原作者も漫画家さんもバラバラだけど、実は『華麗なる紳士たち:悩める富豪シリーズ』という全六部のミニシリーズの5作目。原作だとシリーズ名がついてるけど、コミック化すると途端に繋がりが判らなくなるのはどうにかならないものか…(-""-;)しかも
このシリーズの3巻目はコミック化されていないのか未配信だし。(テキサス・キャトルマンズ・クラブという単語が出てきたら、シリーズ名ごとに関連作品がある)私も知らないまま最終巻と1巻を持ってた。
漫画家さんが違うと、同じキャラなのに性格が違ってみえたりするので、一瞬違和感を感じることがある。桜野先生は溌剌としたキャラを描くのがお得意なのだろう。先に岩崎陽子先生の最終巻を読んでいたため、ヒロインとヒロイン兄がだいぶ違うキャラになっていて戸惑った。違いを楽しめるのも醍醐味ではあるが。
今作は、兄に過保護にされつつも、自分の意見をしっかり持ったヒロインに、女をナメてた甘ちゃんヒーローが絆されていく話。ヒロイン取り戻そうと必死になるヒーローがヘタレ過ぎ(笑)二人の共通の友人が協力してくれたから、ハピエンに持ち込めた感じ。ヒロインの尻に敷かれるヒーローの未来が容易に想像ついた。
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