シリーズ第二弾ですが、第一弾の前日譚ということで、こちらから手を出しました。
富士山さんの作品は久しぶりでしたが、いつもセリフが自然でうまいなぁと感心します。
他愛もない会話が実際にありそうで、かつ思考も自然な感じがいいです。
ノンケ同士なんてくっつけるのが難しいと思うのですが、違和感とか唐突感がないです。
微妙な気持ちの変化が自然でうまい!
ゲイよりノンケ設定のほうが好き(ノンケがどうやってそっちの方へ行くのかというのを見るのが好き)なので、これはよかった。
ただ、出だしがちょっと混乱しました。
もしかしたら第一弾を読んでいたら混乱しないのかな?
矢島×カナ(彼女)、音海×涼子(元彼女)という関係性を頭に入れて読むことをおすすめ。
私は最初カナと涼子を同一人物と勘違いして読んでしまいました。
1巻と2巻は最後に別の短編が入ってます。
1巻180ページ、2巻196ページ、3巻244ページ。