表題作はエログロ耽美という感じで少し重い話です。軽く暴力入ってますので苦手な人はご注意を。でも甘々ハッピーエンドで良かったです。
少々クセのある絵なので最初は苦手かもと思いましたが、しっかりしたストーリーと耽美な雰囲気に浸っているうちに全く気にならなくなりました。
全体的に美しいです。脇役の和洋少女(少年)達もお人形みたいで可愛いです。
11話~「燃える恋桜」は本編に登場していた元軍人、後藤のお話です。これを読むと後藤のイメージがガラッと変わります。
本編だけのイチオシ度なら3~4くらいですが、この「恋桜」には5以上つけたいです。
何度も読み返しました。すごく良かった!
ドS鬼教官後藤中尉とカワイイ系清瀬君の士官学校生活をコメディータッチ&サディスティック(笑)に描いています。
こちらが笑えるだけに本編での後藤を思うと切ないです。余韻の残るお話でした。