身代わり設定はたくさんあるが、このストーリー、昔奔放?小悪魔?我儘?だったお友だちに成り代わるのでお友だちの黒過去が出てくる。
振り回された周囲が、過去は過去のままにしきれてない。
騙してた?と、わかったときの彼は怒りが、今までのどの女性たちに対してよりも強かった、というのがあとで説明されるが、感情がよく出ていた。この頁数でかくも人物豊富なストーリー、ヒロインの抑制的なところが、作品にさらっとした心地よい感触を加えていた。
真実をいってしまうと友達との約束が果たせない。
彼の謝りかたも良かったと思う。