プレイボーイと評判の男性と結婚したらついて回る心配事。
昔の女は今も続いているの?、とか、その外出は女と会うため?、とか、そこをどれ程設定で工夫しても、HQのお約束、彼はヒロインのことを、愛しているというのと合致する結末を迎えるなら、辿るところは限られてる。
最初のキスは強引さが全面に出すぎていて、冒頭の出会いとヒロイン提案への素っ気なさとがあるため、私には酔えず、むしろ反感を少々覚えた。
業界のライバルに出資を持ちかけるにしては、単身乗り込みの直談判というのが、手段としては上手くないように思えてしまう。
互いに相手に読み取りにくい行動を取っておきながら、ヒロインの一人相撲の、疑ったりくよくよしたり卑屈になったり。といって相手にストレートに出てはいかないしで、どうもヒロインの思考と行動に共感が持てなかった。