ネタバレ・感想あり花婿はボス Ⅰ 赤い砂の誘惑のレビュー

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オーストラリアの奥地ーアウトバックで咲く
2017年12月25日
過酷な生活環境、ひ弱な都会人は経験のひとつにはしても、そこに住み続けるのには覚悟も根性も要る。期限付きの雇用なら、終われば帰る事が出来る。
ハルという男性は、いろいろ諦めなければならなかったろう。シティライフではなく、女性が最後まで居てくれることを。

ヒロインはどこかの地域でなければやれない職業ではないから、好都合設定ではあるが、やはり、映画に買い物に、それなりに都会生活を楽しんでもいて、なにより、生活基盤は長年町にあったわけで、アウトバックの日々とは極端に違っていた。

こういうケース、居てくれと頼まれてほだされると、第二のハルの母親になる危険はあろう。
しかし、ヒロインは、自ら、断られたら帰るところはない、という覚悟で飛び込むのだ。
こういうのを天晴れというのではないだろうか。
それが愛なんだ、だってそこからが愛なんだ、なのだろう。

心を残してアウトバックにやって来て、便利さから断絶した大地で、雄大な夕陽を見て日々牛や家の用事もして、自分の手料理に舌鼓を打ってくれる人たちが居て、気がついたら恋に落ち、結局腹を決める。
そういう人に出会えることが、普通に格好いいと思う。

瀧川先生の男性は、ちょっと馬面なのが、玉に傷。
表紙も、もう少し上下に詰まった輪郭が私は好みだ。

(絵の好みは無関係に)星は4.6位の気持ち。
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環境の違い
ネタバレ
2023年12月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 幼い頃から妹の面倒をみて育ってきたヒロインが、妹と連絡が取れなくて心配して訪ねていくのは自然なことだと思う。妹の方は姉の気持ちなどわかっちゃいなそうですが。ヒーローが幼かったヒロインが頑張ったことを労うシーンが好きです。
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しっかり者ヒロイン
2015年10月30日
ハーレクインにはめずらしい、しっかり者ヒロイン。こういうヒロインには、素直な年下ヒーローが似合っているんじゃないかと思ったけど、頑固で男くさいヒーローとの相性も意外に悪くなさそう。自分の意見をちゃんと主張できる大人の恋愛は、ドキドキワクワクはしないんだけど、しみじみと読後感に浸れるので仕事や人間関係に疲れている時には特に効く気がする。
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3.5ぐらい?
2014年3月28日
妹をロンドンへ送るため代わりにオーストラリアの奥地、アウトバックの牧場でハルのもと、給仕として働くことになったメレディス。分別のあるメレディスとカウボーイのハルはお互い意識し合うが……

お互いに惹かれ合う様子がかわいかった。結局、メレディスの行動次第というのが、男性に追いかけて欲しい私としては不満でした。
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