ネタバレ・感想あり二人で見る夢のレビュー

(4.7) 6件
(5)
5件
(4)
0件
(3)
1件
(2)
0件
(1)
0件
じっくり…
ネタバレ
2022年2月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読めます。読み込んでしまいます。とても心にグッとくるお話でした。背負っているものが大きすぎヒロインとヒーローが、段々に心を寄せていくさまに心を打たれました。ヒロインのアンナ、本当に素敵な女性でした。
何度でも読み返したいお話です。
いいね
0件
多くの人に見てもらいたい素晴らしい作品
2020年10月11日
くぼた先生の絵は独特で、他の人だったら美人に見えないとか、何かしら言いたくなってしまうところだけど、そんな事を超越した雰囲気と上手さがあると思う。
この作品は登場人物の気持ちが丁寧に描かれていて、私にはまるで声優さんがアテレコしているように、そのセリフが入ってきた。とにかくヒロインが素敵な人で、世捨て人になったヒーローの心を見事に蘇らせたクライマックスは、ドラマを見たような、満足感と続きを見たいという渇望を味わせてくれた。
いいね
0件
泣けてきてしまう。
ネタバレ
2019年8月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 物語り全体は、淡々としています。ヒーローが子どもを亡くしているのでその事を考えると泣けてきてしまいます。
いいね
0件
くぼた先生ワールドでスローな時間進行
2018年3月17日
モノローグの似合う絵柄に、切り取られたひと場面ひと場面の、湖面に起こるさざ波のようなインパクト。

都会の喧騒から隔絶された別荘地の醸し出す非日常の環境で、そこに子どもの頃から地元民として日常となってるヒロインとの淡々とした、でも、心穏やかともいい切れぬ日常が、二人の、表面には出さない奥底の心理描写の一枚一枚の積み重ねのように、じわり映し出されている。
異性を意識させられてしまうお互いが、そのひっそりした日々に立ちいって心にさざ波を立てる。
彼は苦しみから逃れられず、ヒロインは苦しみをこれ以上与えたくないのに、彼はどうしてもヒロインの存在に刺激されてしまう。
二人の緩やかな人間関係の絡まりかたが現在癒しを必要としている彼に効いてくる。
この空気感、くぼた先生のなせる業と思った。

「それでも彼を救いたい」、苦しみから抜け出せない彼、ヒロインは、もう会えないことを意味することに等しくとも、彼にもう一度幸せになって欲しいと願う。
これぞ、彼からの愛を求めない「無償の愛」。美しい愛の形。いい結末の迎え方と感じた。舞台がかったことはなくて、ただ二人は手を取った。
穏やかな大人の恋愛
2015年9月18日
淡々とストーリーが進んでくので、ハーレクインらしくないと感じる方もおられるかもしれませんが、激情に流されるだけがハーレクインではないと思うのです。特にこの「二人で見る夢」のように、落ち着いた大人同士の恋愛を描いた作品は、読んでいて穏やかな気分になれるのでオススメです。
うーん
2018年3月31日
レビューで良かったので読んだけど、くぼた先生の作品としては…。確かに大人の恋愛で静かに進んでるけど。何だろう。二人の会話の妙とか、寂寥感とかが中途半端かなぁ。
いいね
0件
レビューをシェアしよう!