字どおり殺し文句だけど、ロマンティックになりそうでならない2人が、でも、とても良かった。 すべてを言わないセリフ、最小限のモノローグ。説明が少ない描かれ方だけど、情報量はとても多く、伏線だらけだし、とても一度では味わいきれない作品。読めば読むほど発見があるし、何度読んでも面白いです。 最後にみんな救われて解放されて良かった。心から信じられる「戻る場所」を、見つけられて良かった。 続きを読む▼
  • (5.0) 巧妙に練り上げられた世界観に感動!凄い…
    パンさん 投稿日:2021/9/28
    【このレビューはネタバレを含みます】 ぬわあああーーーーーっ!!!涙が止まりませ〜〜〜ん心の震えが止まりませーーーん!!! もうすぐアニメが放送開始という事で、これはもう原作をまず先に読まねば!と思いゆっくりじっくり最終巻まで読みました。作品の圧倒的な世界観と物語の素晴らしさにあまりにも感動してしまって胸がいっぱいです、、どうしよう…興奮でまだ胸がドキドキしてます笑。気分が高ぶり過ぎて、冷静にレビューできてる気がしないんですが、それくらい感銘を受けています! 除霊師・ミステリーサスペンスというメインテーマに、セクシャルで官能的な要素も取り入れられていて、実際全っ然エロくはないんですが、ものすっごくエロかったです(え、どっち?)。特に冷川さんのセリフがいちいちエロくて。。決して恋愛物語ではないんですが、ある意味"ラブ"ストーリーだなあと感じました。そして、辛く苦しく切ない物語でもありました。どれほどどん底にいたとしても、命と愛さえあれば…。 それからなんといっても、この想像性に富んだ世界観と複雑な物語設定・構成が非常に奥深く、興味をそそりました。そして登場人物たち全員が最高に魅力的で、彼らそれぞれの過去や境遇、想いに涙せざるを得ませんでした。圧巻の最終巻はずっと号泣でした。。 ところでアニメのティザーPVも観ましたが、やーばいっすねえ…!僕の推し声優さんが主人公、三角くんを演じていらして…!!!正直原作のイメージとはちょっと違ったんですが、もう全っ然アリです、オールOK!原作ではセクシーな要素皆無(少なくとも僕はそう感じました笑)な三角くんですが、アニメでは島崎さんに吹き込まれた命によってセクシーな魅力が増した三角くんを見られそうです! こちら原作、あまりにも面白く僕の好みど真ん中だったので、アニメ版も期待してしまいますね!あ〜楽しみだ〜〜 続きを読む▼

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

見ないほうが怖い
広報:海人(シーモアスタッフ)
「見えるものを見ないほうが怖い」・・・なるほど心理。除霊系ホラーですが、怖さはほぼないドタバタコメディ。たまに幽霊の顔が怖いwゆるい霊媒師と苦労性の霊媒体質2人のやりとりがツボ。

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アニメ化

「さんかく窓の外側は夜」

【声の出演】

三角康介:島﨑信長 / 冷川理人:羽多野渉 / 迎系多:斉藤壮馬 / 非浦英莉可:安済知佳 / 半澤日路輝:三上哲 / 逆木一臣:諏訪部順一

【あらすじ】

昔から不気味なモノを「視て」しまう体質の三角康介は、偶然出会った除霊師・冷川理人にその才能を見い出され、心霊探偵コンビを無理やり組まされてしまう。「これは運命の出会いですよ」。三角に執着する冷川と、危うげな冷川を放っておけない三角。数々の事件を解決していくなか、浮かび上がる“運命”の真実とは──。

【制作会社】

ゼロジー

【スタッフ情報】

原作:ヤマシタトモコ(「クロフネコミックス」リブレ刊)

監督:安田好孝

キャラクターデザイン:安田好孝 / チーフディレクター:岩永大慈 / シリーズ構成:関根アユミ / 製作:さんかく窓プロジェクト

【音楽】

ED:羽多野渉「Breakers」

【関連リンク】

公式サイト「さんかく窓の外側は夜」

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